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印象が全てを変化させる

第二章


第一章で私の体験談と自分の店のチェックすべき
ことを記事にしましたが、もう少し具体的に
わかりやすく説明をしたいと思います。


料理人は料理のプロであって
環境改善のプロではないこと


もしコンサルタントの私が、ラーメン屋さんを
開業するとしたらラーメンを作ることはできないので
自己流ラーメンで店を維持していくことになります。
到底不可能だと思います。

つまり、
どちらが欠けても店を維持していくことはできない。
大事なのは、役割を明確にして物事を考えること。


アルバイトの雇い方

アルバイト

店主一人で切り盛りしてるお店では
全て一人でやらなければいけない。

もし、
アルバイトを雇っているのなら
やってもらわなければならない。

でも、店主が細かく指導すれば嫌になって
辞めてしまう恐れがあります。

アルバイトしてる人がみんな
将来ラーメン屋を開業したい訳じゃない。
接客を極めたい人たちじゃない。
お店がなくなろうと一切の負債は追わない立場。
だからこそ、採用には細心の注意をしてほしい。

・年齢・性別・経験にかかわらず、気遣い・人柄
 接客業としての第一印象の良さを重要視すること。

・手が回らないからといって
誰でも採用するのは
 一番やってはいけない。

基準を明確にした上で採用していかないと
アルバイトが
増えた時収集がつかなくなる。
たとえ採用率が低くなっても
じっくり良い人材を
厳選していく方が賢明です。

いますぐ潰れないだろう理由を確かめる


さて、例のラーメン屋さんへ2回目に
行った時の話をします。


しばらく間が空いていたので恐らく私のことは
覚えてないだろう。

家族で入店したので、アルバイトの女性が
子供用の椅子の取り付け方にまごまごしていました。
そのほかの対応もぎこちなく結果としては×でしたが、
その様子を見ていたベテランそうな店員さんが、
何やら一生懸命指導していました。
こう言う時はこうした方がいい。のようなやりとり。

そのあとの接客は完璧だった。

子供用の取り皿、フォーク、ストロー、
子供が口にしない食材を入れるか入れないか・・・
スープをこぼしてしまった時の子供や大人への対応
楽しそうに見守るような視線。

ここまで自然に気に掛けることができる人材が
いることに驚きました。
確かにお客さんがいるところでアルバイトに指導
するのは、いい気持ちはしませんが、
お店のことを考えてみた時、営業終了後の指導は
リアルタイムではない為本人の成長に繋がらない。

周りに目を配ることができるスタッフがいる店は
きっと、その他のダメだったところにも気付けます。
この時だけは、心なしかBGMが小さかったようにも
感じてしまうほどでした。

総評すると、1回目の印象をいとも簡単に覆して
きたので、勝手に点数で表すなら、100点
と言いたいところですが 70点!としました。

理由は、

根本的にBGMが小さかったわけではない。
調味料周りやテーブル下の清潔感に欠ける。
混雑時の席への案内の仕方に不満。


それでもかなり高評価としたのは、
上記の印象が強かったからです。

人は印象によっていかようにも
気持ちが左右されてしまう


これを踏まえた時、私が提案している
チェックポイントが全てできていなかったとしても、
また行きたくなる店と思われたりもする。
もちろん、3回目、4回目にも常にそう言う
ジャッジはされているだろう。

これを読んだだけではもったいない。
まず、簡単にできるところから実行してみることで
劇的にリピータは増えなくても、自分自身の意識が
変わるようになります。

流し読みでも構わない、第一章第二章を通して
一文でも為になったところがあったら
ぜひ、実行してみてください。

コンサルティングはこれらを全て改善し、
一つづつ解決する
方向で進行していきます。
それも、全てリモートワークで。

3ヶ月間の短期集中コンサルなので、
終わる頃にはオーナー様やアルバイトの方の
考え方に変化があるかと思います。

ちなみに、

万が一3ヶ月経って、今以上に月の売り上げが
落ちた場合はコンサルティング料金は
全額返金するシステムとなっている。


第三章へ続く。

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