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第2回 アナログからデジタルへ急加速、怒涛の働き方改革

これまでの働き方は…?

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 私は前職で人材派遣・人材紹介ビジネスに携わっていました。その際、どんな働き方をしていたかというと、基本的には会社に出社するスタイルでした。お客様先にも足を運んで、求職者の方の面接等にも同行していました。会社的にリモートワークができる環境は整っていましたが、対面での対応が中心となっていました。

 今振り返ると、社内外の方々と顔を合わせ、対面でのコミュニケーションをとることで、仕事した!と安心していました。

入社初日の出来事

 第1回目の連載に記載した通り、入社初日は貸与物の受け渡しのため出社をしました。リアルとオンライン混合の入社挨拶を済ませ、そのまま帰宅してリモートワークがスタートしました。
 Web会議ツールやチャットツールをフル活用し、コミュニケーションを取りながら、初日の業務は無事に終えることができました。

 業務を終えてほっとしているのも束の間、ここから自身でも人生初めての経験をすることになります。「オンライン歓迎会」です。文字の通り、オンライン=Zoomで行う歓迎会でした。オンラインでのコミュニケーションもままならないのに、お酒を飲みながら会話をする、正直不安でいっぱいでした。

 実際始めてみると不思議な感覚はありましたが、会話も弾み、あっという間に時間が過ぎていました。最後はPC画面をスクリーンショットして記念撮影。オンラインでお酒を飲むことも意外とできる!ということで、楽しい時間を過ごすことができました。
(お酒を飲むペース配分は最後までわかりませんでした。笑)

アナログからデジタルへ!

 歓迎会もアナログからデジタルへ変換することができました。入社2日目から私の働き方は、どんどんアナログからデジタルへ変換されていきます。転職して早5ヶ月が経とうとしています。まだまだ使いこなせてはいないですが、今ではデジタルの活用に積極的な自分がいます。

 今回は大きく二つ。社内と社外のコミュニケーション方法の変換について触れていきます。

社内コミュニケーション改革

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 弊社での社内コミュニケーション方法は大きく二つ。社内ミーティングではZoomを、基本的なコミュニケーションはMicrosoft Teams(以下Teams)を活用しています。初めは、Web会議で発言するタイミングも掴めず、ただただ聞くだけになってしまう自分がいました。回数を重ねるごとに、ぎこちなかったコミュニケーションもスムーズに行えるようになりました。入社して5ヶ月が経過しましたが、会社に出社した数はたった4回だけです。完全にデジタルコミュニケーションへシフトしています。メールもあまり利用しなくなりました。

 何事も試してみないと分からない、使い倒さないと慣れることができない。ということを身をもって感じています。

社外コミュニケーション改革

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 一方、社外とのコミュニケーション方法はリアルとオンラインを使い分けています。ミーティングは社内と同様にZoomを、コミュニケーションはTeamsをメインとし、時には電話でやり取りをします。お客様の都合や会議の内容によっては、リアルの場で実施する為にお客様先にお伺いすることもあります。

 そんな中、私が個人的に自粛期間中の社外コミュニケーションで苦戦したことは、メールや電話でのコミュニケーションでした。普段の社内コミュニケーションは、Teamsに完全に移行しているため、非常にスピード感を持ってやり取りがされています。かたやクライアントとのコミュニケーションは、メールや電話で行っており、気がつくのが遅れたり、返事が中々こないことにストレスを感じ始めてしまっていました。

 DSWでは、これらを解消する為に、社内で活用しているTeams上にお客様を招待して、基本的なコミュニケーションをチャットで行うことにシフトしました。

 Teamsに参加してもらうことにより、電話一本するにしても事前にチャットで予定を確認、ちょっとした確認事項であればチャットでスピーディに解決することができ、デジタルを有効に活用することで、より円滑かつ、スピーディにコミュニケーションを取れるようになりました。

 前職でテレアポや飛び込み営業を行っていたことなども振り返ると、もっと早い段階からデジタルを駆使していれば、1人でも多くのお客様・企業に対してアプローチすることができ、無駄な営業工数も削減できていたのではないかな、と少し後悔しています。

 もし社内でWeb会議やチャットツール等の導入を検討されていらっしゃいましたら、導入のご相談にも乗れますのでお気軽にお声掛けください!

今回は、社内外コミュニケーションのデジタルシフトについて簡単に触れました。次回は、自らの実体験を元に、デジタルコミュニケーションのメリット/デメリット、リモートワークで良かった点/苦労した点について、本音を交えて具体的にお伝えしていこうと思います。

(つづく)

★[連載]-若手が語る-激動の時代に転職したら、入社早々リモートワークになった件(予定)
第1回 激動の時代に転職をしてみた
第2回 アナログからデジタルへ急加速、怒涛の働き方改革
第3回 若手のリモートワーク、実際のところどうなの?
第4回 ニューノーマルについて考える

香田 雄大(Yudai Koda)
 2015年4月新卒として人材派遣・紹介会社に入社し、営業職に従事。コールセンターやIT、保育や介護など様々な業界を担当。新規営業を中心に、新規支店や新規サービス立ち上げを経験。2020年4月に株式会社デジタルシフトウェーブ入社。

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