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トロフィー道#6 PS5 全集中で挑んだ『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』

プレイステーションタイトルのプラチナトロフィーを取る過程やトロコンしたからこその感想、トロフィーハンターとしての奮闘をお届けする「トロフィー道」。
今回は『鬼滅の刃』の家庭用ゲーム『ヒノカミ血風譚』です。鬼滅は好きで映画もしっかり映画館で観ました。アニメのゲーム化は危険という話はよくききますが、本作は果たしてどうなるのか。多くの方が観ている作品とは思いますが、なるべくネタバレなしの方向でいきます。
※使用している画像はすべて自分がゲーム内で撮影したスクリーンショットです。加工なども一切しておりません。

ファンは買って間違いなし!それ以外の人も鬼滅入門にはありな作品!

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本作は鬼滅の刃の「無限列車編」までのストーリーを追体験できるというもの。すでに漫画やアニメを観たという人でも、炭治郎や禰󠄀豆子といったキャラクターを実際に動かして戦えるのでかなりワクワクします。一部の柱もプレイアブルキャラとして登場するのでその点も注目ポイントでしょう。

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まず、ファンとしての感想ですが、ゲームだけでなくアーカイブ的な使い方もできるファンアイテムとして所有しておくのも良いと思いました。
なぜかというと、BGMや各キャラのセリフ、細々したストーリーなどを後々チェックできるからです。アニメを何度も観かえすのも良いと思いますが、本作は上記のように章分けされその時の出来事などが整理されているので「あそこどんなだったっけ」という場面をピンポイントで観ることも可能です。ゲームをクリアした後も楽しめそうと感じました。
鬼滅を知らない人でも、原作を観たのと同じくらいの体験ができるので本作から鬼滅を知るというのもアリです。
僕は始める前まで、あのボリュームあるストーリーをどこまで再現するのだろうと不安でした。しかし、始めてみると本筋はしっかり再現され、細かいところは「想いの欠片」というアイテムを入手する形で補完されています。全てのシーンを余すところなくしっかりみていけば「にわか」と言われることはないでしょう。今更漫画やアニメを観るのは…という人でも遊びながら鬼滅の刃に詳しくなれるのでオススメです。

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ゲームならではの「実際に動かせる」のがすごい楽しくて、観るより感情移入しました。那田蜘蛛山や無限列車に乗る駅など原作で観た場所を動き回って様々な角度から見られるのは感動しました。特に無限列車は…感慨深いものがありますね。グラフィックもアニメを観ているようでひきこまれます。
特にストーリーのラストではバトルを経ての"あの場面"だったので、正直映画より感動しましたね。

格ゲーなどアクションが苦手な人でも問題無い!ただしオンライン対戦は猛者多し!

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開発は『NARUTO -ナルト- ナルティメットヒーロー』などを手がけたサイバーコネクトツー。ナルティメットヒーローも良くできた作品で評価が高かったため心配していなかったが、この『ヒノカミ血風譚』も同様にできが良く遊びやすかったです。バトルはシンプルで□ボタンで攻撃、R1ボタンでガード、△ボタンと方向キーなどの組み合わせで技などかなりシンプル。バトルの奥深さは感じられないものの、格ゲーの駆け引きであったり派手な技を連発する爽快感だったりを簡単に感じられるのは嬉しいです。ある程度適当にボタンを押していてもそれなりに戦えるのでストーリークリアくらいであれば楽しみながらプレイできるはず。クリアだけが目的であれば「練習モードに篭ってひたすら技の練習」みたいな努力はほぼ必要ないです。

