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日記がわりに暮らしのサイエンス

今週もこんにちは。昨夜日本に帰ってきました。暖かくてびっくりしたけど、今日は寒いですね。

日常であれっと思ったことを調べるのが好きです。ミクロな生活を深く知ることはマクロな世界を知ることだと思うから。
そんなわけで今週は最近調べたメモを日記がわりに。

ある日の帰り道。ウガンダにて

エールとラガーの違い

飲み会の席で「好きなお酒を語れると楽しいよ」と人に言われ、とっつきやすいビールのことを調べた。ビール製造にはしこんだ麦汁に酵母を加えて発酵させる過程があり、この発酵のやり方でエールとラガーが決まるそうだ。

高温で発酵させると、発酵が短期間で終わりずっしりした飲み応えになる。これがエールビール。逆に低温で長期間じっくり発酵させると、すっきりした飲みやすい味わいのラガービールになる。

なるほど、だからよなよなエールは濃厚でキリンラガーは飲みやすいのか。エビスはどっちかなと思ったら、ピルスナー(ラガーの一種)だって。

エダマメとダイズの違い

多和田葉子さんの本に出てきたので調べる。違いはない。未熟な緑色のダイズをさやごと収穫して茹でたのがエダマメだそうです。

つまりウガンダでもエダマメが食べられるってことだけど、サヤのまま茹でるのは見たことがない。お店出したら、流行るかな?

玉ねぎと新玉ねぎの違い

これは早生(わせ)晩生(おくて)の読み方を仕事で調べたときについでに出てきた話。野菜や果樹を育てる時、同じ作物でも品種によって播種から収穫までの日数にはバラツキがある。相対的に早いものが早生、遅いものが晩生(早晩性)。

新玉ねぎは早生、つまり収穫が早いタイプの玉ねぎらしい。早生のものは種まきから収穫まで8ヶ月、晩生になると9ヶ月ほどかかるみたいだ。3〜4月頃に収穫ができる早生品種を新玉ねぎと呼ぶ。

早生のものは皮が薄くて貯蔵には向かない分、生で美味しく食べられる。だから新玉ねぎのサラダは美味しい。


文化人類学者の清水透さんは頭にぎゅうぎゅう詰め込んで、実感と結びつかない知識を「感じることのない知識」とたしか呼んでいました。

逆を言えば、疑問をもって何かを調べることは「感じる知識」を増やしていくことなのかなと。それって人生を楽しむ方法のひとつだなあと思ったりするのです。

(おわり)

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