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組織を食い物にするヤツは誰だ? 11月22日 Federal Decentralization: Requirements 分権制成立の条件
#11月22日 こんにちは。水曜日のランチタイムになりました。今日の仙台は最高気温18度。割とあったかい。いい天気です。
さて、このNOTEは、 #ドラッカー365の金言 を読むだけで、これからのビジネスチャンス力を鍛えるエンタメNOTEです。
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今日のテーマは、組織の分権制ということなんですが、
分権制とは 取締役や部長、課長クラスの組織の中位者が一定の権限を持っている組織を分権化された組織といいます。 中位者がもっている権限の大きさによって、事業部制やカンパニー制、持株会社制などに分類されます。
かつての日本は製造業中心でした。全国各地に工場を設置し、地域の労働力を集め、現場で製造マネジメントを実施、本社はトップ・マネジメントの職務に専任し、現場は現場で最適化する構造になっています。
ところが最近では、製造業からサービス業中心の産業構造に変化しています。サービス業では、現場に権限委譲を進め、経営効率を追求した結果、中間管理職を排除し、スリム化した組織こそベスト、ということで実に少人数で経営がなされています。
ただ実際は、本社が担うべき課題と現場管理職が担うべき課題の分離がうまくいっておらず、現場管理職にさまざまな業務が集中、必死でこなすうちに現場が疲弊し燃え尽き症候群が続出、なんとか保っている状況だとか。。。
分権化とはいうものの、組織の権限委譲によって、スリム化し、現場による意思決定を進めたことで、トップ・マネジメントが自身の課題に向き合い、未来のための進路、戦略、目標、基幹的な意思決定に専念できるようになる、と言われていました。
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しかし、実態はどうでしょうか??
あなたの組織は、社長はじめとする経営幹部は、今日の現業ばかりに目が向き、未来の進路を描いて経営を導いているでしょうか?
ChatGPTを開発するOpenAIでクーデターが起こり、騒然となっています。
「ChatGPTで仕事を失ったのは開発者本人でした」というユーモア?いいえ、マジです。クーデターの経緯はZun-Behoさんが解説くださってます。
また、ベンチャーキャピタルの蛯原健さんのポストによれば、このクーデター成功の理由は、同社の組織ストラクチャーのバグのせいである、とのこと。
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今日のテーマの「連邦制」「分権制」というテーマとは異なるものの、このNPOが株式会社をコントロールする、というやり方、蛯名さんは、「組織のバグ」とおっしゃっているけれど、昨今の「公金ちゅーちゅー」騒動を見るにつけ、株主の取締役会における経営コントロール権を免れる目的でNPOを設立し、そのNPOボードメンバーが経営コントロールし続ける、というスキームは、バグではなく、MSなど大手ITベンダーらから出資を得て企業価値を高めることで、ボードメンバーの独裁的支配権をより高め、出資先の「グローバルLLC」の取締役会でさまざまな内容が決まったとしてもNPOボードメンバーがコントロールできるよう仕組まれたスキームなのではないか?とうがった目で見えてしまいます。
日本のNPOの中にも、同様のスキームを仕込んでいる悪賢い代表がいるんじゃないだろうか?
次のニュース:
今年のミスユニバース・2023パリ大会が炎上中とのこと。
ミス・ネパールの破壊力が、いわゆる伝統的な美人像を破壊した、と評判になっています。
🚨 Miss Népal a brisé les stéréotypes lors du concours Miss Univers ! 👑 #MissUniverse2023 pic.twitter.com/LU3Y48CGgt
— GOSSIP ROOM (@GossipRoomOff) November 20, 2023
プラスサイズモデル、という価値観が数年前からアメリカでもてはやされ、ある意味、LGBTのように人権問題化し、否定すると差別者だ的なムーブメントが起こされていましたが、それがミス・ユニバースの舞台にまで反映されてきた、ということでしょうか?美人コンテストの「美人」ってなによ?という本来のテーマや追求すべき価値観に異論をぶっ込んできた??
