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ちょっとだけ影響できたらうれしいなあ

はじめに

概念や思考を少し変えるだけで、人生が変わります。 貴方にちよっとだけ影響できたらうれしいです ダイアログ俱楽部は対話を通じて社会で活躍する人財を育成する俱楽部です。

3つの脳の思考がおもしろい

これはある企業の幹部養成講座で話したテーマよ要約したものです。

脳には3つのおもしろい特徴があります。
これを知っていると対話におけるすれ違いが少なくなります。
1.脳は空白を埋めようとする傾向がある
2.脳は焦点化する傾向がある
3.脳は快・不快で行動を変える傾向があるです。

1.の脳は空白を埋めようとするというのは、頭の中が真っ白になるということではなく、解らないことや質問に対して自分の知っている情報から近そうな気がするものをとりあえず答えとして出してしまったり、納得したりします。そうすることにより頭のモヤモヤを一時的に解消させようとするのです。

2.の焦点化するというのは脳は同時に2つ以上のことを考えることができないということです。よくあるのが一つのことに集中していてほかの事に気づかなかった。こととかです。この焦点化することに対して人は大きく分けて「視覚」「聴覚」「触覚」の3つのいずれかを優先的に使っています。

「夏の海」をイメージすると「視覚タイプ」は白い砂浜に青い海。そしてサンサンと輝く太陽を思い浮かべます。「聴覚タイプ」は波の音や海鳥の鳴き声。キャッキャッとはじける声を思い浮かべます。そして7「触覚タイプ」はジリジリと肌に焼け付く太陽や砂浜の熱さ。などを思い浮かべます。

3.の快・不快で行動を変えるというのは、脳は快を好み不快を嫌うということです。当たり前といえば当たり前ですけど、これを解っていながら人は心地よくないことを人にさせようとしてうまくいかないことが多いです。

以上の3つの傾向を理解したうえで、対話をするときは、相手にイメージしてもらいやすく、焦点化を駆使し心地よいメリットが分かるようにすればよい関係性が築けますよ


先入観の怖さを知っておこう

多くの人に当てはまることですが、先に情報を受けたタイミングで間違った情報もその情報が正しいという思い込みが発生することがあります。
今、U侵略戦争でもこの先入観によって、それぞれの立場が正当化されている可能性があると思いますし相手国を非難していると思います。ニュースでもプロパガンダについて話題になっていますが、これも先入観の操作に当たると思います。
職場でも、この先入観の操作は大切です。上司は先に入った情報をまずは信じます。その次の情報は最初の情報と天秤にかけて判断しますが全く違った情報だと、後者に対して不信感を持ってしまうのです。
社会人にとってこれではたまりません。それを阻止するために必要なことは誰よりも早い報告、連絡、相談だと思います。


昇格人事

直属の部下を評価することは、まだやりやすい。しかし、部下自分のチームの部下を昇格させたいと言ってきた時が難儀です。直接関わっていないから部下の評価を基準にしなければなりません。だから私は彼に言っていることがあります。「あなたが昇格させたいと思う部下がいるならできる限りあなたの代わりに会議出席や私のところに報告に来させなさい。」「私の上司にも認識を持ってもらえるような行動をとらせたほうがいいよ。」とアドバイスしています。当然、危険な賭けでもあります。高評価に繋がるか低評価に繋がるかその部下次第ですから。でも、それくらいのリスクが必要だと思います。組織としても将来を担ってもらいたいですし社員の生活を担ってもらう人財の発掘作業ですから。私は私の部下に対して先ほどの事を私の上司に対してさせました。そうすると私の上司からたまに私の部下の話が出てきます。好感を持っているようならボチボチ昇格の推薦準備ができたと判断して昇格推薦をして今まで成功してきました。
大きな組織になればなるほど末端の昇格人事は難しいですから。


