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読書ログ☆果糖中毒

「果糖中毒」
ロバート· H·ラスティグ 著 中里京子 訳

小児科医の著者がエビデンスたっぷりに肥満について、書いた本。

果糖は血糖値を上げないから体にいいとか、持ち上げられたこともあるけれど、血糖値をあげない=体によいわけではなく、実はダイレクトに脂肪になる、というデメリットがあるのです。
とくに、固形の果物であれば、食物繊維と一緒にとるので、体内への取り込みもゆっくりになるが、ジュースは食物繊維が壊されて吸収が良いため、砂糖が添加されていなくても、体には悪い!ということ。

ちなみに果糖が悪のようにインパクトのあるタイトルだけど、果糖だけでなく、中身はホルモンや睡眠、代謝、運動、食事量と質、様々な面から、肥満の原因や、減量方法について記載されています。

分厚くて、全部読み込むのはとっても大変なので、私も流し読みしかしてないけど、なかなか良い本でした。

【特に印象に残ったこと】
①エネルギー消費を増やしたければ、運動そのもので増やすのではなく、筋肉を増やして安静時の消費エネルギーを上げることが一番効率的。
②食事で減量に大切なのは、低糖、高食物繊維
③皮下脂肪は「長生きの素」、内臓脂肪は「死の脂肪」
(一番寿命が長いのはBMI25-30)
ネットでも記事があるので、こちらもゆっくり読みたい。

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