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山口データアカデミーで、EBPMはバッチリ

こんにちは、とくひさです。
本日は、今年度開催された「令和4年度山口データアカデミー」の成果報告会の様子についてレポートしたいと思います。

ちなみにこの報告会が開催されたのは、2023年1月24日。
実は、山口県では大雪予報が出される真っ只中での開催となりました。

ですが、デジタルがある程度普及した昨今においては、オンライン環境も当たり前になってきたせいか、移動に不安のある方は直ぐオンラインに切り替えて参加して頂き、問題なく開催できました。

これが2~3年前なら、どうする?どうなる?とヤキモキしたことでしょう。デジタル普及バンザイです。

Y-BASEでの研修実施の様子

今回のアカデミーの概要

今年度は山口県庁および山口県内の自治体の職員35名がエントリー。
参加者には、同じテーマを希望したメンバーから成る5つのグループに分かれて頂き、新サービスアイデアの創出とプロトタイピングによる検証を全5回の研修を通じて実施頂きました。

同じテーマに興味を持った、全く異なる自治体、全く異なる業務バックグラウンドのメンバーがグループを組むということで、今年もどのようなワークになるか楽しみでしたが、皆さん熱心に取り組まれ、其々のグループでサービスのプロトタイピングが行われました。

プロトタイプ検討の様子

受講後、参加者の皆さんからは、「プロトタイプを通じて、検討が不十分だった点や、改善すべき点などが洗い出す体験ができたのは良かった」「費用対効果の検証は非常に勉強になった」「今後実際の業務で新サービスを検討する際に役立つ一連のプロセスを学習できた」といった声が寄せられています。

報告会

報告会では、全5グループから、今回のアカデミーで実施した成果について、プレゼンテーション形式で報告がなされました。
各グループの報告の概要は以下の通りですが、どのグループも熱心に取り組まれたことが伺える素敵な報告でしたよ。

グループ1
発表の様子①
グループ2
発表の様子②
グループ3
発表の様子③
グループ4
発表の様子④
グループ5
発表の様子⑤

講師による講演

報告会の最後に、本アカデミーのメイン講師である市川氏より講演が行われました。タイトルは「データ利活用を定着させる 「自ら使い」×「デザインを回す」実例!」です。

講演の中では「ビジョンなき分析は価値無し」として、将来しっかりと施策の効果を出していくためには、まず最初にビジョンを定めることが重要であることが説明されました。

講演の様子

そのうえで、データ分析について、EBPMについて、指標や基準についてなど、様々な観点からデータ利活用を定着するために必要なポイントの説明がなされました。

その後、ダッシュボードを用いた施策やデータの見える化の事例や、デザインツールを用いたシステム設計の事例、データ用いたサービスの高度化・改善の取組み事例などについて、実際の事例等も交えながら分かりやすく解説が行われ、受講者からは「なるほど」という声も多く聞かれました。

さいごに

今回の研修を通じて、改めてデータ利活用の重要性を学ぶことが出来ましたし、何より、一人よりチーム、チームより職場全体でそうした重要性を共有することの必要性についても考える良い機会となりました。

受講者の皆様、大変お疲れ様でした。

講師の皆様もありがとうございました。

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