見出し画像

【卒業おめでとうございます】今感じている「やりきれなさ」をつなぐ

卒業生の皆さま、関係者の皆さま、ご卒業おめでとうございます。

今回は、「卒業される皆さんに、何かメッセージを届けたい。」noteの第二弾としてマーケティング担当の辰巳がお届けします。

卒業と聞くと、華やかだったり、別れを惜しんだり、新しい決意を秘めたりという印象が強いですが、今年はそれが一変してしまいましたね。

たくさんの思いを聞いたものの、当事者ではない私が考えらえることも、伝えられることもごくわずかだと思いますが、そのようなときだからこそ、今を感じて生きていくことが大事な気がしています。

社会人10年の節目に思うこと

私は、2010年4月から社会人生活が始まり、早10年がたとうとしています。
実は、私が新社会人として初めて就職活動していたとき、リーマンショックで不景気に陥った直後ということもあり、就職活動が難航しました。

大学の同期にも、卒業間際で内定が出ない子が複数人いて、かなり重苦しい雰囲気だったことを覚えています。

かくゆう私も、100社以上応募し、やっと内定をいただけた会社は岡山の食品メーカーでした。やりたいことには近かったものの、それまでの22年間東京育ちだったこともあり、「なぜわざわざ岡山?」と就職後、その会社の両手におさまらない人から尋ねられました。

そのような中でも、その企業でいろいろな経験をさせていただけたことは、今でも感謝しています。(現在は、縁あってディスカヴァーで働いています。)

ただ、思い返すとこれまでの社会人生活約10年は「しんどい思いをして就職活動をした」その数ヶ月にたくさん支えてもらっています

このような

「あのときあれぐらい辛かったけど乗り越えた」
「あのときあれぐらい頑張ってやりきった」
「どうにもならなさそうだったけど、どうにかなった」

という体験は、そのときは本当にしんどいですが、後から振り返ると宝物のように自分を支え、新しい軸を見つける機会となりました

私の体験よりも今うんと辛い思いをし、もやもやした気持ち、やりきれない気持ちを抱えられている方はたくさんいらっしゃると思うので、このように語らせていただくのもおこがましくはありますが…

どのような思いを持っている方でも、湧き上がるたくさんの思いは今すぐじゃなくても、いつか未来へつないでいけることを願っています。

そこで、今回は私の人生にあたたかく寄り添ってくれた「思いをつなげていく本」をご紹介します。

「思いをつなげていく本」3選

ダメなときほど運はたまる ~だれでも「運のいい人」になれる50のヒント~
萩本欽一

タイトル通り、人はダメなときほど運をためているという考え方や、運を育てるために人に対して誠実に接していくこと、言葉を磨いていくことが多岐に渡って書かれています。萩本さんご自身が、学生や売れていない芸人のときに身につけたことやそれを活かして長年第一線のコメディアンとして走り続けているコツが、優しい文章で綴られています。


発酵道―酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方
寺田啓佐

千葉の酒蔵の23代目当主が書かれた実話です。最初は、安く、質の低い日本酒を製造していた著者が、日本酒と発酵を通じて生き方を大きく見直していく過程が描かれています。苦しいときにどう自分を見つめ直していくかということだけではなく、健康や日本酒自体のことも生々しく読み応えのある表現の中から知ることができます。


最後は弊社の本から…

あした死ぬかもよ?
ひすいこうたろう

あたたかな気持ちや自分を見直すきっかけをくれる本を何冊も書かれているひすいこうたろうさんの1冊。副題にもあるとおり、人生最後の日に笑って死ねる27の質問が書いてあります。自分が死ぬということを漠然としか考えられていなかった私にとっては、残りの人生をリアルに考えるきっかけとなりました。前向きに自分の人生と向き合うきっかけと希望をくれる本です。


これらの本はどれも「未来につなげる力」を秘めています。
このnoteが、あなたにとって、心地よく活力を得られる参考になったら嬉しいです。

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

改めて、ご卒業おめでとうございます。

「卒業される皆さんに、何かメッセージを届けたい。」noteの第一弾はこちらからご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?