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EXOの「killing voice」は最高を超えていた トータル20分もあるのに毎晩寝る前に観るのをやめられない理由

前回のnoteで感想を書きましたEXOのリリースされた待望の新アルバム「EXIST」


こちらの活動の一つで、Youtubeで配信されたのが音楽配信チャンネル「dingo music」の人気コンテンツ「Killing Voice」出演。


私はこのEXOの回を観るまで、このコンテンツのことをあんまりよく知らなかったんですけど、今までの自分たちのヒット曲をメドレーで聴かせていくものだそうで、

K-POPのグルーブやK-POPに限らずいろいろな韓国のアーティストが出演してるんですね。で、EXOのファンの方から「こんなのありますよ!」って教えていただきまして観てみたんですけど、

超ビビったよね!!


これが結構大変な代物でして、「これはもう感想を書くしかない!」って感じの素晴らしい内容だったので書いていきます。
最初は「EXIST」のレビューと併せて書こうと思ってたんですけど、長くなりすぎそうだったので分けました(笑)。

私も愛読しているEXOやレドベルのレビューを書いているレオさんもこの回について書いていらっしゃったのですが、またしてもとても面白いレビューでした♪

このコーナー(?)、構成自体は凄くシンプルでみんなが登場して、ちょっと挨拶して後はひたすら自身の曲をメドレーで歌っていくというスタイル。
演奏はカラオケで、みんなそれぞれヘッドホンをつけながら歌っていく感じですね。雰囲気で言ったら日本では

このFirstTakeがありますけど、あれは一発撮りの緊張感みたいなものが売りな気がしますけど、こちらの「Killing Voice」はたぶんこれも一発撮りだけど緊張感というより、結構出演者はリラックスして歌っている雰囲気。とはいえ、歌のコンテンツなんで歌自体は本気です。で、よくK-POPでのライブであるようなガイドボーカルがない状態で歌うので生の歌声が良く分かる内容です。

最初に言わせてください、いやこれEXOだけじゃないですけど、

何曲歌ってんの!?


時間にしてこのコンテンツの時間、20分もあるんですよ。スーパーボウルのハーフタイムショーですか?(笑)EXOは14曲歌っています。だいたいがAメロから1番のサビまで、曲によってはサビのみとはいえ

14曲!(笑)


なんてお得なコンテンツなんだ。簡単に14曲って書いてるけど、自分たちの持ち歌とはいえこの精度の高いボーカルリレーで14曲こなすって凄い大変ですよね!
そしてEXOって凄いんですけど、まず「音を外す」という概念がない。1曲だけじゃないよ、14曲だよ。相当な技術力がこれだけでも分かります。
これはおそらくEXOだけじゃなくて、他の出演したミュージシャンもそうなのだと思います。

で、これで観るとやっぱり

超絶上手い



ただの上手いじゃないです。

超絶上手いです、ほんとに!



前回も言った三羽烏の絡みが大体中心で聴いちゃいますけど、歌で出すメンバー全員の個性が抜群です。

これだけ並べて聴くとEXOの曲の構成が大体分かるんですけど、イントロはベッキョンかD.Oの事が多いんですけど、この二人は私には結構対照的なんですよね。もっと対照的なのはD.Oとチェンだと思うんですけど、今回観て改めて思ったのが

D.Oがど天然<ベッキョンが中間<チェンが超技巧

の順に、私には見え(聴こえ)ました。でも個性の強さは三人とも同じくらい

強い!!

で、私が一番好きなのはベッキョンなんですけど(笑)。ほんと声の出し方の絶妙さと個性が強いったらなく、もう大好き(笑)。これはもう好みの問題なので、ベッキョンの話しだすと止まらないのですが(笑)。やっぱりねー、本当に好きです。声質や柔らかさと表現、以前もnoteで書いたのですが緩急自在な声の扱い方。絶対に気持ち悪いところに声を持っていかないし、曲への理解力もべらぼうに高い。本当に凄いと思います。

「一生に1回は生で歌を聴かないと死ぬまで後悔するな」

と常々思っているくらいの運命のボーカリストので、来日情報があったら教えてください(笑)。

でも、歌への没入力はチェンが強いですね。この人は歌い始めから超絶技巧が分かるタイプですよね。チェンもコントロール力は高いのですが、声質なのかチェンの方がベッキョンと比べるとあんまり前に出てこないんですよね。ただプロ中のプロ感が漂う歌い方なのはチェンの方で、バラードが強いのはそういうところが一番活かしやすいからなんじゃないかと。よりボーカルの正確さや美しさが好みな方は、やっぱり「チェンが一番」と感じるのではないかと思います。

で、今回この動画を観ていて一番面白かったのはD.O。まず絶対カメラを見ない(笑)。たぶんあんまり考えずに直感で歌ってる感じが、こうやってみると凄く分かりました。ダンスがない分ほんと分かりやすかったです。もちろん技術は高いうえで、さらに感覚に任せている度合いが一番高いんじゃないかと思います。要は天才肌ってことですね。勝手な予想ですけど。


K-POPって、歌い方は結構事務所やグループ関係なく、歌い方のベースがあるような感覚が私にはあって。R&Bポップを歌う最的確な歌い方が徹底的に教育されているのかな、と。なので、そこから外れたボーカルに出会うと凄く新鮮に聴こえることがあります。(TXTやFifty Fiftyなんかはそのタイプ)

でも、EXOについては、完全にその技術の最高峰でありながら、かつ声の個性をこんなに感じることのできるグループって凄く貴重だと思うんですよね。K-POP発展の原動力のグループの一つだったことがとても分かるし、例えば「日本のグループなんかにも大きく影響あるんじゃないかな~」とふと思いました。

そして、今回メドレーですが彼らの代表曲を聴いて、曲の良さにも改めて感動しました。どの曲も本当にいい曲ですね。
EXOの曲やレドベルの曲って、結構「00時代」とか時代感を感じる曲が多いのに、いわゆる古いとかいう感じにならなくて、「いつ聴いても楽しめるのが凄いな」といつも思います。曲そのものが良いからなんですね、きっと。
SM独特って言っていいのか分からないですが、カラーを持つ事の大切さを改めて思いました。

こちらでも選んだ曲が結構入っていて、「本当に代表曲を選んで歌ってくれたんだな~」と。新曲の「Cream Soda」も完璧でしたね。

「Tempo」が無かったところがかえって本気度が高い。あの曲は

このnoteでも書いたのですが、どう考えてもイ●れてます(笑)。普通じゃない、っていうか尋常でない。普通に生で歌えないよ!EXOしか無理。最高に褒めています。こういう曲の面白さってK-POPで教えてもらったので、その部分も受け継がれてほしいな、と思います。ここで歌ってない曲の話ですみません(笑)。


というわけで、まだまだ毎晩観続けると思います。早く寝ろ、自分!(笑)

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