全23種/LOGOラフ全案まとめ|ディレラボlogoプロジェクト Vol.1
前回は、ディレクションLABOの正式ロゴ・プレゼンテーションから、コンセプト詳細を発表しましたが、今回のnoteではプロジェクト開始後まず最初に募ったラフ案を全公開します。
前回でも少し触れましたが、今回のロゴはみんなで話し合って一つのロゴを作り出したわけではなく、各個人がそれぞれの解釈でコンセプトやテーマを決めて発表し、その中から正式ロゴを決めるというスタンスで行いました。
前回の記事はこちら→ 『プレゼンテーション/ディレラボLOGO』
実際に入ってみてディレラボをどのように感じ、そしてロゴを作る上でどのように考え、どう表現するのか。つまり感覚的な部分を、コンセプトとしてどう言語化するのか、ビジュアル(ラフ)としてどう視覚化するのか。
この、無から有を生み出す過程をオープンに共有することで、互いにとって大いに学びになると考え、はじまったのが「ディレラボlogoプロジェクト」です。今回はその第一弾(Vo.1)として、最初に述べたようにラフ案を全公開します。14人23種のラフ案をどうぞご覧ください。
ルール
今回のラフ案は下記のルールの下、発表しています。この制限の中で各自どのように発表するのかも一つの見所です。
・ロゴはラフスケッチ(手書きなど)でOK。
・一人何案でも提案可能。
・一案につき「Slackテキスト打ち+画像×1枚」のフォーマットで提出。
それでは以下からラフ案を全公開します。掲載の順番は、実際の提案順序の通りです。
(内部の人間にしか分からない等の理由で一部文章を変更しておりますが、基本的に原文のまま掲載しています。)
ラフ案No.01
提案者:ヒカルデザイン
ディレラボロゴ案:電気回路図
[ディレクションLABO]=[問題解決の流れ・思考の流れ・メンバー間の議論の流れ]など、[流れ]と考え、モチーフを[電気回路図]にしました。
モチーフの意図
電化製品が動くには、コンセントや電池から[電気]が供給され、内部の回路を伝わり、結果として光ったり動いたりします。
電気回路図は、その目に見えない[電気の流れ]を表しており、ディレクションそのものや、ディレクションLABOにおける見えづらい[流れ]の部分を表現するのに最適と考えました。
例えば、Zoom会議の[議論]は[抵抗]であり、[プロジェクト]や[部活]は[電池]であり、各メンバー[個人]が[スイッチ]であり、形となった[結果]は[ランプ]です。
ロゴについて
2単語の初めの文字である[デ]と[L]に[電池]の記号を、文字の繋がりには[スイッチ]の記号を、各所に[抵抗]を備えて、最後は[ランプ]が点灯するイメージです。
電気回路図の記号は様々あるので、これらを意図的にしっかり組み合わせて、ロゴタイプに[秘密の暗号]的に意味をもたせるとロマンがあります
単純な線と記号なので、モーションロゴで動かしたり、「ディレラボ」の様な短い表記など、使い勝手も良いかと思います。
ラフ案No.2
提案者:ハナ
ディレラボロゴ案提出します!
ディレクションを楽しく学びたいという思いもありゲームのビジュアル案を採用しました。
ラボ内での思考のひとつひとつをテトリスのブロックに例えロゴにブロックイラストをいれてみました。注目度があがり目にした人々に広く認知されやすい効果が期待できます。
ロゴとしてまとまりを持たせられるよう、コンパクトに積み上げた形にしています。カラーを色々変えたり積み上げる形を変えても面白かったりグッズとしても展開できるんじゃないかな〜と思っています。キーホルダーとかにしたら欲しい。ブロック角は丸みを持たせて可愛くなるようにして見ました。フォントはちょっとまとらなかったので課題のままです。
ラフ案No.03
提案者:masa
ディレクションLABO ロゴ提案 byMR,BRAIN
■テーマ
LABORATORY【実験室、試験所、製造所、研究室のような意味として】
ディレクションLABO(以下ディレラボ)はディレクションについて研究し発表することでその価値広め個または社会に浸透させる実験場であると言ったメッセージを絵でわかりやすく伝えたい
■図案意図
メンバーで話し合い、意見や思考、経験値などすべての知見を混ぜ合わせ融合し排出する3種類のビーカーやフラスコで個性を表現し融合したものが爆発のように拭き上げて排出されたもの中に「ディレラボ」のロゴタイプがある
この図式によって「学び合う」「フラット」「友好」「外へ活かす」などすべての要素をまとめてイメージしている。
なおかつ新しいものを生み出そうとしているとか、ラボ内でも出ていた化学反応を起こすなどのイメージによるメッセージが伝わる事を意識しています。
■課題
実験?研究?とか小難しいことをしているのか?
