本当に観れなくていいの?今絶対にライブを観逃したくないアーティスト!!Sam FenderとZach Bryanを聴いてみよう♪➀Sam Fender編
今、めちゃくちゃライブを観たい二人がいます。
Sam Fender(サム・フェンダー)
zach Bryan(ザック・ブライアン)
それがこの二人。
サム・フェンダーはイギリス出身、ザック・ブライアンはアメリカ出身で、共に若手のシンガーソングライターです。
この二人、それぞれの出身地でとても人気が高く、非常に注目度も高いアーティストなのですが、日本ではまだそこまで人気が浸透していないような気がするので、「ちゃんと魅力を書いてみたいな」とずっと思っていました。
上手く伝わるか分かりませんが、今後日本でも絶対人気が出てほしいアーティストなので、自分なりにですが頑張って書いてみたいと思います。
二人とも各国の単独ライブもフェスでもどんどん世間的な人気・存在感があがっている状態。
ただ、どうしても「来日はハードル高めかも」と思ってしまう理由もあって。でも今呼ばないと
どんどん呼びづらくなっちゃう!!
という危機感があるので、一人ずつ、しっかりとその魅力を語っていければと思います。まずは
Sam Fender
彼は先にも書いたようにイギリス出身のシンガーソングライターです。現在30歳でデビューは2018年にリリースしたEP。
イギリスではデビューからかなり注目度が高くて、2019年にリリースされた「Hypersonic Missiles」からUKチャートでNo.1を獲得するなどの人気。
「ハイパーソニック・ミサイル」(極超音速ミサイル)という印象的なアルバムタイトル曲は、歌詞対訳がユニバーサルミュージックジャパンの公式HPに残っていました。
1stの「Hypersonic Missiles」、そして
2021年にリリースされた2ndアルバム「Seventeen Going Under」と、2枚ともに社会情勢や自身の過酷な生い立ちを背景にした不安や苦しみとそれに対する想い、シリアスで率直な内容の歌詞に加え、ブルースやハートランド・ロックまで想起させるような、ストレートかつ力強いロック曲が若い世代を中心に人気を得て、今UKロック界でもかなり大きな存在になっています。
そんな彼、私は一度ライブを観ていまして
2019年のサマソニで、ソニックステージでのライブ。この時はまだデビューしたてくらいで「期待の若手」くらいの印象で不覚にも私はめっちゃ後ろの方で観てしまったのですが、この時に彼のライブで何より思ったのが
歌がめちゃんこ上手いんよ!!
歌声がとてもよく通る声で、後ろの方の私でもサムの声がとても近く感じられるぐらいの声量。落ち着いて歌うタイプで「音源よりもライブの方がいい声だな~」と感じていました。本人も本当に飾り気がなくて、真っ白なTシャツ1枚のヒョロっとした風貌で遠くからでも分かりやすくて良かったです(笑)。
観客の反応もライブが進むにつれて、どんどんの熱気が上がっていくような印象でした。
とはいえ、まだデビューしたてで知名度もそこまでなかったと思うので、会場は観客も多かったですが全体的に落ち着いてじっくり聴くような反応だったと思います。
そんな彼が2nd「Seventeen Going Under」をリリースした時には「昔サマソニで観たな~」ぐらいの感じで聴いてみたのですが、前作と変わらないロック感にさらに力強さと繊細さが同時に研ぎ澄まされているような印象で、しかもタイトル曲「Seventeen Going Under」が
これ人気出そう!
って曲だったんで、「さらにいい感じだな~」と思っていました。
もともとあったストレートなロック感の曲に観客が歌いやすい「Oh-」のフレーズが印象的で、よりライブで馴染みやすそうな曲だったので、この曲をひっさげたアルバムが2作目のUKチャート1位も納得。
特にコロナで世界的に大変だった時に、こういうアルバムがリリースできるのは「素晴らしいな」と。
そんな中、翌年に毎年チェックしているイギリスでの世界最大規模の野外音楽フェス、グラストンベリー・フェスティバルのライブ動画をチェックしていたら、
すみません、Youtubeで公式動画が見つけられなかったので、インスタなのですが当時本当にびっくりしたのが
尋常じゃない旗の数!!!(と煙)
何回かブログに書いたと思うんですけど、グラストンベリーって旗の数でなんかテンションや人気が分かるところがある不思議なフェスで(笑)。
そして
観客の超大合唱!!!
