見出し画像

ジェンダーハラスメントが厄介なところ

イラスト:ムツナナツ

僕は自分のことを比較的、温厚だと思っている。 具体的には、勝ち負けに興味がなく、のんびり屋で、怒りが持続しない、という特徴もある。

でも、ある一言には妙に反応する。
それは「男らしくない」と言われた時だ。

僕は力が弱い、機械に弱い、道に弱い。 
そういう部分を指摘されて、
「男らしくない」と言われるとイラッとして
「なにー!?ムキーッ!」って牙を剥く。

なんだよ、その「男らしい」って! あんたの考える男らしさを俺に押し付けるのはやめてくれ、と思う。

男は強くあるべき。
性別で勝手に決めつけて、人を責めたり、からかったりする人がいる。
そういうのをジェンダーハラスメントと呼ぶらしい。

ジェンダーハラスメントが厄介なところは、自分が自分に対してハラスメントをしてしまうことだ。 そういう人は、男としての生きづらさを抱えている。

「男は強くなければならない」「男たるものこうあるべき」という価値観を強く内面化している。 
彼らは、あるべき男らしさに苦しめられている。
そして、自分で自分を深く傷つけてしまう。
僕は、男らしさよりも、自分らしさを考えたい。

この「男らしさ」に関連した小説に『たてがみを捨てたライオンたち』(白岩玄)がある。 読んでみたいなと思っている。
(2022年12月31日に書いた記事です)

イラスト:ムツナナツ

=============☆彡 いつもこの場を訪れていただき、ありがとうございます。*この記事は、約2ヶ月前につよぽんが書いた文章をひろっちが編集して投稿しています。

性別に対する攻撃・脅迫・いやがらせ・差別をする事をジェンダーハラスメントという。厄介な事に自分で自分を傷つけちゃうらしいの。これは根が深いと思う。恐怖・屈辱・不安・自己劣等感といった感情に襲われてるらしい。意識せず追い込んでしまうという事を私達が知る事が大切なんだね。


この記事が参加している募集

#新生活をたのしく

47,916件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?