と言った印象を持たれてハードルを上げる可能性もあるので、ブラッシュアップ時にどこまでポップにするか?というあたりが課題です。
ラフ案No.04
提案者:Andy
ディレクションLABO ロゴ提案A
モチーフ
ディレクション・ラボの頭文字である「D」と「L」
コンセプト
ディレクション=方向性付けという定義から、正しい方向を指し示す矢印をイメージ。
その矢印をディレクションラボの頭文字であるDとLを組み合わせることでシンプルに表現した。
複雑かつ、様々な問題や課題をどう解決するか、がディレクション最大の課題と捉え、その解決策をシンプルかつ分かり易い矢印として提示することで、ディレクションの本質そのものを具現化したビジュアルに落とし込もうと考えた。
シンプルであるがゆえに揺るぎない、ディレクション・ラボの活動そのものを象徴するロゴビジュアル。
備考
テキストフォントは5周くらい回って戻ってHelveticaです。
フォントだけでなく、ロゴの造形も合わせて、デザイナーさんと組んでブラッシュアップできたら嬉しいです。
もし、興味はあるけど一歩踏み込めずに見ているデザイナーさんいらっしゃるなら、ぜひコラボしませんか?
コンセプトワークからもう一度やり直してもOKです!
いつもいるレギュラーメンバーではなく、入りたいけど躊躇しているかた、DMで構いませんので連絡ください( ´ ▽ ` )ノ
よろしくお願いします!
ラフ案No.05
提案者:Andy
ディレクションLABO ロゴ提案B
モチーフ
ディレクターの集まり
コンセプト
一つ一つの線はディレラボ参加者各々のディレクション、価値観、あるいは考え方を表す。
それを均一に配置することで、ディレクションラボの理念(運営方針)である「フラット」「友好」を象徴している。
また、その線はいろんな場所(方向)から集まり、同じ方向である上部へと伸びていく。
それはつまり、ディレクション・ラボにおいて、様々な価値観を持ったディレクター達があつまり、様々な意見交換の中で最終的には同じ方向を目指すというビジョンを表現している。
さらに、左右対称の3本線を上下にずらして配置することで3D感を演出。
平面的な二次元(オンライン会議)だけの集まりではなく、その熱量は三次元(リアル)での活動にまで拡大するイメージを盛り込んだ。
ディレクション・ラボが体現すべき理念とビジョンを融合させつつ、可能な限りシンプルなロゴモチーフへと落とし込んでみた。
備考
フォント、ロゴ造形も合わせて、デザイナーさんと組んでブラッシュアップできたら嬉しいです。
もし、興味はあるけど一歩踏み込めずに見ているデザイナーさんいらっしゃるなら、ぜひコラボしませんか?
コンセプトワークからもう一度やり直してもOKです!
いつもいるレギュラーメンバーではなく、入りたいけど躊躇しているかた、DMで構いませんので連絡ください( ´ ▽ ` )ノ
よろしくお願いします!
