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本を効率的に読む方法

こんにちは、おおとろ(@digiangler)です。

今日は、家の書斎でコーヒーを飲みながら”こっそり”書いています。

速読って効果あるの❓

世の中では「速読」なるものが流行っています。

しかし、速読でカバーできる範囲は正直なところ、知れています。

また、無理にそれをやろうとすると、ただの乱読となってしまいます。

速読していいモノ、悪いモノ、選り分けが必要なわけです。

例えば、ニュース、ビジネス書の類。

こういうのは速読しても問題なさそうです。

でも、上記の類に入らない、読み込まなければ深いところまで咀嚼できない書物もあるわけです。

例えば、私が今ハマっている”古典”と呼ばれている本などですかね。

岩波文庫や講談社学術文庫、ちくま(学芸)文庫、光文社古典新訳文庫などを中心に読んでいますが、そういう味わい深いものほど、咀嚼するに値するものが多いわけですが、速読では粉砕して養分として取り込むどころか、“歯すらたたない”です。

ちなみに、こういう本です。

文庫でも1000円以上しますので、本当に読書が好きな方以外、なかなか手を出しにくいのではないかと思います。

だからと言って、「ゆっくり読む」のがベストかと言うと、それもどうも腑に落ちません。

ゆっくり読めば、一応、理解した気にはなれます。

しかし、本当に理解したと言っていいかというと、これまた怪しい。

というか、はっきり言うと理解度は相当に低いと思います。

漠然と、わかった気にはなれますが・・・

恐らくですが、書物から取り込んだ情報群がバラバラな状態であちこちに分散して保存されてしまっているからでしょう。

頭の中が「とっちらかっている」感じですね。

じゃあ、どうすればいいかというと、こういう方法があります。

インプットしながらアウトプット

“読書(インプット)しながらメモ(アウトプット)する” のです。

例えば本を読みながら、次のようなことをやる。

✅️ノートに自分の言葉で整理して書く(まとめる)
✅️必要とあらば図など視覚的にわかりやすいものを作る
✅️読書メモは最小限の説明を書く
✅️より深く理解するには、自分に関わりのある身近なもので例えてみる

これって・・・❗❓

勘の鋭い方ならお気づきの通りですが、これは学校で勉強していた方法とほとんど一緒です。

でも、学生のときはこうして勉強していても、社会に出た途端に読んだだけで理解しようとするわけです。

でも、それは実際にはなかなか難しい。

難しい本ほど読んだ尻から抜けていきますから。

だから一見、面倒な方法に見えますが、抜けが少ない分、一番効率的と言えます。

また、ノートに残しておくと後から読み返せますので、一石二鳥ですね。

それと最後に、 私は読者を「著者との対話」と思っています。

著者がどのような状況でどう考えたかを感じ、それに対して自分の行動も振り返る。

著者に知識を与えられてばかりいるのではなく、自らが考え、そのやり取りの中で思考を熟成させていく。

それをするかしないかによって、印象が変わる本は多いですがとても大事なことだと思います。

ちなみに、上述したインプット・アウトプットを同時に行うやり方は、読書に限らず、スキルアップ全般にむちゃくちゃ有効です。

いずれ、インプットとアウトプットのことについても書くと思いますので、今回の方法をやってみてください。

あと、私が読書をする時間について書いておこうと思います。

読書の時間帯について

私は、翌日のパフォーマンスを上げるために1日の終わりを大切にしています。

結論から言うと、読書は就寝前にします。

就寝前こそが読書のゴールデンタイムと言われているとおり、”睡眠前読書”をほぼ毎日かかさずしております。

なぜ寝る前なのかは、読書に最も適した時間帯で、以下のメリットがあるからです。

✅️本の内容が記憶に残りやすい
✅️読書の習慣を身に付けられる
✅️睡眠の質を高めてくれる

これらは、脳科学の研究によって明らかになっています。

そして、より効率的に読書内容を記憶するためには、朝起きた際に3分だけでもいいので、昨日読んだ本の内容を復習することです。

朝起きたタイミングで本の復習でもいいし、ノート(読書メモ)を見直すことで、記憶への定着率を飛躍的に高めることができます。

読書メモの取り方については、人それぞれやり方があるとは思いますので、お好きなやり方で実践してみてください。

樺沢紫苑氏のこちらの本もオススメです。

そして、これらを実践する前にある準備もしています。

睡眠前読書までの事前準備

1つ目は、就寝の6時間前には一切カフェインを取らないようにすることです。

理由は、読書後にいざ寝ようとしても寝れなくならないようにするためです。

ちなみに私は、夜21時過ぎにコーヒーを飲んでもグッスリ寝れますが・・・(苦笑)

コーヒーを飲まない人は関係ありませんが、コーヒー好きな方もいらっしゃると思いますので、なるべく飲まないようにしましょう。

2つ目は、スマホを枕元に置かないようにすることです。

そうなると、電子書籍ではなく紙の本ということになりますね。

あとは寝ているときに、邪魔されないようにするためです。

目覚まし代わりにスマホを使っている方もいらっしゃると思いますので、それ以外は触らないようにする努力が必要でしょう。

以上です。

睡眠前読書を習慣化するのは、結構時間がかかります。

私も習慣化するのに、2ヶ月ぐらいかかりましたからね・・・(汗)

どうしても仕事が終わらなかったときは、ずっとパソコンの前にいて気がついたら深夜の2時になっていたこともあります・・・

ついついテレビやYouTubeを見ていて、夜更かししてまうという悩みを持っている人も多いです・・・

疲れて眠たい日もあると思いますので、初めは1ページでもいいし、目次だけでもいいので少しずつ実践していきましょう。

最初のハードルを低くしておくことが習慣化するキモです。

このツイートにも書きましたが、1日の時間は24時間しかありません。

それをどう使うのかは、自分で考えてください。

以前に書いた3ステップ読書〜ビジネス書編〜も、”こっそり”復習程度でいいので読んでいただければと思います。

近いうちに小説編も書きたいと思います・・・すいません、忘れていました(苦笑)

今日はこのくらいにしておきます。

では

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P.S.

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