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SES企業のコロナ前後について

コロナになった事で働き方が変わったり、市場も大きく変化しました。
コロナを経てSES企業はどんな変化があったのかを書いていきます。

コロナ前

採用関係


私の勤めていた会社は、コロナ前は未経験採用を活発にしており、3ヶ月の周期で研修をしていたため、3ヶ月ごとに新人が入ってくる状況でした。

また採用市場的にも売り手市場であったため、未経験での採用は、新卒・中途に関わらず多かったです。

現場について

新人は3ヶ月の研修後から現場に入れない人はほとんどいませんでした。
営業が強い会社ではあったので、1ヶ月の待機はまだなくはないですが、何ヶ月も待機になるということはありませんでした。(希望している案件に入れるかは別ですが...)

IT業界と言えどお客様先に出社している方が多く、テレワークしている人はほとんどいませんでした。
お客様先の会社の正社員ではないため、あまり融通の効かないところが多かったです。

社内イベントについて

SES企業はお客様先で働くため、帰属意識が薄くなりやすい、社内の人とのコミュニケーションがなかなか取れないということで、帰社会という月1回会社に帰り、催し物をしたり、研修生の発表を聞いたりした後、飲み会をするといった行事もありました。

飲み会は定時後になるため強制ではありませんが、私のいた会社は会社飲み会は、基本全て費用が会社持ちだったため参加する人が多かったです。

年に1回会社の業績発表会と忘年会がありました。
業績発表会では、ホテルや宴会場などを貸し切り、社長が会社の状況を説明したり、そのあとはご飯を食べたり、ビンゴ大会があったりしました。

忘年会は会場は毎年違うのですが、1人5000円〜10000円くらいのコースで飲み会が行われていました。

福利厚生の一環として、会社の人と2人以上で、会社の公式のSNSで人を集め、行う飲み会は、1人あたり3000円までの補助が出ました。

コロナ後

採用関係

2020年卒まで新卒採用を行なっていましたが、それ以降は新卒採用は取りやめられました。
また、中途も経験者のみの採用になったため、入ってくる人は減りました。

コロナが始まったばっかりの頃は辞める人も減りました。
SESは離職率が高く辞める人も多かったのですが、採用市場がとまっていたということで、慎重になる人が多くなったため一時的に離職率は下がりました。

2020年卒の新卒の研修は、最初は対面でしたが、緊急事態宣言が出てからはオンラインになりました。

現場について

2020年卒の新卒は6人入ったのですが、3ヶ月研修後、現場に入れたのは、大学でも情報系を学んでいてプログラミング経験のある1人だけでした。

他にも、ヘルプデスクの案件でこちらは新人もOKの案件だったため、1〜2人の枠に50名を超える希望者がいたそうです!
そのくらい新人の現場決めは、厳しくなっていました。

コロナで止まってしまった案件や予算削減などで現場を退場せざるをえなくなった方もいました。
私は保険業界だったので、コロナ対応で忙しくなった一方、業界によっては仕事がなくなり、現場を探してもなかなか見つからないという大変な思いをした方もいました。

コロナになってからは、テレワークの動きが活発になり、現場によりますが、毎日テレワークをしている人もいましたし全くテレワークをしていない人はほとんどいないような状態になりました。

社内イベント系

コロナになってからは、帰社会は中止されたため、同じ会社の人と何かするということがほとんどなくなりました。

もちろん飲み会もなくなりましたし、社内の交流はかなり減りました。

ただあまりにもコロナがおさまらないため、社内でオンライン飲み会をやり、各自好きな飲食を買ってもらい領収証を提出で2000円までは補助を出すということはありました。

忘年会もなくなり2020年は本当に何もありませんでしたが、2021年は忘年会をやらない代わりに、5000円のインセンティブが社員全員、貰えました。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました😊
SES企業のコロナ前後の変化について書いていきました。

IT業界はコロナでも仕事があるイメージやテレワークしやすいイメージがある方も多いと思いますが、結局はお客様先次第ですし、イメージと違う場合も多々あります。

これからもSESの現実を体験を交えて書いていきます!
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