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【検証】今年のJリーグ、退場多すぎじゃね?

サッカーファンの1人として、11対11の試合が見たいんだよね〜〜

2022年シーズンのJリーグ、J1は第9節まで消化した。
毎節、各地で熱戦が繰り広げられているが、1つ気になることがある。

試合中にレッドカードが出されて退場する選手が多いのだ。
ここまでの試合で、退場者が出た試合は例年になく多い印象があり、退場者については記事でも取り上げられている。

印象としては、ものすごくレッドカードが増えている印象があるが、データでみるとどうなのか?

今回は、第9節までのレッドカード枚数を集計し、過去の傾向と比較してみた。

1. レッドカード集計はJリーグ公式で!

さて、どうやってレッドカードの枚数を集計しようか?
たぶん探せばどこかのサイトにも書いてあるかも。

でも、どうせなら公式な記録から確認したいと思うので、レッドカードの集計はJリーグ公式が公開している試合データから集計した。

目視で集計していったから少しミスがあるかもだけど、傾向を知りたいだけなので、まあ気にしない♪

2. 集計結果を見ると、やっぱり今年は異常だね〜

さて、頑張って集計した結果が以下のグラフだ。

シーズン別のJ1全チームのレッドカード累計枚数集計

横軸は第1節から第9節まで、縦軸はレッドカードの累計枚数を示す。今シーズン以外にも、比較として2018年〜2021年シーズンの結果を表示した。

なお、2021年シーズンは20チーム体制でのシーズン(普段は18チーム体制)となったため、第9節の時点で集計対象の試合数は9試合多い。

第9節消化時点で17枚、、、、やっぱり、今シーズンだけ異常なレッドカードの枚数だ笑

試合数の多かった2021年シーズンが第9節の時点で10枚のレッドカードが出ており、2018年〜2020年シーズンはそれ以下。2018年シーズンに至っては、第9節の時点で3枚しかレッドカードが出ていない。

1番少ない2018年シーズンと今シーズンを比較すると、今シーズンのレッドカード枚数は2018年シーズンの5.67倍にも達する。


これだけ、レッドカードが多いと、警告のイエローカードはどうなってるのか気になるね〜〜

っということで、イエローカードも同じように集計してみた。

シーズン別のイエローカード枚数集計

う〜ん、イエローカードの枚数はあんまりシーズンで差がないんだね。

今シーズンはイエローカードが出される頻度はいつもとあんまり変わらないけど、レッドカードだけ異常に出てる状況か〜

3. なんでレッドカードが多いんだろう?

今シーズンに限ってなんでこんなにレッドカードが多いんだろう?

レッドカードの枚数はシーズン序盤から話題になっていて、先日までJリーグ副理事だった、原博実さんもこのカードの傾向について、Jリーグ公式の動画で解説している。

原さんの話によると、今シーズンが始まる前に、肘を使ったラフプレーの厳罰化と決定機械阻止(DOGSO)の徹底が確認されたとは言われてるね。

シーズンが進んでいけば判定に慣れて、落ち着いてくるとも話してるけど、集計結果をみるとまだまだ退場者は多い状況なんだよな〜〜

正直、サッカーファンとしては11対11の試合が見たい。
退場者の出る試合なんて見たくないしね。

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