「ダイエット」のために肝臓に目を向ける

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしてます。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。

早速ですが、
「頑張ってダイエットしているけど、
思うように体重が落ちない。」

という方、いませんか?
頑張って運動している。
食事だって制限している。
でも、体重が落ちない。
そんな時は「肝臓」が疲労しているからもしれません。
ダイエットを成功するためにも、
肝臓の調子を整えていきましょう。

まず、肝臓を知る。

肝臓の主な機能は、
①代謝
②タンパク質の合成・分解
③解毒
④胆汁の生成

です。
全て、ダイエットに重要なことです。

肝臓は病気などで
その働きが損なわれても、
症状が現れにくく
「沈黙の臓器」
などと呼ばれています。

病気じゃなくても、
多少の疲労などでも、
そりゃ、何も症状は出ないです。
だからこそ、肝臓に
目を向ける必要があります。


肝臓自体だって、エネルギーを消費している。

肝臓は、重さが平均1.2~1.5キロほどあります。
様々な働きを担っていて活動量が大きいので、
基礎代謝の27%を占めると言われています。
これ、筋肉の基礎代謝の割合よりも多い。
つまり、肝臓が元気に働くことで、
エネルギー代謝もアップ。

これだけでも、ダイエットにつながります。


肝臓を疲れさせないために行うべき行動

①暴飲暴食を控え、糖や脂質の摂りすぎに気をつける
当たり前ですよね。
ものがありすぎると、
それを一気に処理しようと動き出す。
特に糖質過多は絶対にやめるべきです。
アルコールも同様です。
アルコールの場合は、
糖質、脂質の処理をストップして、
優先的に処理するように肝臓は働きます。
お酒をよく飲む方は、
それだけでも痩せにくいです。

②野菜や海藻、きのこ類を積極的に摂る
ビタミンやミネラル、そして、食物繊維は、
糖質や脂質を処理するための補酵素として使われたり、
有外物質を排泄するときにサポートしたりします。
食生活が乱れている人は特に意識しないといけません。
食べれていないという人は、
サプリメントの活用もありです。
実際、ビタミンB群を補給すると、
代謝の効率は良くなります。
=痩せやすくなる。

③良質のタンパク質を摂る(大豆製品がおすすめ)
筋肉の材料でもあるタンパク質ですが、
肝臓機能を上げる効果があります。

④牡蠣、あさり、しじみ、などタウリンを摂る
これも肝臓機能を上げる栄養素です。
タウリンの他に、
クルクミン →カレー粉(ターメリック)の色素成分です。
亜鉛 → 魚介類に多く含まれます。
リコピン → トマトに多く含まれます。
オルニチン → 魚介類やチーズに多く含まれます。
などが有効です。

⑤睡眠不足解消、夜更かしをしない
睡眠環境を整えることが重要です。
肝臓に限らず、「休養」は体に大切。
回復しないと、そりゃ、昨日も落ちます。

⑥運動をする
⑦ストレスを抱えすぎない

運動習慣を作りましょう。
腹筋10回、スクワット10回。
どんなものでもいいです。
動くことで、ストレス軽減にもつながります。

⑦便秘改善し腸内環境を整える
腸内環境を整えることで、
有害なものを排泄し、
必要なものだけが吸収されるようになります。
肝臓の機能を軽減してくれます。

⑧外食や食べ過ぎが続いたら、半日~1日ファスティングをして肝臓を休める
⑨食品添加物を控える
⑩冷やさず温める

最後の3つは補助的に。
欠食は個人的にはオススメしません。
ただ、前後の食事が多すぎるなと感じるなら、
多少の量の調整はアリだと思います。

加工食品を利用する限り、
添加物をゼロにすることはできません。
なるべく、生鮮食品で自炊を心がけましょう。

温度が下がると機能が低下するのは、筋肉と同様です。
適度に温めて、肝臓の機能が落ちないようにしましょう。

まとめ


肝臓などの臓器は、24時間休むことなく働きつづけます。
・アルコールの多量摂取
・食べ過ぎ
・睡眠不足
・運動不足
・ストレス

などで、余計に負担がかかって疲れてしまう。
結果としてさらに痩せにくい体になってしまいます。

規則正しい生活習慣。
感情摂取をしない腹八分目の食習慣
よりアクティブな行動で体をうごかす。

肝臓の機能を上げることで、
健康に、かつ、ダイエットも成功
しやすくなります。

実際、ご一緒したお客様にも、
・食事内容は悪くない。
・トレーニングも頑張っている。
でも、なかなか体重変化が出てこない。

お話を聞くと、
・多忙のため、睡眠が不規則
・お腹の冷えを感じる
とのこと。

なので、仕事もありますが、
・なるべく就寝時間を一定
そして、
・常温の飲み物
・温かい食事
・ゆっくり入浴

を心がけてもらい、
食事も
・ビタミンB群が多いもの
・水溶性食物繊維が多いもの

を意識してもらっています。
徐々にですが、体重も落ち始めています。

みなさんも肝臓のこと、
意識してみましょう。

よろしければ、サポートをお願いします。情報発信するためのトレーニングセミナー開催費用や、ジュニア世代へのコオーディネーショントレーニング指導などの活動費として活用させていただきます。