ラフ案No.06
提案者:yuri
・ディレクションLABOロゴ提案
・テーマ
灯台です。オンライン飲み会のときに、ディレクションを灯台で例えてくださったお話と、ラボ内で投稿された記事から、発案しました。
・図案意図
ディレラボからの発信が、世界に漕ぎ出し挑戦する人の道を照らす。その人が迷ったときに、ヒントを提示してくれたり、相談できたりする存在。灯台の土台は、ディレラボのメンバー一人ひとりがしっかりと支えている。
・感謝
私は普段ロゴを作ったりしないのですが、皆さんの素敵な提案を見ていたら”私も挑戦したい!”と思いました。できあがったのは未熟な提案ですが、挑戦し夢中になる楽しさを味わえました! この機会をくださったディレクションLABOと、刺激をくださった皆さんに感謝です!
ラフ案No.07
提案者:フロップデザイン
ディレクションLABO ロゴ提案A
モチーフ
ディレクション・ラボの頭文字である「D」と「L」
コンセプト
・SlackやFacebook、Twitterで映えるように正方形におさめました。
・「D」と「L」をモチーフに「交わり」と「ハート」をイメージしました。
・わかりやすく「カタカナ」の文字を添えました(アイコンとして使う時は外して良いと思います。
・男女ともに気に入って貰えるバランスにしました。
みんながハッピーな気分になれるデザインだと良いな。
ラフ案No.08
提案者:高橋 奨
ディレクションLABO[案1]
#ビジュアルコンセプト
①お互いのジャンル、考え方、個性を尊重し学び合いクリエイティブの価値を広めている
②フラットであり友好な関係性を表している
③ディレクションを科学している
#ディレラボの 「本質」から表現
様々な個性の掛け合わせを尊重するコミュニティである事から「色の重なりあい」を軸に表現しました。
グラフィック、WEB、プログラミング、ライティング、マーケティング等の様々なクリエイターが集う場所であり、ビギナーから上級者まであらゆるチャレンジャーの存在を認めコラボレーションしているのが色の重なり合いです。
色の重なりから生まれる新しい色(価値)は無限です。
#バランス 「黄金比」
一見すると不規則なバランスに見えますが、
根拠のある(美しい)配置とするべく黄金比の配置を元に組み込みました。
これは基本方針でもある、学んだ事を体系化し「外へ活かす」ことを意識したアウトプットでもあります。
私たちの活動は再現性の無いアウトプットをするような「内輪でしか成立しないコミュニティ」ではありません。個人個人がディレクションを科学し、発言し、力を蓄える事で、どこでも再現することのできる黄金比のような本質を持っています。
また、青、赤、黄色は全てほぼ同じ面積であり、お互いが「フラットな存在」であることを表しています。
図形は四角・丸の2種類ですが、他の図形を入れるかは次の課題です。
#フォント 「silom(仮)」
「視認性を大切にしたい」と考え、太めの書体かつブラック100%としました。
どのようなフォントにするかも次の課題です。
#プロセスカラーで構成していますが 、
次のステップでは色そのものが持つ意味合い(例:知性、誠実→濃紺など)を考慮した配色にトライすべきか?を検討課題としています。
ラフ案No.09
提案者:MIKA
①【ワクワク案】
ディレクションていろいろな形がある。
ディレクションをする人もそれぞれ。
どこに座っていても立ったままでもどこから顔を出していてもいい。
1人でも2人でも小さくても大きくても参加のしかたはたくさんある。
どこからのぞいていてもいいし、応援だけでも、やってみてもいいよ。
でもディレクションは人がする。なぜならそれは考えることだから。1番大切なのは人。
そして人が集まって考えると笑顔になる。
ディレクションて考えるだけでワクワクするから。
かわいい感じと手描き感を出したかった感じです。
やさしさを出したいのでディレクションをひらがなにしてみました。
