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一人旅

イラスト:ムツナナツ

今朝、日本テレビの情報番組「ZIP」を見ていたら人気の俳優さんがタイ料理を食べている姿を見て、「懐かしいなぁ」と思った。 トムヤムクンとかタイ風チャーハンとか。 それで、今夜のnoteは「タイへの一人旅のこと」を書こうと思った。

僕は大学2年の終わりにニューヨークへのホームステイをしたことは以前、書いたと思う。 その翌年、僕はタイ、マレーシア、シンガポールを一人旅することにした。 格安航空券を購入して、帰りはいつでもいいフリーの航空券にしておいた。

そして僕はタイに向かった

向こう見ずな僕はタイの国際空港に夜に到着して首都バンコクに向かう時、タクシーや公共交通機関を使わずに空港の車の乗り降りをするところにいる人に一人ずつ声をかけていき、バンコクまでの行き方を聞いていった。そして、バンコクまで乗せていってくれる人を探した。

何人か目の20代後半とおぼしき男性2人組が「いいよ。乗せていってあげるよ」と言ってくれた。

神が僕に微笑んだ

そして、彼らの車に乗せてもらった。 BMWの高級車だった。たしか色は紺色だった。 車の中で会話がはずみ彼らのマンションに行くことになった。 マンションといってもかなり高級なマンションだった。 たしかプールがあったような気がする。 そのマンションの一階にあるレストランに行った。 そして、タイ風チャーハンやビールをご馳走になった。 彼らの友達が店員さんで、その店員さんはオネエだった。

なんだかんだで盛り上がって夜中までおしゃべりしていた。そして、流れで彼らの家に泊めてもらうことになった。

結局、1週間彼らの部屋に泊まりで映画館、ムエタイ(タイのキックボクシング)、サウナ、ビーチなど色々なところに連れて行ってもらった

その間、一晩だけさっき書いたオネエに泊めてもらうことになった。 その間、彼らのおごのカップルの部屋に泊まることになった。 さすがにこの時は恐怖もあったが、若いとはすごいもので、まぁ大丈夫だろう、と泊まった。 幸いなにごともなかった。

彼らはとても裕福だった。
ちなみに彼らはブランドもののお財布のコピー品を販売しているようだった。

その一人旅のあと2年くらいした頃に彼らから僕の家に電話があり、「今度日本に行くからご飯でも食べないか?」と誘われた。 腰の軽い僕はほいほい出かけていってご馳走になった。 そこは新宿の叙々苑だった。 人生初の高級焼肉店での食事だった。

その旅を通して、人との出会いはやっぱり面白いなぁと思った。 しかし、次の国、マレーシアでは詐欺に遭って失敗をした。 それはまた別の機会に書こうと思う。
(2022年4月15日に書いた記事です)


イラスト:ムツナナツ

つよぽんのぷらっとした言動は、学生の頃から変わっていなんだ。だから今のつよぽんがあるんだ。と変な納得が得られたエピソードだ。無防備というか信じ切っているのか、日本人特異的な性質なのか。何も無かったから、良い思い出として残っているけどトラブルに巻き込まれる事も多い。なので本来なら、下調べをしっかりして知らない人に付いて行かない方が良いと思う。つよぽんの体験は、“たまたまうまくいった“と捉えた方が良いよね。

で。その後もお世話になった方々とのお付き合いはあるのかしら?聞いてみたいな。

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いつもこの場を訪れていただき、ありがとうございます。危ない目に遭遇した事はありますか?犯罪を近く感じるような事があった場合は、まずは心を落ち着かせて。静かに距離を置くようにしたらいいのかしら。
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