見出し画像

ドラッカーが記した4つの問いという「成功の秘訣」とは? 10月5日 Building Action into the Decision 意思決定と行動

#10月5日 木曜日のお昼になりました。今日の #収入を増やすための #ドラッカー #NOTEマガジンも #ドラッカー365の金言 のテーマから。

今日のテーマは、
#Building_Action_into_the_Decision  (決断に行動を組み込む)
#意思決定と行動

今日のテキストも先日からの続きになります。
「効果的に意思決定する5原則」の4番です。

1、問題が一般的であり、そして、それは一定の法則ないしは原則を確立するような決定を通してのみ解決されうるということを、はっきりと認識すること。

2、問題に対する解答が満足させなければならない要件、つまり、<限界条件>をはっきりと定義すること

3、<正しい>解答は何かということ、すなわち、決定が受け入れやすいようにするために必要な妥協であるとか、適応であるとか、譲歩であるとかいったような事柄に留意する前に、要件を完全ん位満足する解決策は何かということを考え抜くこと

4、決定それ自体のうちに決定を実施に移すための方策を組み入れること。

5、決定の妥当性と有効性を、現実の成り行きに照らして検証するための<フィードバック>を設けること

#経営者の条件 1966年版 227ページより

まずはスーパースター大谷選手、日本人初のホームラン王おめでとうございます。チームは地区4位と冴えない結果となってしまいましたが、個人成績はダントツで2021年以来のリーグMVPの声も上がっています。

 では、肝心のチームはといえば、たとえオーナーが優勝したい、と願い、監督以下選手たちも優勝を目標に掲げて、開幕前、大谷選手、トラウト選手、レンドン選手と3人ものスーパースターを揃えましたが、昨年同様73勝89敗で西地区4位。ポストシーズン進出に必要な89勝に16勝足らずシーズンを終えました。

 今期のチームも、3人のスーパースター以外は実力不足の若手ばかり。特に、ブルペン投手陣が弱いため、先発陣がリードしていてもプルペンが打たれて逆転負けのシーンが何度も何度もリピートされました。

 敗因は若手選手の実力不足だけに帰すことはできません。3Aや2Aなど育成部門にほとんど投資せず、ファームシステムも30球団中28~30位と整備されていないことが明らかになりました。

さらに、レギュラー選手の健康を管理するヘルスケア部門も他球団より貧弱で劣っていたからか、スター選手はじめレギュラー陣のほとんどがシーズン途中に怪我で離脱。また、現代野球には不可欠なデータ活用し、戦略面に活かすこともアストロズなど他球団より遅れているとのこと。

 ポストシーズン進出を実現するには、優れた選手をレギュラー陣に揃えれば良いわけではなく、オーナーレベル、育成レベル、戦略レベルなど、まさに様々な部門でも優れていることが必要であり、「いい組織」「良い球団」にならなくてはいけないことがわかります。

意思決定しただけでは、口で「優勝したい」といっても、現実化しません。上司が決定しても、部下が行動できるよう物心両面での支援がなければ、困難を乗り越えて現実化できません。

ドラッカーは、決定を行動に移す際には、次の4つの問いに明白な解答を与えることが必要と記しています。

#あなたの意思決定を知らなければならないのは誰か
#そのためにはいかなる行動が必要か
#誰が行動しなければならないか
#行動をとらなければならない人々が所期の目的を達成しうるためにはその行動はどのようなものでなければならないか

これらの問いが見落とされるため、取り返しのつかない結果がもたらされてしまうそうです。

ということは、逆を言えば、この4つの問いに明確な解答を与えて実行されれば、所期の目的は果たせられる、ということになります。これが成功の秘訣、ということですね。

これからも彼の考え方を活かし収入増を実現する方法をご紹介します。参考にされたい方は、ハートマーク、フォローもよろしく。コメントもいただけると嬉しいです。それでは、ごきげんよう!

サポートもお願いします。取材費やテストマーケなどに活用させていただき、より良い内容にしていきます。ご協力感謝!