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#284 サイレントマジョリティの目線

サウナ。

休みの日はサウナでだらだら過ごすのが最近好きです。

鶯谷にある「萩の湯」がホームサウナ化しており、今日も多分に漏れず萩の湯へ行き、帰ってきて仕込んでいたカレーを食べ今に至るわけです。

あー、サウナ最高。



さて、萩の湯では月に1回、オーナーによる「萩の湯通信」が掲示されています。

サウナから出て水風呂で締め、外気浴に当たりながらその萩の湯通信を見るのがなんとなく好きなのです。

今日は11月に入ってから初めていったのでコラムが更新されていました。


プログラミングと機械の故障

オーナーが出先の時に、従業員から機械の故障の連絡があったとのこと。

どこが故障していてどんな症状なのかを聞くだけで、大体の対処法の検討はつくという内容でした。

機械の修理とプログラミングの修正は似ていて、うまく稼働していない原因は必ずあるので、そこを修正してあげればいいだけなので、必ず答えがある、という点では、プログラミングの誤りを見つけられるような人は銭湯の機械を修理するようなことも得意であると意外な共通点を述べていました。

外気浴で椅子に座りながら「なるほど」と感心してしまいました。


サイレントマジョリティ

銭湯の経営についても述べていました。

機械の故障やプログラミングの誤りには答えがあるものの、経営には答えがないと。

銭湯ではよく色んなイベントをやっています。

今日は「みかん風呂の日」のようなお風呂の内容を変えたり、タオルを先着でプレゼントしたり、レモンの日だからレモンサワーを50%の価格で提供したり。

では、そのイベントが正解だったのかどうかはわかりません。

ここでいう「正解」とは、経営状況が良好であることと、利用客が増えることを指しています。

経営のように正解がわからないものについては、客足の様子やお客さんの生の声にアンテナを張り続けて行くことが大切です。

しかし、生の声については強めに物申すお客さんの意見が正解であると惑わされることも多いですが、サイレントマジョリティ「物言わぬ多数派」の感覚を忘れてはいけないと。

つまり、意見は言わないけれど、客足が減るのであればそれは不正解、客足が増えるのであればそれは正解であると。

それをとらえるためにはいつでもお客さん目線でモノを考えることを怠ってはいけない、と書かれていました。


コンフォートゾーンから抜け出せ!

弊社のサービスもそうです。

人間は、新しいものや施策、サービスには拒否反応を示します。

自分のコンフォートゾーンと呼ばれる気持ちいい部分を変えたくない本能が存在するためです。

新しい変化を取り入れれば、使い方が分からないことがストレスだから前の方がよかった、となるからです。

僕が入社する前、つまり今のサービスが構想段階の時には、多くの不動産会社に「こんなの誰が使うんだよ」と言われたこともあるそうです。

しかし、サービスをリリースしてから2年が経過し、結果的に今では多くの不動産会社に利用をしてもらっていることが、信念をもって事業に取り組んできた結果です。

新しいものへのチャレンジは、周囲からは拒否をされがち。

ですがそれは、なんとなく拒否をしているだけであって、提案者と同じ目線で物事を考えられていないだけなので、理解をすればなんてことはない話だと思っています。


なんだかまとめがぐちゃぐちゃになっちゃいましたね。


チャレンジし、血液を循環させていくこと、常に利用者の目線になることを忘れず、精進していきたいと思った、そんなサウナでした。


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