見出し画像

共創プロジェクト レノファ駐車場プロジェクト始動!

こんにちは。デジテックfor YAMAGUCHI運営事務局のもんじゃです。
寒くなってまいりました。気持ちの問題かもしれませんが、開放的な夏と違って冬はスーツでネクタイで、どうしても浮くんですよね、このもじゃもじゃの髪が。下はちゃんとした格好して頭ふざけてるのかと。そんなつもりは全くないのですが。

共創プロジェクト

さて、デジテックfor YAMAGUCHIでは7月から会員の皆様から課題テーマを募集していて、いただいた課題テーマをホームページにも掲載しています。まずは取り組むきっかけとなる課題テーマをご提出いただいた会員様、ありがとうございます。でも、なかなか解決に向けた目立った動きがなく、何かやっているのかなと思われる方も少なくないのでは。

このたび、レノファ山口様からの課題「レノファ山口FCホームゲームの運営をもっと効率的に」においてプロジェクトを開始しました。参加を希望された市民エンジニアの個人会員4名と課題ホルダーであるレノファ山口様とで、課題と開発するプロダクトについてキックオフミーティングを行い、当面の進め方について認識を共有しました。

レノファ①

運営上の課題とは

レノファホームゲーム(維新みらいふスタジアム)の駐車場は、事前に購入できるスタジアム隣の有料駐車場、無料だけど予約できない、向かいのJA山口さん、トラック協会さん、パナソニックさん、椹野川河川敷などで運営しています。場所はスタジアム近隣だけではないので、どうしても近隣の駐車場に殺到します。
現状、お客様に駐車場の利用状況をお知らせするのは、満車になったときに現地スタッフを通じて発信されるツイッター情報に限られています。現地は限られた人数のボランティア中心のスタッフ運営のため、細かい発信も難しい、という状況です。

このため、お客様は、どの駐車場が開いているのか一目でわからず、今の空き状況や、いつ頃満車になりそうかという情報がないので、残り少ない駐車場に殺到して、駐車できずに引き返すなどにより、結果、周辺の渋滞につながることがあります。

画像1

課題解決に向けWebサイトを開発

そこで、今回チャレンジするのは、ホームゲームの際の全ての駐車場の開閉状況/空き状況/満車までの予測をお知らせするWebサイトの開発です。
地図上に専用駐車場を表示、使用状況を「空きあり」「残りわずか」「満車」「未開放」などを色などで表し、駐車場の詳細画面では、その駐車場の空き状況と予測情報を元にした満車までの残り時間が確認できるイメージで開発を進めています。

これにより、車でお越しのお客様が、事前に、また向かう途中に空き情報を確認でき、駐車場の選択や混雑回避に役立ちます。当日試合までのスケジュール立てにも利用できるようになります。

では、いきなりうまくいくでしょうか。これはなかなか難しいと思います。
操作上の使い勝手がよくなかったり、状況予測では空いているはずなのに、行ったら満車だったり、その逆もあるかもしれません。ここはまさにトライ&エラーです。今後より多くのデータを集め、今話題のAIを使うことで精度を高める、場合によっては違う方法も取り込むなど、開発と改善を繰り返すアジャイルな手法により、「使える」ツールを目指していきます。

ホーム最終戦で実証!そして来シーズンへ

まずは、最初のトライとして、11月28日の今シーズンのホーム最終戦で、開発するWebサイトを少人数で「試行的」に使ってみて、フィードバックを得る、ということを予定しています。
サポーターの皆さんが試合を気にする中、駐車場とスマホを交互に見ながら、車の込み状況を気にしている人が現れます。温かい目で見守ってください。短期間で開発に取り組む市民エンジニアや、大事な試合を控えながらも受け入れていただくレノファ山口様、こうした会員様が力を合わせてプロジェクトを進めているんだ、と。
このトライの様子は、またnote等でお知らせする予定です。

現在、レノファ山口FCは、し烈なJ2残留争いを続けています。ここ2試合の連勝でいい流れになってきています。このまま何とか勝ち点を重ねてもらい、期待の来シーズンを迎えたいですね!そして来シーズン、デジテック発のツールを導入して、スムーズに来場してもらい、多くの人に試合を全力で楽しんでもらえる、そんな姿を目指したいと思います。