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zoom学会は難しい 【いまでは半分覆面DI室 #012】

現在Webにて開催されている、日本薬学会第141年会に参加しています。

この年会では、各所でzoomが使われています。

私はポスター発表をしたのですが、示説にもzoomが使われています。
示説時間が近づいたら、zoomにログインするのですが、すべてのポスター番号に対して、ブレイクアウトルームが設定されています。
示説時間は時間ごとに区切られているとはいえ、ブレイクアウトルームはその示説時間の該当ポスターの数だけ設定されています。何百室あるんだろう、設定した人すごいな。

そのブレイクアウトルームは、ポスター発表者つまり自分1人がログインしていて、あとは1時間ひたすら待っています。

最初の15分くらいは誰も来なかったのですが、だんだんと私のブレイクアウトルームに入ってくる人がいました。そのあとはオンライン会議と同じですね。リアルな会場でもそうなのですが、半分くらいは知り合いが雑談しにくる感じです。
ああ、なんかいいな。リアルな学会を思い出してきます。

それから、シンポジウムを聴講していたのですが、
やはりWeb講演に慣れていないからなのでしょうか、
うまくいっていない方が多いですね。

自分も昨年、WEBセミナー講師で大失敗したことがあります。
やはりzoomでのセミナーだったのですが、
参加者が増えてくるにつれてPCに負荷がかかり、
途中でzoomが落ちてしまい、
PC再起動してもつながらず。
先方に送っておいたパワポを映写してもらいながら、
自分はiPhoneで電話してその音声で講演、
というすごい状況でした。
見ていた方もヒヤヒヤだったろうな。

そのあとも何度かWebセミナーを経験させていただきましたが、
そのときのことを忘れずに、いろいろ勉強しました。
いくつか書き記しておきます。

1)使用するパソコンはできるだけいいパソコンで。
タブレットは少し不安です。
zoomは参加者が増えてくると、そのたくさんの参加者を表示させるために重くなります。
ウェビナーだったら大丈夫なんですけど、参加しないとわからない場合ありますよね。
できるだけマシンスペックの高いパソコンで。
タブレットで失敗している人もよく見かけます。
何もなければ大丈夫なんでしょうけど、不慮の事態に対応しにくいのかもしれません。
私も失敗してから、PCを新調しました。

2)ネット回線はできるだけ有線接続で。
無線LANだったら、極力同時につなぐ端末を減らします。
ネット回線が安定していないと、視聴者から見てスライドと音声が合わなくなります。

3)パワーポイントのスライド送りはキーボードで
今日も見かけたのですが、
「それでは始めます」と言ってから、スライドが進められない人いますよね。
マウスはポインターとして使って、
スライド送りはキーボードの矢印キーと覚えておきましょう。

4)動画はうまく流れなくても仕方ない
自分もパワーポイントに動画を埋め込んで流すことがあるのですが、
うまく流れていなかったと言われることががあります。
ネット回線のせいなのでしょうか。
視聴者は様々な手段で視聴していると思います。
動画を再生するだけのネット環境が整っていないと、
静止画になってしまったり、カクカクになってしまったり。
なので、自分はうまく表示できたとしても、
相手はうまく表示できているとは限らないことを、
頭の片隅に入れておいた方が良いと思います。

5)手元に時計を忘れずに
パソコンに時計がついているからいいや、という方、
プレゼン中に見ることができていますかね。

スマホの時計を見ればいいや、という方、
時間が過ぎたら、ロック画面になってしまいませんか。
講演中は常に表示させるようにしておきましょう。
終わる時間を確認しておきましょう。
私はスマホでアナログ時計を表示させていくことが多いです。
なんとなく針の方が見やすい。

そんな感じで、zoom学会は難しいのですよ。


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