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アカウント運用の難しさと収益化

アカウント運用は非常に難しい。それがマネタイズ前提ならなおさらだ。マネタイズというのはいわゆるクレジットの蓄積であり、一日でなんとかなる話ではない。長い月日をかけてそのクレジットを蓄積していかなければならない。

数種類の無意味なフォロワー

せっかくフォローしていただいたところを失礼するかもしれないが、フォロワーにも非常に重要なフォロワーとそうでないフォロワーがいる。どういうことか?

リアル世界での集客ではないため、このデジタルマーケティングではリアル以上に無機質な関係が露呈することになる。例えば、TwitterやInstagramにもいるような相互フォローアカウントは一見重要そうに見えて何を目的にしているのかで、その重要度は揺らぐものではある。それが本当の意味で気になる相手であればその相互フォロー状態は意味のあるものかもしれないが、ほとんど互いの更新を見ていないのにもかかわらず、相互フォローしているのは長期的に見てあまりいいフォロワーとは言えない。

また、Twitterによくいるようなビジネスアカウントの量産はあまりフォローされていてもうれしくもなんともなく、実際あまり意味のないフォロワーである。意味のあるフォロワーとはその投稿に対して一定以上の興味を示すような層のことを言う。

これを言ってしまうと、現在の私のnoteフォロワーももしかしたら、あまり「長期的にいい関係」を確約できるフォロワーかどうかはわからない。しかし、その投稿者が気になっているのであればそれは投稿者からしてみれば、意味のあるフォロワーということができる。

SNSの特色

SNSをいろいろと使っていくと、それぞれのSNSに異なる文化が評されているのが分かる。TikTokであれば短編動画を大量に投稿、Youtubeであればクオリティの高い動画の投稿、Twitchであれば配信への興味関心、すべてにおいて成り上がるためのアルゴリズムが異なる中で、それぞれの違いを横断しつつすべてでなしあがることは非常に効率が良い方法とは言えません。

それよりも、それぞれのSNSの特色をすべて分析し理解したうえでアプローチを行ったほうがはるかに手短にそれらを使いこなせるでしょう。このシンプルなSNSへの理解がこれまではどこかかけていたのではないかと思うことが多々ありました。

確かに、SNSは2020年ごろから始めてはいますが、どうやってSNSを極めるかはどこにも正解がない難しいクエスチョンでもあります。芸能人やYoutuber、大手配信者やプロゲーマーなどはそれぞれの活躍の場所でのアピールを最大限生かし、自分の広告効果を最大化させています。彼らを見るとき、その活躍のプラットフォームは明らかに単一的で横断していることはないことに気づくのです。

どのインフルエンサーも「ホーム」がある

これはどのインフルエンサーにもホームグラウンドとなるフィールドがあることを指しています。自分はTwitterに向いているのか、Instagramに向いているのか、はたまたRedditなのか、Twitchなのかといった、属性ごとの得意分野は明らかにプラットフォームを選び、そこで成功した人々は計り知れない影響力を持っています。

日本ではすでに、このプラットフォームごとの巨大インフルエンサー群が出来上がりつつあり、Twitchで有名になった人や大手Youtuber、Tiktokでのセレブリティ、Twitterで発言力のある人々は、メディアは異なるもののどこか相通じるところがあり、彼ら同士での交流も垣間見ることができます。

Web2からWeb3に流れる現代の潮流なんていうと、Web3側にいる孤独なかっこつけに思われてしまうかもしれませんが、Web2での出来事を振り返るに、Web3となってもならなくても、自分の得意なフィールドに偶然ポジションをとっていた人が有名になるのは必然なのかもしれません。

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