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Grasshopperで小屋をモデリング#5”大梁(Brep)に小梁用の始点と終点をつくる”

小さな小屋組をGrasshopperを使ってモデリングすることで、

  1. Grasshopperに慣れる

  2. モデリングでどんな場面でGrasshopperを使えるか考える

  3. 今のスキルで何ができて何ができないかを見つける

上記を目的として実践していく


前回までは
柱の高さに追随できる大梁をGrasshopperで作ることができた




小梁をつくりたい


今度は小梁をGrasshopperでつくりたい
それも小梁のピッチをGrasshopperらしく調整できるようにしたい

ここで僕が小梁の生成をしようとしたときの
思考プロセスを書いておく


  1. 小梁の断面とピッチをNumber Sliderなどで調整できるようにしたい

  2. 断面は大梁のようにCenter Boxでいいかな

  3. Center Boxを使うならそのための曲線が必要になる

  4. 曲線を引くための点を大梁上につくりたい


というわけで
問題は大梁上にどうやって点を配置していくか
ということになる


Brep上の任意の位置で点をつくる

おそらく一番シンプルなのは大梁を生成したときにつくった曲線を利用すること

大梁をつくるCenter Boxの前段階で曲線をつくった


ただ今回はこの曲線を使わず
大梁のオブジェクト(Brep)から小梁の軸となる曲線の
始点と終点をつくれるか試してみたい



点はつくれたが整列しない

今回の記事では具体的なGrasshopperは割愛する
(次回お見せする)

ただ、小梁の配置までできたかというと実はそうではない

今のところ下図のように大梁上に点を配置できているのだが
List Itemで調べてみると
点のリストのインデックスが
小梁を架けようとする始点と終点が整列しない
(1個ずつインデックスがずれている)

List Itemで1番目のインデックスを調べてみる
曲線を架けようとするとこうなる


今回はここまで

実はこの記事を書いた時点では
この始点と終点を整列させるところまでは解決できていない

だから今回はここまで


次回の小屋のモデリングの記事は
この問題を解決してから公開したい

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