Studio Yasuo NOMURA

NYを拠点に活動中の現代アーティスト。 数学や物理学で研究されている高次元空間から着想…

Studio Yasuo NOMURA

NYを拠点に活動中の現代アーティスト。 数学や物理学で研究されている高次元空間から着想を得て「Dimensionism」というコンセプトを掲げ、アートの領域拡張や新しい概念獲得を目指しています。コンセプトの解説や美術史、数学と芸術に共通する美しさなどのトピックを紹介していきます。

最近の記事

パラオからはじめる理想郷の雛形づくり

「集え!花咲かニッポン! 135度から始まる世界予祝祭り to the Next 30 Years」 2024 年10月1日、パラオ独立30周年。 そして日本-パラオ間、パラオ-アメリカ間の国交回復30周年にあたるこの日、日-パ-米の大三角から全世界へ和和(にこにこ)のサクラを満開に咲かせる地球人類アセンションプロジェククトを開始します! 昨年9月、アリゾナ州に住むアメリカ最古の先住民であるホピ族の聖地で魂の再会を果たした仲間と共に、2024年の春分の日に辿り着いたのは

    • 野村康生 アート活動報告書 2021-2024

      New Yorkへ活動拠点を移して今年は6年目のシーズン。 私の滞在ビザはO-VISAといって、いわゆるアーティストビザや特殊技能ビザとカテゴライズされるもので、基本的に3年更新となっています。 プロ野球選手のマー君や大谷君など、プロスポーツ選手やミュージシャンなどもこのビザで渡米されてるって聞いたことがあります。 今年はまたその更新年にあたるのですが、去年はニューヨークだけでなく全米を駆け回ってアメリカの大きさを体感するために「PION Plate とLoGlobe T

      • 世界が生まれた日

        世界が生まれた日 今のこの現実、この世界を生きているのは誰か? この世界を生み出したのは誰か? そして、この物語の主人公は誰なのか? そう 全てが自分の中にある。 1979年7月5日午前5:55 ノムラヤスオ(漢字は野村康生)という名の一人の男の子がこの地球に誕生した。 今日はその日から数えて45年の記念日にあたる。 この地球には80億人もの人々が暮らし、高度な都市文明を築き、豊かな文化を創造しながら日々の営みを行っていて、地球という星には人間以外にも動物や植物、海や山

        • パイオンの話(1). noteも再開してみます.

          2020年の大きな大きな節目の年を乗り越えて、ようやくここまで漕ぎ着けて来た旅路もいよいよ次なる目的地へ向かって帆を立てる時が来ています。 コロナ禍の中で一本だけ書いたnoteもあらためて備忘録的に再開してみようかと思います。 ちょっと懐かしい思い出話も含みますが、今日のテーマは「パイオンの話」その誕生の瞬間について。 2020年の春分は世界中に広がり始めたコロナパンデミックがNew Yorkで爆発的に広がる、まさにその分岐点でした。 その分点の瞬間に誕生したのが「PIO

        パラオからはじめる理想郷の雛形づくり

          2012年から8年かけて還ってきた地球と金星の旅。そして2028年へ。

          2012年の5月21日。早朝の代々木公園で私と彼女(現在の妻)は太陽を見上げていました。日本全国で同時に観測されるのは実に数百年ぶりといわれた金環日食を観るために。 この年私はこの瞬間に人生の起点となる標準を合わせていました。 太陽と月と地球。 人類がそれまでの歴史を紡ぐ基盤としてきたこれらの三つの天体(象徴)が一直線上に重なる。天と地、光と影、生と死、男と女。相対する極の間(あわい)にこそ真理がある。それが直感でした。分断から統合へと向かう道をアートとして提示して見せ

          2012年から8年かけて還ってきた地球と金星の旅。そして2028年へ。