【J1 第3節】川崎フロンターレ×京都サンガFC
Jリーグ Division1 第3節 川崎フロンターレvs京都サンガFCの試合を視聴した。
前節、川崎は磐田に敗戦し、京都は湘南に敗戦した。お互いに巻き返しを目指す試合となった。
試合前のプレビュー。でも、両チーム大きくスタメンを入れ替えてきたので、事前に予想のつかない状況となっている。
1. 川崎フロンターレ スタメン
川崎フロンターレは前節から4人の選手を入れ替えてきた。
4試合中5得点を記録している、9番のエリソン選手がベンチからも外れ、前節にPKで1ゴールを記録した山田新選手がスタメンとなっている。
(エリソン選手は怪我か体調不良かな?)
また、前節良いプレーをした瀬古選手がスタメンとなった。
2. 京都サンガFC スタメン
一方で、京都は前節から3人の選手が入れ替わっている。
三竿雄斗選手と松田天馬選手が今季初出場でスタメンとなり、これまで前線にいたトゥーリオ選手に代わって、平賀選手がスタメンとなった。
第1節、第2節とスタメンで出ていた。武田選手と鈴木冬一選手はメンバーから外れている。
3. 試合経過
試合はお互いに強度の高い試合となった。
前半6分、京都のCKの流れから京都の川崎選手がネットを揺らすが、直前に原選手がハンドをしていたとしてノーゴール判定となる。
その後は、川崎Fがボールを握り、京都が守備を固めながらカウンターを狙う展開となる。
川崎Fはアンカーの山本選手と右SBで出場した橘田選手(ほぼボランチの位置にいて山本選手をサポートしてたけど)がボールを散らし、右サイドの家長選手が前線でタメを作りながら、京都を押し込んでいった。
一方で、京都は前線の原選手のポストプレーと豊川選手のスピードを武器にカウンターを仕掛けていく。
前半の序盤こそ、京都が数回鋭いカウンターを魅せたものの、前半25分あたりになると、川崎Fの素早いパス回しに翻弄される時間が増えてきた。
そして、前半43分には川崎Fのエウシーニョ選手が決定機を迎えるが、このチャンスは京都の金子選手によって防がれる。
前半は川崎Fが優位の状態で進行するものの、0-0のまま折り返した。
後半は試合の様相がまたガラリと変わった。
ハーフタイムの交代として京都は平賀選手に代えてトゥーリオ選手を投入する。前半自由に動いていた橘田選手への対策に見えた。
この交代が功を奏し、後半冒頭は京都が優勢で試合が進行する。
そして、後半13分、CKの二次攻撃から京都の川崎選手がゴールを挙げ、京都が先制に成功する。
川崎Fは遠野選手や小林悠選手、ゴミス選手など前線の選手を投入するが、先制したことで勢いのついた京都のプレッシャーをなかなか剥がす事ができない時間が続く。
後半42分にゴミス選手がネットを揺らすものの、VARの結果、遠野選手のオフサイドでゴール取り消しとなり、試合終了。
京都が今シーズン初ゴールを勝ち取った。
4. 気になった選手
DF 三浦颯太選手(川崎フロンターレ 13番)
今シーズン、ヴァンフォーレ甲府から移籍してきた左利きの左サイドバック。クロスの質、運動量ともにレベルが高く、前にいるマルシーニョ選手とも質の高い連携が何度か観られた。
まだ数試合だが、あれだけ質の高いプレーがみられるので、今後の進化が楽しみな選手と感じた。
MF 金子大毅選手(京都サンガFC 19番)
完全な個人的な趣味です。市立船橋高校の時代から気になっている選手で、1年ぶりにプレーを観た。アンカーとして立派にこなしていたし、後半は何度か鋭い縦パスも入れられていたかな。
曹貴裁監督のサッカーらしく、運動量持った駆け上がりも観られて、非常に良いプレーをしていたと思った。
5. 試合総括
この試合は、京都が走り勝ったなという印象が強かったね。
90分間、京都の選手が川崎Fにプレッシャーをかけ続け、川崎Fからすると主導権を握る時間が普段よりも少なかったようにみえた。
川崎Fにとっては、前半の良い時間帯でゴールが奪えず、後半冒頭の悪い時間帯で失点してしまったのが悔やまれるかな〜
逆に言えば、京都は耐えるべき場面でしっかり耐えて、決めるべき場面でしっかり決めた試合になったね。ハーフタイムの曹貴裁監督の采配も見事だった。
やはり、サッカーは難しいし、面白いと感じた試合でした!
最後に、この試合の主審だったスミス・ルイスさん。
見事なレフェリングでしたね。
今後、プレミアリーグで見かけることになるのかな?
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