自分の原点を探ってみる【Ru-rex#4(番外編)】現代的な恐竜の口に合うものは
こちらのゆるい続きになります。
タイトルは「Co chutná moderním dinosaurům(現代的な恐竜の口に合うものは)」です。2021年9月の制作です。
最初の三話で「私とDinoの分裂の経緯」は説明し終わったのですが、トリオの最後のメンバー、ウサギがどうして加わったのか、の説明がない…と思い、これまたこじつけで考えたエピソードです。
餌として引っぱりだしてきた、という何だかひどい話ですが。
実のところ、私・Dino・ウサギのトリオのイラストを描き始めたときにはウサギを加えた明確な理由はありませんでした。二人だと寂しいから、くらいの感覚だったと思います。特別ウサギ好きというわけでもありません。
恐竜とウサギ、恐竜とウサギ、と考えていたら、思い出したことがありました。
2007年、プラハ芸術アカデミー(映画学部・アニメーション専攻)の二年生だった時の二作品。
一本目にはウサギ(たち)が登場。タイトルは「Bon voyage」です。
二本目には恐竜が登場します。タイトルは「Evino ovoce aneb docela rychlá evoluce(イヴの果実もしくはかなり急速な進化)」。(ちなみにこの時の恐竜は草食。)
どちらも画質も音質もひどいし、展開のスピードも粗削りだけれど、今でも制作に関して実り多き年だったな、と思っています。そんな思いを、今になって無意識に作品に反映させてしまったのではないのかと思うのです。
ちなみに1980年生まれが2007年に大学二年生?と思われるかもしれませんが、チェコ語で大学教育を受けるためチェコに渡ってから最初の3年はチェコ語習得についやしました。チェコに留学したのが2002年9月、21歳と10カ月のとき、というのも中途半端な数字に見えると思いますが、日本での大学は中退しています。
話を戻して、「恐竜とウサギ」の出どころが、恐竜少年だった小学生の頃の自分より、もっと別の自分が原点だった、というのは(自分にとっては)新鮮な発見でした。
この「自分の原点を探って、今の自分を見つめる・今の自分に活かす」というのを、もう少し深めて書いてみたいのですが、まだどう書くべきか、まとまらないので、また次の機会に。
日本帰省に使わせていただきます🦖