【Jリーグ】交代選手数の増加が、パフォーマンス向上をもたらす
面白いレポートなので、掘り下げたくなるな〜
昨日8/3(火)、日本サッカー協会が、3月のフットボール学会で発表した内容を公開した。
発表内容は、「交代選手数の増加が試合中のパフォーマンスに与える影響について」という内容だ。
新型コロナの流行以降、Jリーグでは、従来の「3人交代制」から新たに「5人交代制」が導入された。
本発表では「5人交代制」が導入されたことに伴う、試合中の走行距離について調べた発表である。
1. 「5人交代制」によって、走行距離は増加の傾向
公開された情報を読むと、「5人交代制」導入の以前と以後で、「走行距離」に顕著な差が生まれていると結論付けている。
J1リーグの全試合を対象として行われたこの結果では、「走行距離」のみならず、その他の測定項目全てでパフォーマンス上昇がみられている。
つまり、「5人交代制」によって「選手がよく走るようになった」ことが分かった。
この結果は、実感としても非常に納得できる結果だ。
交代人数の増加は、疲労や怪我で走れなくなった選手をすぐに入れ替えることを可能にした。
また、最近の試合では、あらかじめ60分など時間制限つきで出場している選手も増えているようにみえる。
なんとなくの感覚だけど、運動量の多さで戦いに挑むチームは、新型コロナ以前より増えた印象だ。
2. 世界でも「5人交代制」がスタンダードに?
この「5人交代制」は世界でもスタンダードになりつつある。
イタリア セリアAやスペイン ラ・リーガなどでは、すでに「5人交代制」が導入されていた。
そして、これまで「5人交代制」に否定的だった、イングランドプレミアリーグでも、今シーズンから「5人交代制」の導入を決定した。
これらの流れから、新型コロナが過ぎた後も、この「5人交代制」は維持されることが確定的だ。
「5人交代制」の維持により、サッカーはよりスピーディーで展開が早くなることが予想される。
各チームは増えた交代枠を使いこなすために、戦力の充実がより求められることになるだろう。
この研究については、もっとしっかり纏まった報告資料をみたいな〜
どこかに公開されてないかな〜?
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