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TSMC、AI半導体生産で独走。

日経ヴェリタスは2024年07月31日に、ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手のTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Limited/台灣積體電路製造公司/台湾積体電路製造)がAI(Artificial Intelligence/人工知能)向けの製品供給で独走態勢を固めている。エヌビディア(NVIDIA)やアップル(Apple)などの注文を一手に引き受け、2024年07月18日に通期予想を上方修正した。圧倒的な競争力から受託価格の引き上げ観測が強まる。

TSMCの董事長兼CEO(Chief Executive Officer/最高経営責任者)魏哲家は2024年07月18日に開いた2024年4〜6月期決算の記者会見で「24年は強い成長の年になる」と強調した。

しかし、TSMCではM3、M4が大量生産体制に入っているのに、アップルのiMacはM3、Mac mini、Mac StudioはまだM2という生産と製品開発、新製品販売のバランスが崩れている。

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