世界のデジタル投資note

これから2025年2030年に向けて進む「デジタルなお金・社会」を支えるインフラとなる…

世界のデジタル投資note

これから2025年2030年に向けて進む「デジタルなお金・社会」を支えるインフラとなるBlockchainネットワークやトークン、デジタル証券への先行長期投資に役立つ情報を共有します!

マガジン

  • 投資スタンス

    投資の考え方、著名投資家の名言、スタンスなどの記事を集約

  • [導入編マガジン全8章]トークン化経済15のポイント

    デジタル証券(セキュリティトークン)、ネイティブトークンなどがどのようなものなのか、お金の歴史、価値交換とは何か、デジタル化していく社会について、一連の流れを整理し、わかりやすくお伝えしたいと思います。

最近の記事

実例14個、注目銘柄はまだ時価総額ランキング下位

時価総額(Market cap)とは よく株式市場のニュースでも「時価総額」(Market cap)というワードを見聞きすると思います。 時価総額は以下の計算であらわされます。 暗号資産の時価総額 暗号資産にも時価総額という示し方があります。 上掲の株式時価総額と同じ考え方です。 暗号資産時価総額ランキング 暗号資産の時価総額ランキングを閲覧できるサイトは複数ありますが、以下に coinmarket capを引用します。 Coinmarket cap  上図のよう

    • 周りが気づいていない時に始めること

      この記事は2022.11.08にニュースレター(Link)で配信した内容です。 まさに世界的な移行期間と思う これまでの記事やニュースレターの通り、国際決済銀行BIS、各国中央銀行、金融機関、政府などはデジタルなお金、デジタルな社会に向けて社会実装を進めている段階です。  既に各国のCBDCの実証試験や、複数の国で連携したCBDC実証試験、中・小国でのCBDC制定など進捗は明らかです。  Security Tokenの発行および取引所についてもINXやtZERO, ME

      • 先行投資のポートフォリオ

        【引用】 資産運用会社が提示するポートフォリオの一例 上図は 三井住友DSアセットマネジメントのサイトからの引用ですが、「FIREに向けて着実に資産を積み上げるためのポートフォリオ」の一例です。 ・米ハイテク株 ・新興国株 ・米投資適格債 ・グローバルREIT などのような投資対象があげられています。 投資している人の数だけポートフォリオも多様にあると思います。 米国株や日本株の投資比率もさまざまで、株式だけでなく、金や銀、不動産投資など、投資手段・ポートフォリオはざ

        • キャズム(深い谷)を超える時間

           前回の記事で、トークン投資におけるイノベーター層・アーリーアダプター層の話をしました。今回はその続きです。 キャズム理論とは マーケティングコンサルタントのジェフリー・ムーア氏は「イノベーター理論」を以下のように区分けしました; 「初期市場」; イノベーターとアーリーアダプターをまとめた層 「メインストリーム市場」; アーリーマジョリティーからラガードをまとめた層  この初期市場とメインストリーム市場の間には「キャズム」と呼ばれる深い溝があり、この溝を超えることが市

        実例14個、注目銘柄はまだ時価総額ランキング下位

        マガジン

        • 投資スタンス
          7本
        • [導入編マガジン全8章]トークン化経済15のポイント
          10本

        記事

          トークン投資家はイノベーター層かアーリーアダプター層

          ※この記事は、2023.08.16にニュースレター(Link)で配信した内容となります。 なぜ周囲の人々は、セキュリティトークンやネイティブトークンに興味を持たないのか、投資しようとしないのか この記事を見てくださっている方は、デジタル化社会やトークン化社会、CBDCや暗号資産など、これからどのような分野が進展するか興味をもっている方がほとんどだと思います。  そして調べれば調べるほど、グローバルリーダーや金融界、大企業などの動向が見えてきます。  それなのに、皆さんの

          トークン投資家はイノベーター層かアーリーアダプター層

          金融機関も2025年11月までに、ISO20022移行を

          ※こちらの内容は2022.10.17にニュースレター(Link)で配信した内容をnoteに転記するものです。 ISOとは国際標準化機構 まず「ISO」とは国際標準化機構(International Organization for Standardization)の略語で1947年に設立されました。 このISOが定める規格のことを「ISO規格」とよびます。 ISO/TC68 ISO規格の中で「銀行、証券、その他の金融サービス分野における標準化」の分野は「ISO/TC68

          金融機関も2025年11月までに、ISO20022移行を

          金融も大企業も無視できない、グローバル規格ISO/TC307

          国際標準「ISO規格」  「ISO規格」という国際的な標準があります。 国際標準化機構(International Organization for Standardization)の略称で、1947年設立、スイスのジュネーブに本部を置く非政府機関・非営利組織。  ISO規格に準拠しているということは、その組織・サービスに高い品質があることを証明し、 顧客の信頼を高める上で重要な手段となっています。  たとえば、世界中の多くの工場でISO規格に従って製造されるネジは、

