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【SNS広告 YouTube編】広告の特徴とメリットとは?

みなさんこんにちは。
デジタルフューチャーの広報、マーケティング担当の泉です。

運用型広告を中心にトータルのマーケティングサポートをしている弊社ですが、SNS広告のなかでも代表的なひとつ、YouTube広告について今回はお伝えしていきます。


YouTube広告とは?

YouTubeは動画共有プラットフォームで、日本国内月間ユーザー数は6,500万人以上ともいわれています。(2020年9月時点,Think with Google

だれでも動画を投稿することができ、YouTuberとして活躍する人もさいきんでは多く、小中学生のなりたい職業ランキングで「YouTuber」が上位になることも珍しくありません。

そんなよくみられている動画媒体であるYouTubeへの広告出稿を「YouTube広告」といっています。


YouTube広告の特徴

https://unsplash.com/

YouTube広告は幅広い層に視聴されており、アプリや食料品をはじめ、ファッションなど、購入のきっかけになることが多いのが特徴です。

YouTube(無料版)を見ていたら、動画の再生前や再生中、再生後によく動画広告が流れていたりします。一度は目にしたことのある人が大半かと思います。

YouTube広告にある7種類をご紹介します。

  • スキップ可能なインストリーム広告

https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

動画広告が開始して5秒経過するとユーザーはスキップを選択できるようになる広告です。
動画の視聴前、中、後に掲載することが可能です。
課金は、CPAで広告動画が1再生される毎に課金されます。

  • スキップ不可のインストリーム広告

https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

ユーザーは、動画広告を最後まで視聴する必要があります。
ひとつの広告は15秒以下と決まっています。
課金は、CPMで広告動画が1000再生される毎に課金されます。

  • バンパー広告

https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

6秒以内の動画広告です。
動画の視聴前、中、後に掲載することが可能です。
課金は、CPM で広告動画が1000再生される毎に課金されます。


  • インフィード動画広告

https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

動画の再生に関わらず表示される広告で、YouTubeの検索結果や関連動画、モバイルアプリのトップページなどに表示されます。
ユーザーがその広告をクリックすることで動画が再生されます。
動画のサムネイル画像とテキストで構成されており、静止画です。
以前は「TrueView ディスカバリー広告」といわれていたものです。
課金は、CPC でクリックされるごとに課金されます。


  • アウトストリーム広告

https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

YouTube内ではなく、Google動画パートナー上のWebサイトやアプリで配信される動画広告です。
配信は「モバイル」のみなところも特徴です。
課金はvCPMで、広告が2秒以上再生される毎に課金されます。


  • マストヘッド広告

https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

YouTubeホームフィードの上部で自動再生されます。
通常のオークション制「運用型広告」とは異なり、配信枠を予約する「予約型広告」となるため、Googleの営業担当者を通じて広告枠を予約する必要があります。
課金は、固定の日別単価制、もしくは広告が見られた回数に応じて課金されます。


  • オーバーレイ広告
    動画再生時の下部に表示される広告です。
    配信面はパソコンのみで、バナー画像とテキストがあれば出稿可能です。
    課金はCPCまたはCPMで、クリックされるごとまたは広告動画が1000再生される毎に課金されます。


YouTube広告のメリット・デメリット

https://unsplash.com/

YouTube広告には、以下のようなメリットデメリットがあります。

  • メリット

幅広いユーザーへリーチできる
前述しましたが、YouTubeの月間利用者数は6,500万人を超えています。
利用層としては、10-20代が圧倒的に多いですが、30代以上のユーザーもたくさんの人が利用しているといえるほど、幅広い人に認知があります。
そのため、ユーザーの幅が広く、ターゲットとしたいユーザーに広告を配信するチャンスが多くあります。

ターゲティング・フォーマットの種類が豊富
Googleのデータを用いてさまざまなターゲティングが可能です。
年齢や性別、地域などの属性はもちろんですが、興味関心やライフイベントなどでも設定るすることができます。

さらに、フォーマットも豊富(前述した7種類)で、動画の長さや掲載箇所など、目的に応じて選択することができます。

効果検証ができる
配信状況をリアルタイムに確認することができます。
配信状況を見て入札単価を調整したり、パフォーマンスの悪い広告を停止するなど、効果測定を行い改善することができます。


  • デメリット

見られない可能性がある
時間や費用をかけて制作した動画広告であっても、ユーザーにスキップされやすいという点があります。前述のように、スキップができる広告もあるため、最低5秒間はみてもらうことはできますが、すぐにスキップされてしまい、印象に残らない場合もあります。

クオリティが大切
誰でも出稿できる一方で、動画のクオリティが低ければ、逆にマイナスイメージを持たれる可能性が高いというリスクもあります。目の肥えたユーザーが多いユーザーも多く、広告動画とはいえある程度の品質を確保した方がよいといえます。
広告出稿の種類によっては、コンテンツ再生前中後に、強制的に広告が配信されるため、ユーザーにとってはストレスもたれる抱かれる可能性がある点ではデメリットといえます。

広告用の動画作成が必要
YouTube広告に限りませんが、見られる広告やクリックしたくなる広告を作るには、クオリティの高い動画を制作する必要があります。
動画制作やプランニングのプロに委託するなど、コストをかける必要があるため、費用として嵩むことも考慮しておくといいと思います。


今回は、YouTube広告についてお伝えしてきましたが、広告施策を実施する前には、なにが適切であるかを見極めてプランニングすることが大事になってきます。
まずはそのための参考になれば幸いです。


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