ラフ案No.10
提案者:MIKA
②【灯台案】
灯台案はもともと「ディレクションを例えてみる」に書いたようにディレクションは灯台。
迷ってる船に正しい道を示してくれる。
大海原に出て行く船を応援する。(そのために育てる)
いつでも帰ってきて(または来て)いいようにいつでも立っている。存在している。
見えてない人に光を与える。
ラフ案No.11
提案者:MIKA
③【風船案】
LABOは風船。(風船に見立てる意味)
風船の中には何が入ってるかな。
空気かな、酸素かな。
謎の液体かもしれないな。
おもちゃかもしれないな。
この風船は割れるのかな。
風船が割れたら何が出てくるのかな。
割れた風船どうしの中身は混ざり合ったりするのかな。
混ざり合ったり掛け合わされたりしたら何ができるのかな。
割れない風船もあるかもしれないな。
割れても割れなくても風船の中から何か出てきても出てこなくても、
このLABOというチームがディレクションを支えているよ。
ラフ案No.12
提案者:MIKA
④【大樹案】
個人ではみんないろいろな方向を向いたり、折れたり短かったりするけど、それをディレクションLABOが支えている。
大きな樹、大切な樹のイメージ。
「天空の城ラピュタ」の大樹のイメージ。
絵が下手ですみません。
ありがとうございます。
よろしくお願いします。
ラフ案No.13
提案者:セキ リョウスケ
ディレクションLABO ロゴ案
テーマ:ハタジルシ(旗印)
ディレクションとは、正解がない中で正しいと思える方向に旗印を振ってしっかり導いてあげる役割がある。そしてディレクションLABOも、クリエイティブの価値を広める事で、様々な業界を正しい方向に向かわせる旗印となりたいという願いを込めて。
デザイン意図
directionLABOという文字は、手書き(カリグラフィー)感にする。
これは、考え事をしている時の手書きのメモや、ディレクション指示を出す時の手書き感、または手書き(完成までの途中)で、現在進行形でディレクションしているという意味を込めた。
また、ディレクションという言葉を身近にしてほしいため、硬さを感じさせないイメージにしたかった。
ブラッシュアップに向けて
パッと見の印象で、もう少し楽しさを出したい。手書きの感じで丸みやハネなどでリズム感を少し強調したり、もしくは色味を使って少しだけポップにしてみるなど。
ラフ案No.14
提案者:フロップデザイン
ディレクションLABO ロゴ提案B
ざっくりとたたき台を考えました。
モチーフ
・四角(ラボ=部屋のイメージ)
コンセプト
・イメージカラーが必要だと思って紺色にしました。(セキさんのアイコンから)
・シンプルに紺色の四角(部屋)にドアにしました。
・「D」の文字と「L」の文字を入れています。
・文字はラフな手書き文字が希望です。
「アオハルかよ」みたいな伸びやかなのがいいな。
もう少し、シンプルにしたいです!
もう少し、明快で明るい感じにしたいです!
ラフ案No.15
提案者:TAKUYA NISHI
ディレクションLABO ロゴ案ー①
概要:
ロゴを考える上で、今後SNSやweb、バナーなどにも展開しやすいように、シンボル(アイコン)とディレラボとひと目で分かるパターンなどがあるといいなと思い、シンボルとテキストロゴのセットで考えました。普段デザインは一切しておらず、コンセプトワークの経験から考えたので、デザイン面でブラッシュアップできると嬉しいです。
デザイン意図:
ディレラボは様々な特性をもった人が集まる場なので、ディレクションとクレヨン(シャレですw)をかけて、色が重なってる、マスキングテープが重なってるような表現ができればと思ってます。
あとは色の使い方でポップさや多様性を表現しつつ、バランスの良さからゴシック調にしてますが、シンプルだけど力強さも訴求できるといいかなと思ってます。
シンボルは、テキストロゴから切り出して、SNSのアイコンやバナーのマークなどで使えるといいかなと思ってます。
