見出し画像

IB生が受ける地理の授業!!

IBの科目選択の手助けという目的で授業の様子・内容を書くものです。
今回はバンド3、社会科の科目選択の一つである地理についてです。
このバンドは実際に私が一番迷ったバンドです。学校によって授業の形式が違ったりもするので参考程度の記事です。あくまで一例です。

スケジュール

我々の学校は1授業50分で一日7限分の授業があります。
そのうちStandard Levelの地理は週4時間、授業を受けます。

地理の授業の内容

地理の授業の1つ目の単元は人口や経済の内容について扱います。
例えば人口分布や人口ピラミッドからGDP(国内総生産)・GNP(国民総生産)やPPP(購買力平価)など経済的な関係の内容にも触れます。

2つ目の単元では気候変動の内容について扱います。
二酸化炭素の排出やその影響について炭素税などの内容が出てきます。より持続可能な社会にするための取り組みなどを見たりもします。

他には川や水についての単元があったりもあります。
川の形成やジオエンジニアリング(ダム・植林)などについて学びます。

授業のスタイルですが、私たちの学校では地理は基本的にスライドを見て内容についてインプットし、問題を問いたりちょっとした課題が出るスタイルです。
さらに、1つ、私達の地理の授業での大きなイベントは調査です。我々の学校では実際に習った内容に関するフィールドワークがあります。実際に計測や観察をしてそのデータがどの程度モデルや説と同じなのかを検証したりもします。
それ以外に関しては教室の中でスライドで学習したり、問題を解き、理解を深めることに時間を使っています。

そんなIBの地理の授業ですが、テストにおいて大事なことはケーススタディをある程度、頭に入れることです。地理のテストではあるステートメント、例えば、「地球の土壌の質、生物の多様性を脅かす一番の恐怖は人口増加である。」に対して議論しなさい。のような問題がでます。(Essay questions)その時に、ケーススタディを覚えていると、強い・説得力のある議論が展開でき、点数に結びつくこともあります。(自分のイメージ)そのためテスト前はケーススタディを頭に入れながら学んだ概要を再度復習していったりする人が多い印象です。
https://www.iitianacademy.com/ib-dp-geography-patterns-in-environmental-quality-and-sustainability-paper-1/ 上に書いたテストに出得るステートメントはこのサイトに乗っていた例題を翻訳したものです。


以上がIBの地理の授業に関するものすごくざっくりした説明です。すごくざっくりとした解説でしたが少しでも参考になればと思います。科目選択は重要な分かれ目なので慎重によく考えて決めてもらえたらなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?