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浦島、創作大賞のおこぼれにあずかる。



本記事の趣旨は「創作大賞感想文」だとか、そういった類のものではありません。
ではタイトルに「創作大賞」を掲げて何をしたいのかと言うと、自慢です。

えっへんワタクシ、自分の作品を応募せずしてちゃっかり創作大賞に顔を出しているのですよ!とご報告したいのであります!
何をどうしたらそんなことができちゃうのって思われるでしょうが、私自身は本当に何もしなかったのであります!

……前置きはいいから何を自慢したいのかさっさと吐け、という声が聞こえてきましたよ。失礼しました。

ふふふ、実はみんなのフォトギャラリー(以下みんフォト)に上げてあった拙画を吉穂みらいさんが創作大賞2024応募作『眠る女』の見出し画像に使ってくださったのです!

みんフォトから自分の画像が使用されるともちろん通知が来ますが、自分がフォローしている方に使っていただいた場合、通知をチェックする前にnoteを開いた途端、目に飛び込んできます、TLに自分の絵がある!って。
今回は全十話のお話に毎回使っていただいたので、それが一週間余り毎日続いたわけです。
いやもう、嬉しくって毎回ニヤけまくっておりました。

今回使っていただいて、このみんフォトに上げている絵を載せた元の記事を自分でも改めて開いてみたのですが、「お、驚くほどシンプルな記事だな……」とのけぞりました。

noteに来て最初の一年ほどは今とは違うアカウント名で、確か一ヶ月に一回くらいエッセイを書いたり四コマ漫画を投稿したりして、どなたとも交流のないほぼ幽霊noterだったのですが、2021年の秋、「noteをもっと活用しよう」と思い立ち、取るに足らないエッセイを削除してアカウント名も本名に改名し(現在は思うところあって綴りを改造したアカウント名になっています)自分の絵の紹介を中心に活動していこうと方針を変えました。

で、その頃、手始めに自分のHPに載せている過去の絵を技法別に紹介していくことにして、その初回がこの度みらいさんに使っていただいた絵を載せた記事でした。

この記事を出した頃は本気で「文章を書き始めるとくだらない発言しかしないのだから、言葉は最小限に!絵の作品を中心に!」って決意していたのにね、人って簡単には変われないものだよね、今や長編小説にまで手を出しちゃってるよ……と、今更ながら引きつった笑いを浮かべております。

ところで今回『眠る女』で使っていただいた絵、2016年制作の万年筆画ですが、今改めて解説不足なんじゃないかと思い始め、少々補足したくなりましたので、絵のほうも再掲いたします。

『Gloria v listopadu』(2016) 30 x 42 cm 万年筆

万年筆で描いた、というのは事実なのですが、かなりの部分を水で伸ばしてぼかしています。当時の他の作品を見てみても、万年筆の線を水で伸ばしたのはこの一枚だけのようです。

興味のない方にはどうでもいい話だとは思いますが、「万年筆だけでどうやってこのぼかしを出すの?」と思われる方がひょっとしたらいらっしゃるかもと思い、遅ればせながら補足いたしました。

吉穂みらいさんには『眠る女』のあとがきでも別の絵をみんフォトから使っていただき、

喜び溢れて小躍りしております(みらいさんが毎回連載の最後で様々な踊りを踊っていらっしゃったのが「創作大賞というお祭りの片隅」なら、私は「土俵の外」ではありますが)。

創作大賞2024、実は私も五月に出品しかけて「いやいや思いとどまれ、浦島。お前の日本語は場違いにもほどがあるぜ」と引っ込めてしまったのですが、このような形で創作大賞に関わらせていただくことができ、本当に嬉しく思います。

吉穂みらいさん、この場を借りて今一度、御礼申し上げます。


自慢話のご報告は以上です。


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