出世欲

私は個人的に「出世欲」には大きく分けて3つあると思っています。
名誉欲・権勢欲・改革欲だと思っています。
名誉欲は大きな仕事で成果を出し評価され出世しさらに大きな仕事で成果を出してそこにアイデンティティを持つことです。
権勢欲は多くの部下を従え権限をもって自分の利益を中心に考え行動できることを目標に持つことです。
最後の改革欲とは、現状の課題を解決するために組織改革が必要と考え、自分たちがそれをできる地位まで出世しないと組織を動かせないと悟って、そのために仕事に成果を出して出世していくことを目標に持つことです。
それぞれメリット・デメリットがありますが、どの出世欲にしても、成果を出す力がないと結果はついてきませんが、厄介なのが出世欲も能力もないけど、同族会社で世襲制によって出世する親族もいることです。この組織に勤務したなら腹をくくってその親族のために手足となって真摯に対応して信頼を勝ちどってください。これは4つめの欲になるかもしれませんが傀儡(かいらい)欲かもしれません。


貴方の上司は「情熱派」それとも「合理性派」

貴方の努力は上司の思考によっては良くも悪くも取られてしまう危険性があります。
「情熱派」の上司とは一生懸命が大好き。徹夜でやり上げました。と言って持ってきた仕事を非常に喜ぶ傾向があります。少々誤字脱字があっても頑張ったんだから「まあいいか」と許してくれそうな上司です。
「合理性派」の上司とは計画性を重視します。期日は明後日だとしても今日提出して来て「一度目を通してもらえますか。ご意見いただけると有難いです。」なんてことを言ってくると喜ぶ傾向があると思います。
まあ完璧主義にありがちな話です。
この二つの傾向をあなたの上司に当てはめてください。どちらの傾向が強いか判断してそれに合わせた仕事のスタイルを構築してください。
上司もお客様です。あなたに対価を払ってくれます。より大きな対価をもらおうとすれば当然お客様の思考や嗜好を考えコーディネートしますよね。同じように上司にすればいいだけです。トップになるまではカメレオンパーソンになるべきです。これができるようになると、あなたの大きな武器の一つになりますよ。

「○○でも良いよ」「○○で良いよ」はNGワード

パートナーに「今日のごはんカレーにしようか?ビーフシチューにしようか?」なんて聞かれたとき、つい「○○でもいいよ」とか「○○で良いよ」と答えてしまったりしませんか。私はついやってしまいます。これって実はNGワードらしいんです。

こういう時は「○○がいいよ」が正解らしいです。この言い方はパートナーにとってちゃんと意思表示をしているから真剣に考えてくれていると感じるらしいです。これは仕事でも同じことがいえると思います。
ちょっと意識してみませんか。

ちなみに私のパートナーがいつも私が「○○かいいよ」と言うと△△が出てきます。

カセットテープ音源のデジタル化から考えさせられた。

「男の隠れ家」という雑誌を見ていると部屋の模様替えをしたくなるのですが、まとまった休みが、なかなか取れませんでした。が、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者になってしまい、一週間急遽休むことになってしまったので、このチャンスを生かさなければと部屋の模様替えを始めました。
その中で、
皆さん、カセットテープはどうされていますか。実は、私はまだ40年まえからの録音済のテープが200本くらい出てきました。さて、思い出の品をそのまま捨てられないと考え、インターネットでカセットテープのデジタル化を検索してみたら結構ヒットしました。その中で私はフリー音源編集ソフトを使い、カセットデッキとパソコンのマイクジャックをケーブルでつないでデーター化してみました。
これが結構よい音質で保存できました。
インターネットを使って調べると真偽はともかく大概のものは調べられます。私の若いころの上司だった方は、いちいち教えてくれません。見て覚えろタイプが多かったと思います。でも現代はそんなノウハウもインターネットを調べれば教えてくれます。情報化社会(society4.0)と言われ10数年。
次に来る社会(society5.0)とは、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)の事だそうです。今のビジネスのネタはここですね。

任期はほどほどに

ロシアのP大統領、中国の習近平国家主席、私のボスもそうだけど権力を長期間握ってしまうと人柄が変わってしまう病気にかかるのかと考えさせられる。こういう人たちは誰を候補者として後継者をどう育てるのか、考えていないような気がする。多分自分と比べてあまりにも見劣りしてしまうものだから余計かもしれないし、逆に優秀すぎても自分の座を脅かされると感じ遠ざけてしまうかもしれません。多分そんな問題は以前からわかっていたので、任期の制限を法で定めていたのでしょうが、権力を持ってしまうと法でさえ変えてしまうのですから怖い話です。名君だったと言われるためにも任期はほどほどにしたほうがいいと思いながら、ペンを置きます。










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