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山口県の高校生のパワーがうねる「ICT活用コンテスト」

デジテック for YAMAGUCHI運営事務局 兼 Y-BASEスタッフのハラマルです。いよいよですね。ええ、もちろん、J2リーグの新しいシーズンです。また、レノファ中心の週末が始まります。よね?

さて、今回は、本日YーBASEで行われた「やまぐち高校生ICT活用コンテスト」の最終審査会の状況を御報告します。

「やまぐち高校生ICT活用コンテスト」は、山口県内の高校生及び高校教員が参加できる「変化の起点」をコンセプトにした、なんと、賞品つき!の本格的なICT活用事例の創出コンテストです。(注:え!?参加してみたい、と思われた方、残念ながら募集は終わっています。第2回と続きますので、是非チャレンジしてみてください!)

が、単なるコンテスト開催ではありません。この日に向けて、「共創(ワークショップ)」と「協創(個別相談会)」が行われ、その最終段階として行われる「競争(ICTコンテスト)」です!3つのキョウソウの駆動!ということで、2つのキョウソウでパワーアップした皆さんの熱量が伝わってくる、素晴らしい取組でした。以前、山口県CIO補佐官のマイクロソフト中井さんと高校生とのワークショップも、Y-BASEで開催されたのですが、高校生たちの主体性・積極性がさらにすごいことになっています!

24校から、延べ309名、107件!!もの応募があったということで、その盛り上がりも分かりますが、一方、賞品を提供した協賛企業さんもたくさんいるということで、周りの大人たちも大きく巻き込むエネルギーが渦巻いています

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コンテストは、日頃の学校生活 をICTでアップデートした実践事例「学習コンテンツ部門」、ICTを活用して作成したデジタルアート作品「デジタルアート部門」、ICTを活用した社会変革につながるアイデア創出「DXチャレンジアイデア部門」、アイデアをICT技術で具現化(プログラミング等)「DXチャレンジプログラム部門」があり、また、特別支援学校の生徒による「特別支援学校部門」の優秀賞を決めます。

今回は、その最終審査会です。コロナ禍ですので、集合形式では難しく、オンラインでの開催になりました。Y-BASEには、審査側のスタッフと、審査員の一部の方がお集まりになりました。準備する方も気合が入っています。高校生たちが、今までの取組をしっかり発表できるよう、事前のリハーサル、当日も入念なチェックです。そして、いよいよ、開会。

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が、始まってみると、高校生たちの方がリラックスしているじゃないですか!(笑)

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最終審査は、最終選考に残った18組によるプレゼンです。内容ももちろんのことながら、プレゼンも動画やスライドを使って工夫がこなされています。事前審査を担当された方にお聞きすると、最終選考を決めた際の選考よりも、プレゼン資料がすごくなっている!と皆さん驚いています。審査員の方からのご指摘もありましたが、データを使っていたりと、聞き手に分かりやすくしよう、という思いが伝わってきます。皆さんのプレゼンに引き込まれました。

さらには、敢えてプレゼン資料を使わないプレゼンまで飛び出しました。インパクトを出すという視点・工夫もすごいです。

プレゼンが終わったからといって安心はできませんよ。審査員(大人)から大人げない質問があるかもしれませんよ(笑)?といった心配は全く不要です。プレゼン後の審査員からの質問にも、余裕を持って応えています!すごすぎません?突然の質問なのに、うろたえることなく、「質問していただきありがとうございます」なんて、言えます?グループで発表されていても、「え?どうしよう?誰が答える?」みたいなやりとりはありません!皆さん、思いをしっかり説明されていました。本当にすごいです。

あまり詳細を言うとネタバレになってしまいますので、この辺に留めておきます。大人が思い付かないアイデアや、アイデアだけでなく、それを実現させるための仕組、中には実際に試作品を作られている事例もあり、とても見応えがあります。うちのAI人材エース、ケンタくんも敵わないレベルのプログラミングも披露されました(ケンタくん、ごめん!)。詳細や、結果については、以下の公式サイトや、当日にYouTube配信されたものが後日アップされる予定ですので、そちらでご確認ください。このnoteにも動画を後日貼り付けたいと思います。

今回の「やまぐち高校生ICTコンテスト」、高校生の皆さんの発想・企画、それを実現する技術、取組を伝えるプレゼン、思いの強さ、どれも非常に素晴らしかったです。圧倒されました。高校生の皆さんがデジタル技術を使って身近な問題、さらには社会課題を解決していこうという志、また、山口県内の高校生の発想力の豊かさ・レベルの高さに、非常に心を打たれました。とても明るい未来が待っている、そういう希望に満ち溢れた幸せな気分になって幕を閉じました。

高校生の皆さんとの交流の場、というのも「デジテック for YAMAGUCHI」で作っていけるといいなと思いました。

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2月14日追記:YouTube動画のリンクを貼りました。最初の30分程度はオンライン配信までの待ち時間になっていますのでご注意ください。


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