人のことを理解できるなんて思わない
先日、日本腸セラピー協会の代表であり私の師匠でもある加藤さんのサロンへ行ってきました。
隔月で名古屋出張をしているのですが、その際、毎回研修のため訪れています。
知識・技術研修はもちろん、セラピストとしてのマインド、経営者としてのマインドのこと、全てにおいて信頼をおく大切な存在。
師匠のすごいところは、なんといっても
聞く姿勢。
そこから、それぞれの性格、強みをみぬき、心地よい提案をしてくださるところ
なんです。
今まで行動ベース、または知識や経験を元手にして、
アドバイスをくださる先輩や上司、先生にはお会いしたことはありますが、
ここまで私のために考えてくれている・気持ちに寄り添ってくれると思える方はなかなかいないのです。
師匠にとって
私はかなり個性的な生徒だと自負しています。笑
ですが、多分、
師匠のサロンに通ってらっしゃる方は、
それぞれ違う方面で個性的な方ばかり。
どんな方に対しても、師匠はやっぱり、
それぞれに合ったアドバイスをされているんです。
私はこのすごい力を手に入れたい〜!!
と毎回思っているわけですが、
それがすぐに身につくような代物ではなく、
あーでもないこーでもないと試行錯誤の毎日です。
そんな師匠に対して、
「 なんで人のことがわかるんですか?! 」
と聞いたことがありました。
そこで出た言葉があまりにも、
予想と違いびっくり!
同時に、
これなら私にもできると思えたんです。
「 人のことを完全に理解できるなんて思わない 」
字面に起こすと
至極当たり前に思えてしまうのですが、
案外、難しいことだと思いませんか?
人は無意識のうちに
ステレオタイプや偏見を持っているし、
また自分と近い関係になればなるほど、
お互いに、自分のことや相手のことを、
わかったような気になってくる。
家族に対して、
イライラしちゃうことがあるのも、
「 なんでわからないの? 」
って思うからだったりしますよね。
近い関係だとしても、頑張ったとしても、
完全には理解できないと思うと、気持ちが楽に。
(でも私のことを
理解してくれていると思っていた師匠に、
「 理解できるなんて思っていない 」と言われたら、ちょっと笑えますね)
それでいて、
100%理解されているかどうかではなく
理解したいと思う気持ちこそが
人を動かす
が心にピンときました。
初めての育児中、
たとえ通りすがりの人であっても、
頑張っているねと
人から受容されたり、
わかってくれようとする人がいるだけで
それだけで十分心があったまっている
そんなことがあります。
今までにも、そういう気持ちに触れるたび、
私は1人じゃない。人に頼っていい。
そう思えました。
師匠にはなんでも話せると思うのは
そういうことだと納得。
師匠からの言葉を受けて
改めて、お客さまには、
私のできる最大限を!と思いながら、
毎日接しています。
本来、とっても緊張しいな性格で、
前職では、接客に不向きだと
印をおされたことがある私。笑
いまでも緊張しますし
まだまだ成長ですが、
それでも、
「 こんなに寄り添ってもらえるなんて
思いませんでした!! 」
と言っていただくことが多くなりました。
人のことを理解できるなんて思わず、
それでいて、シャッターをしめるのではなく
自分からできるアプローチを考える
これからも試行錯誤しながら、
やっていきたいと思います。
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