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タワレコメンを聴いてみる(2021年11月)


12月になってしまいましたが、11月分の紹介です。
先日、久々に都内に出る用事があり、タワレコやらユニオンやらをぶらぶらしました。普段は田舎住みなので、オミクロンでまた出にくくなったらやだなぁ、とか思ってます。ちなみにタワレコ新宿は縮小してから初めて行ったのですが、(タワレコに限らずですが)洋楽コーナーがかなり寂しい感じですね。邦楽もぐっと狭くなってますが、タワレコメンは全店展開で推してるんだからもうちょっと頑張ってくれてもよさそうな、という気もしなくはないですね。
ということで、タワレコのマンスリーレコメンド、タワレコメンを聴いてみます。

本家はこちら↓

先月分はこちら↓
https://note.com/dhama/n/ne69007b3a482

自己紹介や動機などはこちら↓
https://note.com/dhama/n/nac4f53ab70b9

青虫『103号』

先日活動休止が発表されたPEDROと入れ替わるかのように正体が明かされたアユニ・D(BiSH)による歌い手プロジェクトの1st EP。楽曲はyama『春を告げる』をはじめ引く手数多のくじらが担当。これだけ売れっ子の布陣にタワレコメン枠でいいんか…。
BiSH、PEDROに比べて甘くふわっとした歌声は楽曲のメロウなフィールと相まって切なげに響く。おすすめは新録のバラードっぽい①、踊れる③。

興味があればこちらも↓
https://realsound.jp/2021/11/post-909123.html

PK Shampoo『PK Shampoo.wav』

2018年結成、大阪/京都を中心に活動する4人組ロックバンド。インディーズとしては異常なくらいのネット上の記事やコメントの豊富さからも注目度の高さが伺える。ミディアムテンポでノイズサウンドにロマンチックなメタファーと、最近の流行りとは明らかに違うスタイル。メロディの良さは90年代Beingにもつながる気がする。おすすめはタイトルにドキッとする④、前奏からめちゃカッコよい⑧、比較的シンプルに聴こえつつドラマチックな⑫。

興味があればこちらも↓
https://storywriter.tokyo/2021/09/19/5085/
https://mag.digle.tokyo/interview/earlyreflection/128341

YONA YONA WEEKWNDERS『YONA YONA WEEKENDERS』

「ツマミになるグッドミュージック」をコンセプトにした4人組。SuchmosやNulbrich、TENDRE好きにはハマるのでは。メンバーは会社勤めを続けながら週末にバンド活動をしてきたとのことで、③など歌詞に反映されている部分もありそうに見える。ちなみにVo.がシソンヌ長谷川に似ているということで②で共演している。おすすめはサーフシーンのような影響も感じる①、タイトルが頭に残る②、ひときわシティポップな⑦。

興味があればこちらも↓
https://skream.jp/interview/2021/11/yona_yona_weekenders.php
https://natalie.mu/music/news/448068

今回のアーティストについて、Spotifyでの今月のリスナー数を見てみると、青虫約8000人、PK Shampoo約6800人、YONA YONA WEEKENDERS約13.5万人。YONA~はプレイリストにも結構選ばれているので、その影響が大きいのかもしれません。青虫は中の人のネームバリューを考えると意外でしたが、まぁSpotifyのレコメンダにはあんまり関係ないんですかね。タワレコメンやショップはこういうサブスクで埋もれがちなリスナー数千~数万くらいのアーティストばんばんフックアップしてほしいですね。

おわり。



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