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こんな時だからこそ飛田ゼミ生にいろいろ聞いてみた~けんた編~


新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、例年通りのゼミ選択が行えない新二年生に向けて少しでも飛田ゼミ生の雰囲気を知ってもらおうということで始めた「現役ゼミ生インタビュー記事」、今回で第四弾!
ぜひ第一弾第二弾第三弾もご覧になってください!

今回インタビューを受けてくれたのは同級生のけんた君。けんた君は僕と同じ学科で飛田ゼミに入る前からの大親友です!そんなけんた君にインタビューするのは小恥ずかしいですが、せっかくの機会なのでいろいろと聞いていきたいと思います!

それではインタビュースタート!


インタビュー


ー今回の企画に対してすぐさま「手伝うよ」と声をかけてくれたのはけんたでしたね。

けんた「そりゃあね、ゼミ募集メンバーはばたばたで忙しそうやし、俺で良ければと思いまして。」

ー大変助かっております。ありがとう。それでは早速インタビュー始めていきますよ!

けんた「はい!よろしくお願いします!」

商学部ゼミ運動会にてリレー選手に選ばれたけんた

ーでは自己紹介の方をお願いします。

けんた「商学部形経営学科のかわのけんたです。出身は宮崎県。福岡で自主的な活動自粛を2週間行ったのち、地元に今帰ってる状況でございます。体重は73キロ。ボクシングで言えばスーパーミドル級です。」

ーいや、一人で話し進んでいくじゃん(笑)。そうよね、今宮崎にいるんだよね?

けんた「そうそう。今日はこの春から福大生になった弟の足にされて一時間かけてスパイス屋さんに行きました。」

ース、スパイス屋さん?

けんた「そう、弟がカレーをスパイスから作りたいということで。久しぶりに外に出ました。」

ーなるほど(笑)。ではでは、まず飛田ゼミに入った理由を教えてください。

けんた「簡単に言うと怠け切った大学生活を変えたいと思ったからやね。」

ーそうだね。僕たちはゼミに入る前から友人だから、お互いの怠惰な生活を知ってますから。

けんた「そうそう、ほんとにだらけていた。せっかくゼミを選択するんだから自分を変えるきっかけにしたいなと思って取り組んだのが一年前だね。」

ーなるほど。それで今飛田ゼミにいるわけだけど、けんたはどうやって飛田ゼミを知ったの?

けんた「一つ上のゼミの先輩の紹介だね。共通のNPO関係のおじさまがいて、その人を介して先輩と出会って、飛田ゼミを知ったみたいな。」

ーじゃあ、自分を変えるきっかけとしてゼミ選択を捉えていたわけだけど、割と決め打ちで飛田ゼミ志望だったの?

けんた「そうだね。その先輩からゼミのこといろいろ聞いてたし、自分が変わるにはこのゼミいいなと思ってたから。」

ーそうだったんだ。そしてそこから大変なゼミ面談期間に突入するのね。

けんた「そうそう。大変なゼミ面談ですよ。俺が一番苦労したのは、『自分ってどんな人なのかを言語化する』ことかな。これは本当に苦労した。」

ーそれは誰しもが通る道かもね。けどそんな中、合格をもらったてことは言語化できたんだ?

けんた「いやその実感も実績もないね(笑)。ただ、考えることはやめなかったかな。家に帰っても考えたし、それこそりゅうたろう(筆者)と焼肉行った時だって考えたじゃん?」

ー出ました伝説の焼肉食べ放題ね。

けんた「そう。二人とも一回ゼミ面談に行って、自分が何なのかわからなくなって心折れそうになって終わった後に決起会をしたんだよね。大学近くの焼肉屋で。」

ーそうだったね。あの時は「受かるかわからないけど、逃げないで頑張ろうぜ!ここで逃げたら今までの大学生活とかわらないよな。」って二人で話して、熱い握手まで交わしたね(笑)。

けんた「そう、まああれでゼミ面談もう一回気持ち入れて頑張ろうって思ったし、りゅうたろうとも仲良くなったよね。」

ーですねですね。あれがきっかけで仲良くなったのはあると思うね。

学園祭当日、麺を茹で続けたけんた(左)と僕(右)

ーというような大変なゼミ面談を経て飛田ゼミで活動しているわけだけれども、このゼミの良いところってどこだと思いますか?

けんた「昨日のちひろの言葉に似てるんだけど、単に思い出が作りたくて集まってるわけではないところかな。みんな何かしらをこのゼミで頑張りたいっていう思いをもってるし、ゼミ面談で自分を振り返ってるからアイデンティティをもって活動に参加してるよね。それがいいところだと思う。」

ーみんな同じようにゼミ面談を経てゼミに来ているわけだから、何かシンパシーを感じるところはあるよね。

けんた「うん。成長したいっていう目的があるから、お互いに高めあう構図が出来上がってるってのはすごくいいところだと思う。」

ーなるほど。じゃあお互いを高めあうメンバーの良いところはどこですか?

けんた「うーんと、俺はサークルとかに入ってないから、大学の友人関係のほとんどなんだよね、ゼミって。俺は人見知りだから友達出来るかなとか地味に思っていたんだけど、周りはそんなことなく優しく仲良くしてくれるし嬉しいよね。それに、友人っていうけど、高校時代の友人とはまた違う特殊な感じはあるかな。」

ーそれはどういうこと?

