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熱帯植物のふしぎ|ウガンダ生活
今週もこんにちは。日本はもうめっきり寒いみたいですね。帰国したら鍋が食べたいです。豆腐と白菜が入ってるやつ。
アフリカにいると、人もそうですが、自然も日本とぜんぜん違うな〜と思うことがあります。特に植物。「どうしてこんな形をしているんだ!」「こんなに大きいんだ!」と見るたびにびっくりする。今週はそんな植物についての話。
サイズのふしぎ
その筆頭がジャックフルーツです。でかい。そして重い。食用にできる果実の中では世界最大で、ものによっては50kgにも達する。クワの木の仲間で、しっかりした食感からベジタリアンの間では代用肉として人気が高いとか。
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パパイヤも同様です。理科の知識をひっくり返すと、果実のもとになるのは花(子房)でした。ジャックフルーツもパパイヤも花自体は小さくて可憐なのに、あとに果実が生ると、なんで急にサイズが大きくなるんだろう・・・。
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果実の役割は中に入っている種子を守ること。でも、ここまで大きくする必要があるんでしょうか。動物に食べてもらう想定なのかな?
雌雄同株のふしぎ
もう一つ昔から気になっているのは、雌雄同株というやつです。一つの株に雌花と雄花がつくのが雌雄同株ですが、自分だけで受粉できる(自家受粉)なんて人間ではあり得ないこと。生物として最強じゃん、と思っていました。
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てっぺんにある稲穂のようなものが雄花、
実の根元にあるのが雌花です。
でも実際には、いろんな仕組みで植物は自家受粉を避けるそうです。トウモロコシの場合だと、雄花から花粉がでるタイミングと、それを受粉する雌花が成熟するタイミングが少しずれるらしい。
これがなぜかというと、自家受粉はやっぱり遺伝的に多様性がなくなって、種の存続に不利になるからだといいます。面白いですね〜。
人間のふしぎ
![](https://assets.st-note.com/img/1701282181394-FJbvzQkDHi.jpg?width=800)
最後はパピルス。カヤツリグサ科の水草で、湿地で見かけます。紙(paper)の語源になったので、名前は有名ですね。頭ボサボサ。よくもまあこれで紙を作ろうと思ったもんだとうなりますが、紙にするのは髪の毛ではなく茎の部分。
面白いサイトを見つけました(下リンク)。茎の皮を剥いで潰して、十字に組んでプレスしたらくっついて紙になるみたいです。植物も不思議ですが、それを使おうとする人間もたいがい不思議ですよね。
植物は奥が深いです。時間を作ってちょっとずつ勉強できたらいいなあ。
(おわり)
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