くじらん

歯科衛生士🦷/医療×教育/落合陽一塾/HUC/

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最近の記事

『りにゅうこく物語』〜食べるを支える

 なぜ歯科衛生士をしているのかを自問自答したことがある。口腔周囲筋ケアのプライベートレッスンを受ける際はこれを学んでどうしたいのかを何度も突っ込まれて聞かれた。  その時はそこまで食べるを意識していなかったかもしれない。でも、機能やメカニズムを学べば学ぶほど、食べるという行為が発達に大きく影響することを知る。さらにそれは喜びや楽しみを伴うもので人生を豊かにすることを確信していた。 2019年の日本摂食嚥下リハビリテーション学会の大会テーマが「食べるを支える」それを受けて歯科

    • ニューリーダー

       母親アップデートコミュニティの発起人で代表を務めるなつみっくすこと鈴木奈津美さんの著者がついに出版された。  なつみっくすとの出会いはこちら。 こちらを自宅でスマホ視聴。観覧のお知らせがあって行きたいと思ったけれど時間的にどうしても難しかった。悔しい思いも抱きながら見る。 圧倒的存在感の母親たちに行かなくてよかったとホッとしたことを覚えている。パワフルな母親の1人がなつみっくす。その場でコミュニティ作りを担う手を挙げていた。newspicks番組内で発言する勇気は持ち合

      • 数学教育フェス2024 数学嫌い0の未来へ→

        数学イベントに初参加。定員が直ぐに埋まるはずだと聞いて本当に秒で埋まるセミナーチケットやサザコーヒーオンライン福袋争奪戦にも勝ち抜いている私。恥ずかしいぐらい早々と購入した。そのうちに完売したと聞いて、猫に小判で申し訳ないので丁重に返品すべきかと悩んだほど… 私は数学教育の人ではない。数学とゆかりがない。ただの好奇心旺盛な変な人。 雪を心配したが電車は通常運転。超満員らしいので、とりあえず早く行って見やすい席を陣取ることにする。絶対後ろじゃ資料が見えないはず。スクリーンが前

        • 2024 呼吸と高野山そして岡潔

            母親アップデートコミュニティの5周年企画でこの記事を書いている。2024についてというテーマ設定だが、まずこれまでのことをまとめておきたい。 2019年1月23日放送のweekly ochiaiはリビングでiPhone片手に視聴した。パワフルな母親たちに圧倒される。あの時間、あそこに集う方の熱量はすごい。 今回のカウントダウンカレンダー企画のまこちとほぼ同じ流れでHUCに入会。 ただ私の場合、母親と言っても子育ては概ね終了していたし、情報が多すぎて最初から、ほぼ追え

        『りにゅうこく物語』〜食べるを支える

          2023 旅のはじまり〜セルフコンパッション

          7月 8月 9月 10月 11月 12月  心や身体をあちこちピックアップしてみたり、トータルで考えてみたり…。いろんなアプローチをしてみました。これはと思うプロの意見を伺うための労力は惜しまずに… まだまだ改良中ですが、若い時いや子ども時代にこの感覚があったら、物事上達したんじゃないかと思うこと多数… 【ダンスって収縮と弛緩の連続動作なので、動きながらそれを感じてくださいと畳の上をゴロゴロする。】 というたがやすダンスの体験は特に響きました。弛緩できない子ど

          2023 旅のはじまり〜セルフコンパッション

          2023はカラダアップデート、AI。旅のはじまり…

           昨年のnoteにもっと旅をしたいと記している。コロナが5類になったこともあるし、旅をしたいという欲求は否が応でも高まっていた。 1月 2月 3月 4月 この頃の記事 デッサンの感想も書きたいと思いつつ、まだだ。ごめんなさいね。 5月 6月  あまりにボリュームがあったので、2回に分けることにする。 2月に新型コロナウィルスに罹り、それは大したダメージではなかったけれども夫に移してしまい休診という事態を招き、たくさんの方に迷惑をかけた。 コロナが5類になり、

          2023はカラダアップデート、AI。旅のはじまり…

          計算機自然〜オススメ映画

           算学神社にお参りする程度に、算数に興味がある時期があった。夏の甲子園観戦のついでに立ち寄ったのだ。お参りしたぐらいで、数学に強くなるということはないのだけど。その頃は、数学関係の本を読み漁ったり、解いてみたい問題を時間制限なく考えるということなどをしていた。意味があるかないかは二の次。    その頃、観た映画で痺れたのは、   ゲーム理論のジョン・ナッシュを描いたもの。囚人のジレンマに関する探究発表を聞いた後ということもあって、数学と心理とか一心不乱に研究する数学者の偉

          計算機自然〜オススメ映画

          歯にいいものレシピ〜AI

           歯科衛生士くじらんです。 絶賛、WBCロス中です。日本中が野球に熱狂と思いきや、TV世代とネット世代間の差か、あるいは娯楽の多様性か…。野球と全く関係ないところに熱狂する方たちも多くいらっしゃいました。私は、そこを行ったり来たりして過ごしています。 今回は、とりあえずWBCは置いておきますね。 友人に私からすると魔法使いのような人がいます。 IT関係の仕事をする彼には、ピンチの時に何度も助けられてきました。コミュニティで、AIがテーマになり始めた頃、4年以上在籍してい