本編とは別にオンライン対戦モードも用意されていますが、時間帯によっては猛者が多いので注意が必要です。どのような戦法が有効かなどある程度わかってしまったので、逃げやガード待ち、ひたすら強キャラでハメるなどが横行しています。勝つためにはしかたないとは思いますが、やられると結構イライラしますよ(笑)ランクマッチとと戦績に影響しないプレイヤーマッチがあるので、プレイヤーマッチがオススメです。ランクマッチをしすぎて勝利数を積み上げると相手にも見えてしまい、プレイヤーマッチで相手をしてくれる人が減りそうと思い僕はプレイヤーマッチばかりしています。
おそらくそう考えている人が多く、0勝の人でもありえないくらい強い人がいるのでいまのところ戦績はあてにできません。トロフィー獲得でオンライン対戦をする予定の人には深夜だけはやめておけ!と言いたいです。
夜は文字通り鬼が出ますから…。

トロコンした過程で苦労したところと、初心者が苦戦しそうなポイント

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まずはミニゲーム関連。評価Sクリアで獲得できるトロフィー「瓢箪割り免状」「薬湯かけ免状」は数回リトライしました。どちらも基本はタイミングよくボタンを押すリズムゲームに近い感じですが、自分にとってこのタイミングがなかなか厄介。ジャストで合わせているつもりがgoodしか出ずgreatのタイミングを探すのにちょっと手間がかかりました。プレイした皆さんはどう感じたでしょうか?音ゲーやる人は違和感なかったですか?難しいだとgreat量産できましたが普通だとタイミング難しかったです。

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あとはバトルの項目でも言っていた猛者が多いオンライン対戦関係のトロフィーですかね。談合はしていませんが、プライベートマッチでもトロフィーが獲得できるのならばなにも問題ないです。
しかし一緒に遊ぶフレンドがいないのであれば多少は苦労しそうです。アクションが苦手な人であれば相手に一本も取られずに勝利する「完全勝利」は意外と難しいかもしれません。
というかどのトロフィーも相手の強さに依存するため、運要素が強いです。僕は実力にそこまで自身がなかったので、色々解析されて強い人が出てくる前に取ってしまおうという作戦だったのでわりと簡単でした。
それでも、対戦で通常攻撃・五連でトドメを刺す「通常攻撃・五連でトドメ」は苦労しました。オンライン対戦の不確定要素が多いなか、ちょうど五連で相手にトドメをさすように体力の調整が必要です。くわえて、最後の1本を取る必要があります。これがわかるまでの苦労もありましたね。
オンライン対戦は3本先取で勝利となりますが、1、2本目に五連でトドメを刺してもダメなんです。何回やってもトロフィー獲得できなかったのでもしやと思って3本目、トドメを刺して勝利したら獲得できました。
2本取ってから挑戦しなければいけないのでこれもまた大変です。10/18現在で獲得率5.6%なのでそこそこ難しいのかという印象です。時間が経つと猛者が増えプライベートマッチ(可能かはわかりませんが)以外では困難を極めそうなので、トロコン目指す予定の方はお早めに。

困ったら鱗滝さんを使おう!

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ストーリーを全てクリアすれば強キャラも使えるようになりますが、序盤でオンライン対戦や戦術指南などのトロフィー獲得を目指す際は「鱗滝左近次」がオススメ。安定して25コンボも出るし、技も使いやすいです。
僕は特別任務の際にもかなり助けられました。本当にこのキャラだけでいけるので特に使いたいキャラがいない場合は使ってみてください!

評価

プラチナ取得時間 10時間程度(全スキップすれば時間短縮は可能)
難易度 ★
トロコン難易度 ★★
ゲーム評価 ★★★★
オススメ度 ★★★★


簡単なゲームではありますが、トロコン難易度は時間が経つとオンライン系が上がりそう。そのほかは今までお話してきた通りで自分的に楽しめたので評価高めです。忍ネプでいうところの移動苦痛問題も無かったですね。
ダッシュはできないものの、通常の速度が早め+マップがそこまで広くないのでストレスは感じず。逆に、伊之助ならダッシュできたり善逸での探索ではビビリながらなのでキョロキョロして遅いなど細かな再現もされていて面白かったです。アップデートでのキャラ追加も予定されているのでまだまだ楽しめそうです。



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