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元人力車夫から学ぶ トップセールスは見た目にこだわる

これまで営業や接客という立場だった経験のある方なら、
見た目が大事ということは知っている人も多いと思います。

実際に、竹内一郎氏の「人は見た目が9割」という本が話題になったり、
メラビアンの法則というものがあったり、
一般的に見た目が大事だということは
多くの人が理解していることだと思います。

でも、あえてここで記事にさせてください。

あなたは本当に見た目に拘れていますか?
特に時間がない、お金がない、余裕がないと言い訳していませんか?

もし心の中で、思い当たる節がある方は是非読み進めてください。

メラビアンの法則

まずメラビアンの法則について、復習していきましょう。
これはカリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学者である
アルバート・メラビアンという方が1971年に提唱した法則です。

別名「7-38-55のルール」や「3Vの法則」とも呼ばれていますが、
言葉に対して感情や態度が矛盾している場合、
人はそれをどう受け止めるかについて実験し導き出した法則です。

具体的に言うと、
怖い顔で優しい声で「大好き」と言われた時、
笑った顔で明るい声で「バカ」と罵られた時など
に人はどう受け止めるかと言うことです。

この結果導き出されたのが、
視覚情報(Visual)が人に与える影響度を55%
聴覚情報(Vocal)38%
言語情報(Verval)7%という割合でした。

結構、メラビアンの法則は「見た目が大事」という表面的な理解で
伝わることが多いようですが、本質的な意味を理解することで
実際の営業の場でも活用できるようになります。

たまに押しの強い営業をするのに、
なぜかお客さんから好かれる人っているじゃないですか。

あれって実はメラビアンの法則を使って、
一見、押しの強い営業トークでも愛嬌ある顔や声のトーンを使って
お客さんの懐に上手く入り込んでいるのではないかと思っています。

人力車で応用する

ではここから実際の現場で応用していきましょう。
人力車の営業で解説をしていきます。

人力車という商品は、贅沢品です。
最短コースの10分程度で二人で4,000円、
1時間以上のると二人で20,000円以上かかってきます。

1日滞在できるディズニーランドで8,000円くらい、
10,000円だせば泊まれてしまうそこそこのホテルだってあります。
ワンメーター700円程度のタクシーからするともはやボッタクリです。笑

こう考えるといかに人力車が高価かがわかるでしょう。

この高額商品を売るためには、
それを売るあなたもそれなりの人格と見た目を身につける必要があります。

高額を払っていただける「言葉遣い」「余裕」「知識」を
身につけてください。

わからないことをお客さんから質問された時、
愛想笑いで誤魔化せばなんとかなると思っていてはいけません!
勉強してください。

勉強は何事にも大切ですが、
コツコツとした勉強が苦手なあなたにも朗報です!
高額商品を取り扱う営業マンの見た目を手に入れてください。

まずは営業プレゼンに使うメニュー表!
雨に濡れてヘロヘロになってませんか?

もしあなたが高級フレンチに大切な人と行って、
美味しいワインを注文しようとメニュー表を見たら、
シワクチャでなんのシミかわからない汚れが付いていたらどうですか?
美味しいワインを注文する気も失せてしまいますよね?

他にも衣装、髪型、足袋(靴)、姿勢などなど。
明日からすぐにできることはたくさんあります。

是非実践してみてください。
では!

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