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機械屋はまだ大丈夫 【こちら覆面DI室 #035】

週刊アプローチに連載されていた「こちら覆面DI室」を振り返って載せていますが、いよいよ2012年の最後の方の話になってきました。

忘年会シーズンです。
私も12月中に数件、予定が入っています。
皆さんはいかがでしょうか?

「今年はなかなかねー」
なんて声が聞こえそうですけどね。

(注:ここで言う「なかなかねー」はコロナ禍で忘年会ができないのではなく、MRさんが忘年会に出席することが規制されるようになってきたからなんです)

先日、医療材料の営業の方が、他の薬剤師と話していました。

「先生、なんか聞いたところによると、
薬の営業の方は接待が禁止になったみたいですね。
機械屋はまだ大丈夫ですので。」

こういう話をきくと、
機械屋さんに転職しようなんて思う人もいるのでしょうか。

DI室にもときどき機械屋さんがやってきます。
MRの訪問時間を無視して来室するので、
「あなたはMRさんなの?」
「いいえ営業です」
なんて平気で言われてしまい、困ったものです。

話はそれますが、
製薬会社の営業所に
「担当のMRさんお願いします」
と電話すると、
「いま営業に行ってます」
と言われ、
「あ、営業の方でなくてMRさんお願いします」
なんて屁理屈言ってるの...私です。

ということで、規制が始まった今年の忘年会は、
MRさんは誘っても来ませんね。

でも、医師、薬剤師、看護師、栄養士、医療事務など、
多職種の医療チームとしての忘年会。

MRが医療チームの一員になるべき存在なのだったら、
入るべきなんじゃないでしょうかね。

お金は割り勘でいいんですよ。
っていうか自腹で参加することに意義があるんです。
それまでを規制してるんだったら、
規制してる方が悪いと思いますよ。

ということで、さすがにコロナ禍で忘年会はやれませんが、
直前までは、MRさんも参加されていましたね。
2012年頃は目立たないように自主規制していましたが、
もう少しすると、割り勘なら問題なし、
ってなって来るんですよね。

「こちら覆面DI室」は休刊となった週刊approach誌に連載されていました。そのコラムを少しだけ改編して掲載しています。

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