          歯にいいものレシピ〜AI

          2022 旅するように…

          1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月  たくさんの方とたくさんのお話ができて、有意義な年でした。ありがとうございます。 2023、さらに旅をしたいな。

          2022 旅するように…

          鯨歯と塩

           クジラの歯にまつわるエトセトラを記録しておこうと思う。クジラの歯には2種類あって、それゆえ作品も2点存在している。落合さんの作品として展示されたのはこちら。 プラチナプリント このクジラの歯は患者さんにいただいたもの。 骨と共に。他の方にいただいたヒゲと共に我が家のクジラグッズに埋もれていた。診療室に飾った時期は短い。リアル過ぎてスタッフに抵抗感があったようだし私も存在を忘れていた。落合さんはクジラやイルカがお好きなので興味あるかしらと割と唐突に差し上げた。まさか作品と

          鯨歯と塩

          クリスマス・ストーリー〜食べる・飾る・奏でる・集う

           締め切り間近のプレゼン資料を作成していたら玄関が開き大きな声で名前を呼ばれた。インターフォンではなく、いきなり玄関を開ける来客は珍しい。 本日11月28日はまさにアドベント。ドイツのシュトレンは今日からクリスマスまでに少しずついただくお菓子。手作りのそれが届けられた。 シュトレンという名前はドイツ語で「坑道」を意味しトンネル型の形状から名称された。酵母の入った生地にレーズンとレモンピール、オレンジピールやナッツが練りこまれており、焼き上げたケーキの上には真っ白くなるまで粉

          クリスマス・ストーリー〜食べる・飾る・奏でる・集う

          口腔機能の回復を願って

           今日、矯正装置が入った。担当してくださった衛生士さんが矯正中で、矯正あるあるをいろいろと教えてくれた。 「終わって1〜2時間が勝負。その間は痛くないですから急いで食べてください。」 既に食べられる気がしなかったけれど、どうせならなるべくヘルシーに…と思いついたお店があったが、うろ覚えで方向を誤った。やむを得ず、移動しているうちに身体に良さげな売り文句のラーメン屋さんを思い出し、さながら最後の晩餐で塩ラーメンを選んだ。 恐る恐る箸でラーメンを口に運ぶ。 「工業製品の味

          口腔機能の回復を願って

          私が理科を嫌いになった経緯…

           私の原体験の中に好きになる要素は少なかったと思う。父は歴史の本が好きなタイプで、母は3人の子育てと仕事とで、わりと手一杯な感じだったから自然に触れさせるような機会をわざわざ作ったりということは少なかった。養老渓谷など自然豊かな親戚の家で過ごす夏休みのひとときや年に一度ぐらい参加させてもらったサマーキャンプで虫を捕まえたりということはあったけれど、せいぜいそんなものだったと思う。母はよく移動図書館から適当に本を見つくろって借りてきてくれたがサイエンス系には全くヒットしなかった

          私が理科を嫌いになった経緯…

          寄り添う…

          母親アップデートコミュニティの2周年イベントが終わり余韻に浸っている。 実はこのコミュニティのことを人に話すことにやや抵抗があった。Facebookにも他のSNSにも、子どもを持たない(いない)友人が男女問わず多くいて、私は自分を楽しむことを言語化することに抵抗はないけれど母親としての一面はどちらかというと隠したいそんな風に思っていた。年賀状に子どもの写真を使わない程度のことなんだけど。 子どもが高校在学中は実名をネットにあげることも躊躇っていた。目立たない方がいいとすら

          寄り添う…

          長屋子育て

           私は長屋子育てを経験している。今となっては生き字引きのような存在かもしれないので、思い出を振り返り記録しておきたいと思う。 長屋子育てを思い出すきっかけは母親アップデートコミュニティのなつみっくすのnote。  子どもが産まれた頃、私は集合住宅に住んでいた。偶然にもお隣りさんと予定日が近かった。予定日が早かった私より先にお隣りさんに男の子誕生。数日後、私も入院。病室のお隣りさんの部屋を真っ先に訪ねた。 入院したもののなかなか産まれない。すると、気配を察したご近所さんが話し

          長屋子育て

          ふるさと納税

           HUC大学経済学部で、毎月毎月経済のことをありがたいことに学ばせていただいている。 ついつい、後回しにしがちな経済のことをわかりやすく解説してくれる方がいるのはありがたい。毎回、耳だけ参加(下手すると寝落ち)なんだけど今回は馴染みのある話題だったし、しっかり最後まで聞くことができた。 ふるさと納税の歴史を学ぶ。2008年に出来た制度らしい。その数年後に、私はオンラインで仲良くなったママさんにその制度について聞いていた。お米や野菜を賄っていること。そしてドネーションの勧め。

          ふるさと納税