組織論とは関係なかったですね、スンマヘン。
組織といえば、
参政党・神谷氏、辞任迫り自ら代表就任 「前代表に混乱生む発言」
22年7月の参院選で国政政党となった「参政党」が5人のボードメンバーによる共同体制から神谷氏独裁運営体制へと噂されていましたが、真実だった模様。8月30日朝日新聞にて報道されました。
参政党は30日、松田学代表が辞任し、副代表で参院議員の神谷宗幣氏が代表に就任したと発表した。党運営の方針をめぐる対立があったとしている。
神谷氏はこの日の記者会見で、松田氏がSNSなどで「党に対して混乱を生むような発言があった」として代表辞任を求めたと説明。「(党が)大きくなっている最中なので、空中分解してはいけないと考えた」と述べた。
参政党は、集団での理事会で政党の意思決定をするのではなく、神谷代表1人が執行する体制へと変わった、共産党のような体制を目指すとのことです。
では、日本共産党の組織図を見てみましょう。こちらは産経新聞に掲載されていた組織図です。
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党員27万の上に乗った見事なピラミッド構造の本部体制です。
共産党の組織は、志位委員長による独裁体制と言われています。
参政党は、当初「みんなで作る」と謳って党員を集めていたものの、結局はこのような独裁体制を作りたい、という神谷氏の本音が明らかになったため、当初「5レンジャー」と呼んでいた神谷氏以外のボードメンバーは脱退に追い込まれ集団指導体制が崩壊、地方組織も当初の話と違う、と離脱者が止まらず組織崩壊しつつようです。
そこに、作家の百田尚樹氏率いる日本保守党が10月17日に結党。1ヶ月も経たないうちにxでのフォロワー数は30万人を超え、日本の政党ではトップに。年会費6000円の党員も募集を始めて間もなく6万人に迫るなど勢いがあります。同党の組織図がはっきりしていませんので、どのような組織形態となるのか注目です。
OpenAI社と順番は前後しますが、NPO同様、政党も法人ですから、意思決定機関として株式会社における取締役会の替わりとなる理事会のような執行機関があるわけですが、そのあたり、どうなっているか、というと、自民党の場合、全て総裁に一元化されているようです。もちろん独裁ではないのでしょうが、機構と党則を見る限り、共産党同様、総裁になればなんでもできるような感じです。
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自民党は、党大会が株主総会のようなものですが、株式会社が取締役会に支配権を与えているのに対して、自民党は、総裁に権力が一元集中している組織です。
党則の第四条2項にはこうあります。
総裁は、党の最高責任者であって、党の代表とし、党務を総理する。
そして、第六条にて
総裁は、別に定める総裁公選規定により公選する。
と定められ、党大会の公選によって選ばれ、党の業務を執行していくこととされています。しかし、これではトップマネジメントである総裁が現場のことから未来の方針まで全てを担当する組織ことになってしまってはいないでしょうか?
一方で、一般的な株式会社の場合は以下の通りです。
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出資者である株主が「株主総会」で、会社経営の専門家である「取締役」という人たちを選び、会社の経営を任せます。そして、取締役たちは、会社の経営の中心となる「社長、専務、常務」などを取締役会という会議で選び、会社を経営していきます。
さらに、「部長、課長、一般の社員」などの従業員が各部門で働くことで、会社は運営されています。
株主は、株主総会で取締役を選ぶと同時に、監査役という人たちも選びます。監査役は、取締役が会社をきちんと経営しているかどうか、お金の管理がきちんと行われているかなどをチェックしています。
このようにして株式会社は運営され、年に1回定時株主総会を開いて、取締役や監査役がその年の会社の経営状況を株主に報告します。そして、その年の利益の使い方や次の年の経営方針を説明し、株主の承認を得ます。このように、株式会社の最高意思決定機関は株主が集まって開催する株主総会です。
ということで、民主主義組織とは手続きを重視する組織。トップマネジメントが全てを行なうのではなく、餅は餅屋に、と現場のことは現場に権限委譲して、トップマネジメントは、直近の業績ではなく、未来の道へ導くビジョナリーであるべき、という声もあります。
さて、今日のテキストも #マネジメント 46章 #成果中心の設計 :連邦分権制と擬似分権制 1974年版 下巻 連邦分牽制の必要条件 331〜336ページより↓
#Federal_Decentralization :
#Requirements
#分権制成立の条件
#全体の利益に貢献するのではなく全体に対して利益を貢献しなければならない
ACTION POINT
#部門長には最大限の自立性と責任を与えてください 。
#そのため成果がはっきり出るシステムをつくってください 。
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