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日本語(文字)の表現力の広さをビジネスでも活用しよう!
『安全』が『女王』になった話で
日本語の表現の広さというか、柔軟性というか
その面白さについて書きました。
でも、ちょっとビジネスシーンでは使いづらい表現です。
ビジネスシーンでも、日本語の表現の広さをうまく利用する方法がありあすよ。
前の記事にも書いた通り、
日本語には「漢字」「ひらがな」「カタカナ」「アルファベット」と4パターンの表現があります。
では、次の言葉からどんな印象を受けるか考えてみてください。
① コーヒー
② こーひー
③ 珈琲
④ Coffee
<問1>一番高級で香り高い一品だと感じるのは何番ですか?
<問2>子ども向けのお菓子の味を表現しているのは何番だと思いますか?
①~④まで、ただ「コーヒー」と書いてあるだけです。
何の説明もありません。
しかし、上の2つの問いに答えを出せたのではありませんか?
同じ言葉であっても、
漢字で表現するか
ひらがなで表現するか
カタカナで表現するか
アルファベットで表現するか
それを変えるだけで、読み手に与える印象が変わります。
不思議ですよね。
特にキャッチコピーのように
短い言葉でイメージを伝えたい場合には
「この言葉はどう表現するのが一番効果的か?」
と考えてみてくださいね。
文章においても、その言葉(単語)をどう表現するか工夫すると読みやすくなったり、伝えたい印象を方向付けたりすることができます。
たとえば、わたしの場合、
自分のことを「私」ではなく「わたし」と書くようにしています。
これは少しやわらかな印象にしたいからです。
「文章の書き方のこつを覚えて楽しくすらすら文章を書きましょう!」
という文章を書く場合なら
「文章の書き方のコツを覚えて楽しくスラスラ文章を書きましょう!」
このように、一部をカタカナに変えた方が読みやすくなります。
「文章のカキカタのコツを覚えてタノシクスラスラ文章を書きましょう!」
こうなるとカタカナが多すぎて読みづらくなりますね。
次の2つの早口言葉を言えますか?
「すもももももももものうち」
「うらにわにはにわ、にわにはにわにわとりがいる」
言えるも言えないもなく、まず読めないですよね(^_^;
漢字とカタカナを入れるとこうなります。
「スモモも桃も桃のうち」
「裏庭には二羽、庭には二羽ニワトリがいる」
こうすると読むことはできますよね。
日本語は、使える文字のタイプが複数あるので、
それらをうまく使うことで、伝えたいイメージを伝えやすくなったり、読みやすくなったりします。
ぜひ意識して使ってみてくださいね。
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