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仕事とキャリア

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現在、株式会社5(5co.ltd)では積極的に未経験からの採用活動を行っています。 面接やWebサイトだけではなかなかお伝えできない5co.ltdの考え方、デジタルマーケティング…
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#仕事

面接での逆質問例-3:「1日はどんな流れですか?」

「1日の流れを教えてください」という質問は、面接をしているとよく聞かれる質問の一つではあります。 きちんと答えたいと常に思っているのですが、実はコンサルタントの仕事なので毎日同じ流れで仕事をすることは無く、どうやってお答えすれば良いのかに困るというのが本音です。 例えば、BPO(Business Process Outsourcing)を受託しているケースや店舗、工場だとほぼ一日の流れや手順はある程度決まっているかと思います。 もちろんイレギュラーなことは多々発生するでし

マーケティングを学んで今の仕事に活かす事と、マーケティングの仕事をする事のちがい。

採用の面接をしていると、「あるきっかけでマーケティングに興味を持ちました。是非マーケティングの仕事をしたいと思い応募しました」という方によく会います。 マーケティングの仕事を志していただくのは非常に嬉しいのですが、 ①マーケティングを学ぶ ②マーケティングの考え方を今の仕事に活かす ③マーケティングの仕事をする は、それぞれ全く次元が異なります。 一番ハードルが低いのが「マーケティングを学ぶ」です。本を読んだり、セミナーに通ったり、マーケティングの専門用語をしらべて見ると

「教えてもらわないとできません」

「そうですよねぇ」って、もしどこかで思っているのなら、そんな学生みたいな考え方は社会人であるなら早く捨てさってください。 会社は何かを教えてもらってから仕事をする場所ではなく、いままで学んできたことを発揮する場所であり、活躍するために必要なコトは自分で見つけて自分で学ぶ場所なんですよね。 これ、「入社してから学びます」っていう人と似ていると思っているのですが、「教えてもらわないとできません」っていう人は、結局一人では何も出来ない状態がずっと続いてしまう、中途半端な仕事しか

18時以降、19時以降の面接を希望することがなぜマイナス印象になるのか?

採用活動をしていると「面接は平日19時以降、もしくは土日にお願いします」といった希望を伝えてくる方がいらっしゃいます。当社の場合「基本的に面接は平日の業務時間内にお願いしております」とお伝えしながら調整をしていきます。 候補者の方からしてみれば「今の仕事もあるし、なかなか就業時間内は抜けられないんですよね」ということだと思います。その事情はわかりつつも、多くの会社の場合、面接はその会社の就業時間内(営業時間内)に行われます。 これ、ちゃんと理由があるんですね。 一つは、面

「興味があります」っていうなら…。

「なんで、一度は調べたり本を読んだりしないのだろう」 って思うんですよね、面接をしていると。 弊社では、業界未経験の方もそこでハードルをつけることなく、「良さそうな人かな?」って思うと実際に会ってみることにしています。 当然未経験なので,広告やマーケティング、販売促進の知識や経験はありません。単に興味がある、面白そう、やってみたい!っている気持ちだけで、ちょっとチャレンジしてみよう!って思ってくれているのはよくわかっています。 でも、中途採用でその企業に応募をしてくるので

できない理由をならべるのではなく、「なんとかして”やる”方法」を考える。

「出来ないって一度でも言っちゃダメなんだよ。やる方法を考えるのがおまえの仕事なんだよ」 実は私が社会人になったばかりのころに当時の先輩方に言われたことなのですが、40年近く経った今でも全くその通りだなと思っています。 顧客からのリクエストや立てた目標の中にはかなり達成困難なものもあります。そんなときに、出来ない理由をいろいろと出していく人がいるんですが、それは広告会社の人間としても、コンサルタントとしてもNGです。 どんなに達成困難なことであっても「なんとかしてやる方法

仕事の進め方について〜一夜漬け体質はNG

Q:ある新しい依頼がきて期日までに仕上げなければいけなくなりました。さて、あなたのその依頼に対しての時間配分はどのタイプですか? A:期日の直前になって短時間で一気に仕上げる。 B:毎日少しずつ取り組んで計画的に仕上げていく。 C:なるべく早い段階である程度のクオリティーまで仕上げて、あとは軽微な修正をする程度にする。 実際の調査結果がないのでなんとも言えないのですが、世の中一般の夏休みの宿題の傾向から推測するに、〆切の直前で一気に仕上げようとするAの人が結構多いんじゃな

入社する前に読んで欲しい本〜入社後は必読図書

面接の時に「入社までに読んでおいた方が良い本はありますか?」という質問も聞かれることが多いです。 多くの場合は「マーケティングの本を一冊。それもSNSのノウハウやTipsがたくさん載っているキラキラしているものではなくて、大学の講義で使うような本がいいですね」という風に答えることが多いです。 なんせ、デジタルマーケティングのことをSNSを使った集客のことだと思っている人が結構多いんですが、違いますって!! で、もし手に取る機会があれば、こんな本をおすすめします。 ■「

「御社ではどんな人が活躍していますか?」

と言う質問も、よく面接(中途採用・新卒採用を問わず)で聞かれる質問です。 そりゃ、知らない業界の採用面接を受けようとする際に、自分に向くのだろうか?自分に出来るんだろうか?資質や性格的にどうなんだろう?って思うことはあると思います。 ただ、実際は広告会社やマーケティング会社であろうが、全然違う業界でも活躍する人って結局同じなんだと思うんですよね。ただ、私が面接中に「広告会社ではどんな人が活躍していますか?」と聞かれると多くの場合は以下のような内容で答えています(実際はその

当社で副業を推奨していない理由

「お勧めしない」っていうか、会社としては明確に禁止しています。 理由はいくつかあるのですが、メインの理由は3つ。 ①就業後の時間でまた仕事をしては、休む時間がなくなってしまう。 厚生労働省のガイドラインにも書かれていますが、副業を推進してしまうと労働時間が無制限に増えてしまう恐れがあるというのが、一番の理由です。 他のエントリーにも書いていますが、私たちのマーケティングの仕事というのは顧客の目標管理です。目標管理を行っていくためには、問題点を見つけ出してその解決策を検討