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恋を詠め豆には無茶な夏課題

こちらはらべあろ企画『夏の終わりに恋を詠む』参加記事です。

今回はKaoRuが単身で参加です。
タイトル句通り、コーヒー豆氏は「恋は詠めません」だそうで。
何でも「私は博愛主義ですから独占欲丸出しの『恋』などという心情を表す言葉は私の辞書には存在しません」だ、そうで。
ああもう勝手にしてください、ですね。

ではこちらが拙参加句となります。


 炎ゆ地にて羽音せぬかと天仰ぐ
(もゆちにてはおとせぬかとてんあおぐ)

季語:炎ゆ(晩夏)


「何のこっちゃ」と思った方もいらっしゃれば「ははん」と思った方も(極一部)いらっしゃるかと。

そう、私が恋焦がれている対象と言えば!
Kavkaことニシコクマルガラス!
恋に落ちたのは二年前の秋。以来ずっと片思い。
私は貴方の表紙で二冊も本を作って、貴方について総計40万字以上の小説を書いたというのに!

未だにこの恋は一方通行。
7月8月は全然姿を見せてくれなかったじゃないの。やっぱり暗色の体の貴方にはこの日差しは辛いのかしら。

……相思相愛になったところで、我が家の庭にニシコクマルガラスがわんさかと棲息することにでもなったら、それはそれで困るんですけどね。

そう、だから私は一生片思いで満足なの。


『Jednou, alespoň jednou chytnu tvé srdce』 21 x 29,7 cm 鉛筆、水彩

ラベンダーさん、Alohaさん、この度も楽しいご企画をありがとうございます。


日本帰省に使わせていただきます🦖