日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」を噛みしめまくった先にたどり着いたのは…
2019年夏のTBS日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」。
あの熱い物語が、年明けに各地で一挙放送され、1/10にDVD&Blu-rayが発売された。
正直、これほど円盤の発売を待ち焦がれた作品は、今までなかった。
放送が終わってから、1日も欠かすことなく、本編かParavi配信スピンオフか主題歌の「馬と鹿」どれかを観たり聴いたりしていたし、年明けの一挙放送も実家で観た。
もちろんBlu-rayも購入したし、ようやくだが原作も読み終えた。
始まった当初は、推しが出るからという単純な動機から観始めた作品だったが…
そしてこの作品で推しも増えてしまった。
「花咲舞が黙ってない」の相馬健、そして「ノーサイド・ゲーム」の柴門琢磨。
どちらも池井戸作品、仕事の出来るイケメン上司と仕事の出来るイケメン監督。
推し増やしパターンがブレていない自分に感心する。
そんなことはこれを読んでいる貴方には「毛ほどの興味もない」だろうからいいとして、何が私をここまで熱くさせたのか?
やはり池井戸作品の素晴らしさなのか?
脚本の素晴らしさなのか?
本物にこだわり抜いたラグビーシーンなのか?
登場人物のキャラクターなのか?
そのキャスティングなのか?
そのキャストの熱演なのか?
池井戸作品が好きなのもあるし、ラグビーシーンには心打たれたし、推しがいるのも含めて、どのキャラクターもとても魅力的に描かれていて、それをキャストがさらに魅力的に演じられているのは感じていた。
でも、それは表面的なところで、もっと奥底に何かがある、確かに…!!
それは一体何なのか?
最終回以降もずーっと「ノーサイド・ゲーム」を噛みしめ、噛みしめまくった先にたどり着いたのが、年明け一挙放送のときだった。
これが愛じゃなければなんと呼ぶのか
(米津玄師「馬と鹿」)
米津氏に脱帽である、奥底にあったのはまさしく【愛】だった。
ドラマの中に溢れるラグビーへの愛、仲間への愛が私へパスされたのか、むしろタックルされたのか、それとも心をジャッカルされたのか。
私の中にあった推しへの愛と、それぞれのキャラクターたちへの愛と、ドラマの中から醸し出される愛がスクラム組んで押し込んでトライを決めたのか。
全ての愛がONE TEAMになったのか。
よくわからないが、そんな感覚があったのだと思う。
アストロズや柴門監督が命懸けで闘うのも、彼らを島本社長が応援するのも、滝川が彼らに厳しい意見や現実を突きつけるのも、すべて愛あるがゆえ。
そんな人たちに囲まれた君嶋に生まれたのが、きっと彼自身想像もしていなかっただろう、今まで嫌いだったラグビーへの愛だった。
これは原作を読んだだけでは、たどり着かなかったかもしれないし、主題歌が「馬と鹿」じゃなければたどり着かなかったのではないかと思う。
主題歌として、後のW杯も含めて100%以上の役割を果たしているのは間違いないだろう。
私はこの愛の物語にこれからも元気をもらいながら、日々の戦いを勝ち抜いていきたい。
私は…「ノーサイド・ゲーム」が
大好きだ!!!!!!!!!!!
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