けんた「なんか遊ぶのを通してとか同じ部活を通してとかじゃなくて、創業体験プログラムみたいに会社経営のプロセスの中でコミュニケーションをとってお互いを知っていくわけじゃん?例えば俺とりゅうたろうは共通の友達がいて知り合ってご飯に行ったりして仲良くなってる。けど例えばおかもとは経理部長で、俺が領収書を持っていくとか、予算を聞きに行くっていうことを繰り返してお互いをついでに知っていくみたいな。今までの友達の作り方とは違ったから、特殊な仲間だと思ってる。」

ー確かにそうだね。今じゃみんなご飯いったり飲み行ったり遊んだりする仲だけど、創業体験プログラム中とかは会議室で会う友達みたいなところはあった。

けんた「そうそう。それもまたいい距離間で、メンバーの良いところだと思う。」

ーなるほど、それは面白いな。じゃあ逆にとびゼミに入って思っていたのと違ったところは?

けんた「これって、ちょっとネガティブなことを答えるんかなって思ったけど、俺は違って。俺が思うのは、先生との距離が近いことかな。ゼミ面談を通して持った先生の印象ってラスボスって感じだったけど、ゼミ合格もらって1週間もないうちに、『この日、新しいプロジェクトの打ち合わせがあるけど、けんた興味ありそうだからついてくる?』って言われたりとかね。先生だけで作り上げている組織ではないんだなって思ったよ。」

ーあ!それは確かに思う!僕も合格もらったのが5月で、8月には先生とベトナムに調査同行させてもらってるし、10月にはけんたも僕も中国に同行させてもらってるしね。

けんた「そうそう。まさか大学生活中に中国に行くとは思ってなかったよ。しかもゼミの先生と(笑)。」

こちらは香港のバスに乗車するけんた

ーそれは本当にそう思うね(笑)。ではではけんたは今実家にいるということですが、最近、取り組んでいることはありますか?

けんた「ゼミのプロジェクトじゃないことを言うとすれば、英語の勉強をしてる。TOEIC頑張ろうかなって。」

ーあ!英語といえばけんたは去年の夏休みにマルタ共和国に留学に行ってたじゃん。何か学んだことはある?

けんた「もちろん語学留学だから、英語は学んだんだけど。俺って自己主張が弱いというか、発言する前に自分の中で『これは正しい正しくないを分ける線』があるの。だからむこうでも英語で話し合いとかする時にあんまり発言ができなかったんだよね。そしたらイタリア人17歳のダニエルに『おまえ、考えてないだろ?』って言われたの。」

ーおっと、ダニエル強気だね(笑)。

けんた「そうそう、結構グイグイ(笑)。で、俺の中では考えてないわけではなかったから、思ってたことを言ったの。そしたら今度は『思ってることあるなら最初から言えよ。』って言われたんだよ。それで気づかされたね。意見を言うのは得意じゃないけど、アウトプットしないと伝わるわけないなって。」

ーおお、それはすごくいい経験をしてきたねマルタで。

けんた「そうそう、語学以外にも学んできましたよ。」

ーうらやましいですよそれは。ではここまでいろいろ聞いてきたわけだけども、最後に新二年生へのコメントいただけますか?

けんた「はい。俺が先輩面していえることではないんだけど、自分が身を置く環境って重要だと思う。みんな居心地のいい環境を選ぶのかもしれないけど、メンバー同士の考え方が違っても成長したいっていう意識があれば成長していけるものだと思う。だからゼミっていう残りの大学生活のほとんどを占める環境はしっかりと選んだらいいんじゃないかと思います。」

ーありがとうございます。せっかくだから、飛田ゼミを志望するかもしれない二年生に向けてもお願いします。

けんた「やっぱりゼミ面談は大変だと思います。周りの進捗情報も気になると思うし。けどゼミ面談は自分とどれだけ向き合い続けるかが大事。自分は何をしてきたのか、どんな目的でそれをしてきたのか、これからどんな思いでゼミに臨みたいのかっていうのを考えてぶつかってきてくれたらなと思います。俺たちもゼミ面談に対して何らかの思いがあって面談を行うわけだから、二年生のぶつかりに応えられるようにしっかりこちらも頑張ります。」


おわりに

いかがだったでしょうか。僕の大親友けんた君編。このインタビューのためにかなり時間をかけて自分を振り返ってくれていたみたいです。このインタビュー記事の作成は新二年生のためというのが大きな目的ですが、現役ゼミ生からしても自己をもう一度見つめなおす良い機会になっているのではないかと思います。

当初は協力者も数名でしたが、うれしいことに「私が力になるならいつでも」と挙手してくれる同級生も増えてきました。さらにはこの春、大学を卒業した先輩に軽くお声掛けしてみたら「声掛けられるの待ってました。」とも言われました。

また明日からも現役ゼミ生インタビュー記事は続いていくのですが、ただゼミの雰囲気を届けるだけではなく、ほかの価値が生まれてきている気がして僕ももう一度整理して、いい機会にして行きたいと思います。

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