ラフ案No.16
提案者:TAKUYA NISHI
ディレクションLABO ロゴ案ー②
テキストだけで特徴出すときのパターンをいくつか考えました。(デザイン面は自信ないです)
意図としては、ディレクションはプロジェクトによって、期間が長いもの、役者が多いものなど多種多様な案件を円滑に繋いで進めていくということを表現するために、テキストの間に不規則に線を入れたり、Cは前に進めていくということを表す矢印をモチーフにしてます。
こういうディレラボ独自のデザインがあると、他で展開したときもディレラボ発信というのが分かりやすくなっていいかなと思います。
ラフ案No.17
提案者:TAKUYA NISHI
ディレクションLABO ロゴ案ー③
概要:
①と同じく、シンボルとテキストロゴの組み合わせですが、主にシンボル案として提案します。テキストロゴはブラッシュアップできれば嬉しいです。
デザイン意図:
ディレラボは、単に内部だけで知見共有をするコミュニティではなく、外部にも様々に発信していくと思うので、「クリエイティブの発信基地」としての“電波“をモチーフに考えてみました。色などは仮で、Dの部分をもう少し工夫したいです。(出来る限りWi-Fiぽいようでぽくないようにしたいですが)
CとDでテキストの添え方は変えてますが、Cはより電波ぽく、Dはwebメディアでの発信を想起させるRSSのイメージも取り入れてます。
ラフ案No.18
提案者:QAZ
ロゴを作成するにあたって「ディレクション」の紐解きや定義が必要と考えました。「ディレクション」について調べてみたところ、次のような定義(?)がみつかりましたので、それをもとに考えてみました。
①ミッションの発見
②コア・アイデアの確定
③ゴールイメージの設定
④アウトプットのクオリティ管理
※「すべての仕事はクリエイティブディレクションである。」古川裕也 著 より
コンセプト:上記の①〜④を「旗をたてる場所を示す、旗を描く、旗を立てる、旗振り役となる」と解釈できると思ったのがアイデアの出発点です。
デザイン:「D」と「L」を抽象化したグラフィックで旗を構成し、上記の意図に加えてディレラボ自体も旗印となる意思を表現しました。
英字表記のロゴタイプは、正式には大文字なのだと思いますが、少し柔らかい感じを出したく、いったん小文字で作成しています。
パワポでざっくり作成したものなので、シェイプやバランス、カラーリングは要検討。また、書体もwinに入っているものから選択しているので再考が必要と思います。
懸念点は、どうにも既視感があるところです。
ラフ案No.19
提案者:QAZ
2案目です。
「ディレクション」を「全ての物事を、いい方向に変化させられる技能」として考えました。「いい方向に変化」をもう少しブレークダウンすると、機能、推進、再生、進化、などのキーワードがあげられると思います。
コンセプト:MOVE
上記を踏まえ、「進む方向を決める」「世の中に深く刺す」「動かすことに責任を持つ」をでメッセージしたいと考えました。
デザイン:「進む」「再生」といったキーワードをもとに「Play button ▶︎」で表現。▶︎の形に合わせてディレラボの頭文字である「D」と「L」を配置しています。
また「Play button ▶︎」には「楽しみがはじまる」きっかけとしての機能があるので、ディレクションおよびディレラボが、社会を面白くするきっかけになりたい、との意図もあります。
先ほどの案と同様に、パワポでざっくり作ったものなので、ディテールの調整やロゴタイプの再考をデザイナーさんにお願いできればと思います。
ラフ案No.20
提案者:高橋 奨
ディレクションLABO[案2]
# ビジュアルコンセプト
①お互いのジャンル、考え方、個性を尊重し学び合いクリエイティブの価値を広めている(変更なし)
②フラットであり友好な関係性を表している(変更なし)