本当にめっちゃびっくりしたんですよ!!(笑)。
めっちゃ歌う客客客!!
私は全然気が付いてなかったんです、この人気に。私だけ⁉(笑)
本国UKで評価が高いのは知っていたのですが、彼のライブの様子はあんまり目にする機会が無かったので、ライブはサマソニの印象で止まってて。
それがいきなりこの状態だったので、このグラストンベリーの光景を最初に目にした時は本当に本当に驚きました。
でもそれも必然だったんですね。曲もライブも素晴らしい、そして何よりサム本人の歌が本当に良かったので、驚いたものの「あのサマソニで観た彼がこんな人気に!!」とめちゃくくちゃ嬉しかったです。
彼自身は表立ってあまりメディアに出ない印象で、例えばUKの大手のロックを扱うメディアでもカバーなどでもそんなに見かけないような。アルバムリリースの際もコマーシャル活動はミニマルで控え目な印象。
それでも、メディアからもリスナーからもこれだけの人気を誇るとは相当の愛されぶりです。曲や彼自身もライブの様子を追うたびにどんどん自信とカリスマ性がついていったようで、
こちらは昨年2023年に出演したReading and Leeds FestivalではThe KillersとBillie Eilishと共にトリに抜擢されていて、「わー!もうレディングのトリきた!」と思ったら
その時のこの動画を観てください!もう手がつけられないくらいに(笑)めっちゃ人気になってて!!本人も私がサマソニで観た時とは比べられものにならないくらい体もカリスマ性も大きくなってました!!
貫禄がとてもついていて、たった1年でこんなことになっててさらに驚いたんですよねー!!
これを踏まえて、再度1stと2ndを宜しければ聴いてみると、さらに魅力が増すような感じで。もう「Seventeen Going Under」なんか「令和のUKの国歌候補」みたいな感じに聴こえるぐらいのマジックがかかってきて(笑)。
同じReading fesの別日にトリを務めた大大大好きthe killersもほんと凄い盛り上がりだったんですけど、曲に共通点があって面白いのでぜひ聴いてみてください!私は昨年何度もイギリスに産まれなかった事を悔やみました(笑)。こんなレビューも書きました。
サムも、もともと若者の心を掴んでいたロック曲に共有しやすさがさらに加わって、素晴らしい成長ぶりで「凄いな」と。
本人も「Seventeen Going Under」のライブデラックス版をリリースするなどライブをかなり大切にするタイプなのが伝わるので、「才能がある人は、こうやって成長するんだ」という本当に分かりやすいお手本のような。
彼の歌う歌詞にもあるようにサム自身メンタルヘルスの問題があるようで、過去にUSツアーをキャンセルしたりなんかもありましたが、地元UKでは地道にライブやフェスに出続けて階段を登ってきた彼。
そんな彼がついに今年
11月に新曲リリース!!!
新曲タイトルは「people Watcing」。すでに今年の夏にヘッドライナーとして出演したフェスで披露していたこの曲。「Seventeen Going Under」を彷彿とさせる彼らしいロックサウンドの曲です。またライブでとても人気になりそうですね!!
そして新アルバムのリリースもアナウンス!!
アルバムタイトルも「people watching」。パターンが出来上がってますね!(笑)。そして
UK&ヨーロッパツアーと来年のフェスのトリを発表!!
来年に向けてのツアーも動き出しました!!だからこそ
今がチャーーーーンス!!!!
やっと来ました!!2022年に「えー!でっかくなったな!」と気づいてから3年!!
彼がやる気になっている今、このチャンスを逃したくないんですよね~。
一回サマソニにも来てる過去もありますし、「日本やアジアには来ないだろう」と
最初からあきらめてしまうのはもったいないよー!!
恐らく前回サマソニに来た時よりもUKロックが好きな人たちの間ではもっと人気も知名度も浸透しているはずですし、もっと盛り上がると思うんです!!
日本ではglastonburyやreadingのような光景は無理かもですが(笑)、ぜひ来日してまたあの素晴らしい歌声とロックサウンドを聞かせてほしいです♪
そして次に紹介するアーティストとも共通点があると思うので、もしよかったら次のブログも読んでみてください♪
※写真はsam fender official からお借りしました。