ニューリーダー
母親アップデートコミュニティの発起人で代表を務めるなつみっくすこと鈴木奈津美さんの著者がついに出版された。
なつみっくすとの出会いはこちら。
こちらを自宅でスマホ視聴。観覧のお知らせがあって行きたいと思ったけれど時間的にどうしても難しかった。悔しい思いも抱きながら見る。
圧倒的存在感の母親たちに行かなくてよかったとホッとしたことを覚えている。パワフルな母親の1人がなつみっくす。その場でコミュニティ作りを担う手を挙げていた。newspicks番組内で発言する勇気は持ち合わせていないけれど、すぐさまなつみっくすをSNSで探し当てコミュニティに入りたいと連絡をしてみた。
とりあえずコミュニティに入ったものの情報量の多さに振り落とされる。半年ほど経ってたある日。出版イベントのような講演会を当時私が在籍していた医療系のサロンで開催。主催側として手伝い参加。会場で偶然にも、なつみっくすの存在に気づく。ただ、考えていたようなパワフルさがない静かな印象で、あれ人違いかな?とスマホでなつみっくすの姿を検索したぐらいだった。
日々のお礼がてら、ご挨拶したけれどあまりの腰の低さにびっくりしてしまう。これがコミュニティ立ち上げに手を挙げた方?
その後、zoomを通じて何度となくファシリ、あるいはvoicyの発信を聞いてきた。いつも巧みにまとめていて憧れすら抱く。だからなつみっくすが内向的だなんていうことを考えてみたことがなかった。
けれど、「私は何の取り柄もない」ということを文章にも記している。ただ畑を耕しているだけでなのだと。私のイメージと何かギャップがある。
なつみっくすが言語化したオンラインご近所システムというのはコロナ禍に合っていたと思う。
母親アップデートコミュニティにはアクティブな方が多いと最初は先入観があった。でも、いつしか特に取り柄がないけどちょっと勇気をを出してイベントを立てます!という方が多いことに気づき始める。これはなつみっくすに触発されたこともあるだろうし、100人100通りの個性を認め合う場。とりわけ内向的な方にも居心地がよいという安心感があったからではないかと思う。ほぼ幽霊メンバーだった時代を経てまずはオンラインイベントに参加、そしてvoicyパーソナリティへの挑戦という変化が私にも起きた。
私自身がたくさんの先輩ママから、励まされて子育てをしたという経験をオンラインで実装したいと思うようになっていく。
時は流れ今年の一月。母親アップデートコミュニティ5周年祭が開催された。私は周年祭初参加。新型コロナが落ち着いてようやく社会も今までのように動き出した。会いたい人には会いに行く。リアルイベントは格別ということをみんなも感じていたはず。weekly ochiai、母親をアップデート回の視聴は断念したけれど今回は感情をセーブするという選択肢などない。
たくさんの会いたかった人に会えた。なつみっくすとは2度目のリアル対面。この日、ようやくなつみっくすが内向的…というか表に率先して出るタイプ(パーティーの真ん中にいる)ではないことを知る。懇親会の際、各テーブルを遠慮がちに「写真撮りたいので、一緒に撮っていただけますか?」という感じで回っていたのがその象徴かもしれない。みんな、とにかく盛り上がって話をしていたものだから、「写真?後でいいわよ!」とでも言いかねない雰囲気だったと深読みも出来る。「いえ〜い!写真撮ろっ🩷」
じゃなくて、このやり取りにこれまでのなつみっくすの言葉が裏打ちされたような気がした。
その割にダジャレはオンラインで幾度も聞いている。「おー!寒いっ」というのもあったっけ。
それが場を温めるための内向型さんならではの気遣いだったと気付く。最初は様子を伺い静かに振る舞うけれど慣れたら、笑いセンスたっぷりという内向型さん物語り思い浮かぶ。
この日、2次会3次会と続きようやくなつみっくすとじっくり話す
機会が巡ってきた。あぁ、なつみっくすだから代表が務まり200人以上のメンバーが在籍するコミュニティを継続出来たんだなと納得する人となりだった。ニューリーダーなんだと思う。まさに静かな人の時代の到来かもしれないと偉く感激した。
24日についに発売。ワクワク手に取る。実直な文面に挿絵がほんわか温かさを加えてくれる。まるで、なつみっくすのダジャレ。
さて私は数年前に流行ったMBTIと間違えられやすい診断というのを受けた経験はある(I型ではなかった)がしっかりとした診断は受けたことがない。自分のタイプがよくわからない上で読んでも参考になるスキルだらけ。例えばなつみっくすのプレゼンは準備を重ねた成果だったのだと納得する。準備なら私にもできる。そしてそれはプレゼンに限った話ではない。
考えてみたら自信がないということを口にする友人が非常に多い。
voicyのゲストもたいてい、自分にダメ出しをする。私は毎回、今回は最高だと思って収録を終えるがソロパートは反省の日々。
そんな自信の持てない方に読んでいただきたいと思う。そして外交的な方にも手に取っていただきたい。
なつみっくすやこうした傾向にある方の思慮の深さは、大雑把な私には持ち合わせないものでよく気が回らないなと反省材料になる。
奇跡的にコミュニティメンバーを落合さんよりお招きいただき出演が叶った。weeklyochiai 母親をアップデートせよ2(私はいません)
5周年祭のフィナーレを飾る出来事だった。
その出演にあたりも、なつみっくすの諸所の配慮はリーダーそのものだった。視聴者側や制作側にも思いを巡らせる。結果、炎上を招くこともなく四方よしのコミュニティとしては素晴らしいカタチに収まったと私は思っている。
この番組で手を挙げて、悩むこともあってコツコツと努力を重ね、出版という形に結びついたなつみっくす。おめでとう、そしてありがとう。
何者でもない私に強い勇気を与えて続けてくれています。たくさんの仲間たちがなつみっくすを今回サポート。コミュニティの運営に日々協力していることにも改めて感謝です。オンラインサロンが結束して本のプロモーションとか、今まで抵抗感があるなと感じていた。でも、心から伝えたいと思ってnoteを書くにいたる。
今の私たちのリーダーの姿を知って欲しい。上からじゃない。むしろ、みんなの後ろにそっと隠れるタイプ。でも、それで人は動く。動かされるというより、私もやります!と率先して動くようになる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?