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#142

借りていた本と、
長々と借りてしまったお礼にこの間川越で買ってきたお土産を鞄に入れて職場に向かった。

今日は本を貸してくれた先輩と2人で遅番だった。

本当に素敵な本を貸して頂いたのが嬉しくて、
感想を伝えると 先輩も嬉しそうだった。

いつも何かしらの本を持っているその人の、
大好きな一冊だったらしい。

大好きなものを貸してくれたことがまた嬉しかった。

今まで読んだ本の話や、私の好きな映画の話、
小学校の先生が朗読してくれた本が忘れられなくて、去年やっと見つけられた話など。
ささやかで優しい時間だった。

〝あの本は読んだ?〟
〝これも面白いから、持ってこようか〟

本の話をしている時の先輩は、
少女のように好奇心旺盛で、なにより楽しそうだ。

その姿を見るのが、私も好きだと感じる。


「会話」をしようと思ったら、
相手に興味を持つことが何より大切なんだと実感する毎日。

興味のある振りだって、できるかもしれない。
でも本当に会話をしようと思ったら、
大なり小なり相手に興味を持たないとできないなと感じる。

前職で色々な人の上に立つ時に、
ひとりひとりに興味を持って、その人が好きなことに自分も興味を持つようにしてきた。

実際そんなに他人が好きじゃないし、
興味や関心も無かったのだけど、仕事だからと割り切って。

でもやってみたら、なんだか心地よかったんだ。
1人はバンドが大好きで、
1人は海外ドラマが大好きで、
1人は旅行が大好きで、
1人は新作スイーツが大好きで。

私の好きなバンドをオススメしたり、
その人の好きな海外ドラマをみてみたり、
そんな風にして少しずつ心を開いてもらった気がする。

何かを変えたいときは、自分が変わらなくてはいけない。
そうきちんと実感できた職場だった。


相手に興味をもつ、
やたらめったらには出来ないけど
関わりのある人たちのことは知ろうとしていかなくちゃいけないな。
今なら、そんな風に思います。


帰り際まで本の話をたくさんして、駅で別れてから気がつく。



借りた本もお土産もどっちも渡して無かったや(O_O)

(お後がよろしいようで)


おやすみなさい、また明日。

#25時ごろ待ちあわせ #日記 #本 #読書 #興味をもつ #会話

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