③ディレクションを 表現 している
# ディレクションとは「道を示す」こと
前回になかった、ディレクションそのものを表現するモチーフを意識しました。
それがコンパスです。道を示すとても大切な指針です。
コンパスは上下左右の向きを10度傾けています。
菱形そのものがありふれた形なので、遊び心を出したいと思ったこと。
これはデザイン界の巨匠、上条 喬久さんの手法を参考にさせてもらいました。
傾きは右側にすることで、右肩上がり(上昇志向)のイメージです。
前回の案に引き続き、色とりどりのカラーを使うこと、同じ面積であることは、「フラットな関係性、個性を尊重する事、可能性を意識」しています。
# ポップ!
前回のロゴ案は理論的な思考が中心でした。
そこからいくつかの本を読み、先人たちのクリエイティブワークから学んだ大切なことは、もっと直感的なものであること、遊び心があること、対象者にわかりやすいこと、でした。
工夫した点は、
・サークルは二重にすることでエンブレム感を出す
・書体は親しみやすさを出す
・なるべくシンプルに
以上の点になります。
共通して意識したことは「親しみやすさ」です。
正方形に収めることも使いやすさの面で重要であることを意識しました。
# 課題
・書体は手書き風もしくはフォントを加工してマークのようにしたい
・エンブレムの造形を追求する
個人的にはシンプルなロゴでありつつ、躍動感を持ち、視認性がある、というのが着地点です。
ラフ案No.21
提案者:柘植 恵月
ディレクションLABO ロゴデザイン提案
■テーマ「パズル」
■コンセプト
個々が持つ異なるピースを、選び、繋ぎあわせていくことにより、ディレクションによるクリエイティブの価値を広げていきたい。直接は繋がらないピース同士も、間に別のピースを噛ませたら繋がることもあるし、そこから思いがけない形に変わることもある。
■課題
パズルというと、決められた枠内に収めてつくるというイメージあるため、そのイメージがディレクションの可能性を制限してしまうことのないよう、ブラッシュアップすることが必要。
ぎりぎりの提出になりました… よろしくお願いいたします!
ラフ案No.22
提案者:KUDO
ディレクションLABO ロゴ案
・テーマ: 「パーツ」
僕の中でディレクションとは、様々な「パーツ」をと正しい方向へと導き、「ひとつのモノ」として成り立たせることなのではないかと考えています。
またディレクションLABOというコミュニティーも、ジャンル問わず様々な人 (パーツ) が集まって初めて成り立っている (ひとつのモノ) ものだと考えています。
「パーツ」1つの力では不可能でも、複数の異なる「パーツ」が集まれば可能にできる
そんな思いを込めデザインしました。
・デザイン
「パーツ」というコンセプトのもと、ディレラボLABOの文字一つ一つを、複数の「パーツ」で表現。
パーツ1つでは意味を持たずとも、集まることでひとつの意味を成す という意味を込めました。
多種多様な素材で作れるということも表現するため、ここではLEGOにてロゴを再現してみました。
ラフ案No.23
提案者:トモクサ
ディレクションLABOロゴ案
デザインコンセプト:
ディレクションは共に考えたり時には先導したり、方向を定めて進めていくことだと思います。
そこで、コンパス(方位磁針)をモチーフに、迷いの中でも方向を指し示し、一緒に歩むという思いを込めて、DIRECTIONの頭文字のDをこの形にしました。
カラー:
引っ張っていく強さ、戦隊モノのリーダーは赤が多いこと。
タイポ:
これからの広がりをイメージして平体がかった文字を作成しています。
重心を低くし、少し柔らかいイメージにしています。
よろしくお願いします。
派生案A
2つの三角はLABOのフラットな関係性と思いに寄り添うというイメージを含んでいます。
シンボルとロゴを切り離したパターンです。
よろしくお願いします。
派生案B
丸の中に入れ、よりコンパス感を出しています。
ーーーーーーーーーーーーー
以上がラフ全案となります。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
同じ対象(今回はディレクションLABO)であっても、捉え方やどこを切り抜くかでコンセプトやテーマも変わり、結果デザインも大きく変わることがお分り頂けるかと思います。
さて、ここから実際どうやってプロジェクトが進んだかと言うと、ここで一次選考を行い、結果7案が最終選考に進むことになります。最終選考に残った案はブラッシュアップを行い完成形のロゴを発表することになります。
次回のnoteでは、どの案が最終選考に残ったのか、そしてどうブラッシュアップされたのか、完成形はどんな感じになったのかを公開する予定です。お楽しみに。
以上、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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