          金融も大企業も無視できない、グローバル規格ISO/TC307

          この図が何を意味するのか、日本語で説明しています

           トークン化経済やこれからのネットワークインフラにおいて、いま何が進められているのか、関心・興味をもっている方であれば、「Tokenicer」という方を見聞きしたことがあるかと思います。  わたしもTwitter・Xでさまざまなトークンを調べている中で、Tokenicerさんを知りました。もちろんTokenicerさん以外の方の情報もウォッチしています。  これらの情報を100%信用しているというわけではなく、自分なりに調べていけば、この図が示す企業間のつながりや、グロー

          この図が何を意味するのか、日本語で説明しています

          すでに稼働している、次なる証券市場

          証券市場というプラットフォーム これから分散型台帳技術(DLT)やブロックチェーンが各種業界に波及していき、プラットフォームビジネスのしくみやサービスも変化していきます。 「次なる新たなプラットフォーム」といえど、既存のプラットフォーマーたちがやっていることや、恩恵を受けていることと同様の作用が働く面もあり、そのようなプラットフォーマーに先行投資したいところです。 今回は、「証券市場」というプラットフォームについて紹介します。 ・既存の証券市場と、 ・これから普及してい

          すでに稼働している、次なる証券市場

          投資をするならプラットフォームビジネスに

          ネット社会以前のプラットフォームビジネス インターネット、パソコン・スマホが普及しました。(とはいえまだ世界中にはネットにアクセスできない人々も多くいます)  気がつけば、身の回りのサービスは、それらインターネットとデバイスを活用した「プラットフォームビジネス」だらけとなっています。 "インターネット" を使っていなくても、「プラットフォーム」としてビジネスをしているものも多くあります。 例えば以下のようなものです; 昔ながらの業界でいえば、「魚介やくだものをやりと

          投資をするならプラットフォームビジネスに

          投資とは、「持つか」「持たざるか」

          ネット社会、投資機会の恩恵 現代はインターネットもあれば、さまざまな投資手段もあり、いくらかの投資元本があり、口座開設・アカウントさえあれば、資産を増やす機会がたくさんあります。(その逆に資産を減らす機会もある)  インターネットや知人から、有益・不利益な情報を見聞きした際に、その機会を活かすか・活かさないかによって、資産が変動します。  昔の人々は、 ・富みある家に生まれれば富み、 ・貧しい家に生まれれば貧しく、 という環境が連鎖することがほとんどだったのではないでし

          投資とは、「持つか」「持たざるか」

          Chapter 8 -投資ポートフォリオの再構築- (全8章)

          1つ前の章はこちらからどうぞ それでは以下に8章を記します。 8-1 お金からは完全に離れられない 現代社会は「お金」を使った価値交換による生活が普及し、もはや昔の物々交換のような暮らしをすることは ほぼ不可能となりました。  わたしたちは「お金」から完全に離れて暮らすことはできないといえるでしょう。  そしてその「お金」はこれから、分散型台帳技術を 使った「デジタルなお金」になっていき、同時にさまざまな資産や権利がトークン化されその価値を取引するトー

          Chapter 8 -投資ポートフォリオの再構築- (全8章)

          Chapter 7 -ネイティブトークンとは- (全8章)

          1つ前の章はこちらからどうぞ それでは以下に7章を記します。 7-1 サービスを利用するためのトークン 4章(Link)で紹介したように、業種や産業ごとに、より便利に・安全に・効率的にサービスを展開できる「新たなネットワーク」がインターネット上に複数登場しています。  それらネットワークは分散型台帳技術(ブロックチェーン等)を活用した、Web3に該当するネットワークです。 ・「物流業界で役立つ、Aというネットワーク」 ・「Web広告業界で役立つ、Bというネットワーク」

          Chapter 7 -ネイティブトークンとは- (全8章)

          Chapter 6 -セキュリティトークンとは- (全8章)

          1つ前の章はこちらからどうぞ それでは以下に6章を記します。 6-1 証券化トークン セキュリティトークンとは、ブロックチェーンなどの分散型台帳技術を活用した、有価証券のことです。”セキュリティ(Security)”とは「証券」のことで、「証券化トークン=セキュリティトークン」という意味合いです。  セキュリティトークンの発行には、各国の証券取引委員会の厳正な認可を得る必要があります。セキュリティトークン発行体は、現在の株式上場手続きと同様に有価証券届書を証券取引委員会

          Chapter 6 -セキュリティトークンとは- (全8章)

          Chapter 5 -リスク分散かつチャンスに注目-(全8章)

          1つ前の章はこちらからどうぞ それでは以下に5章を記します。 5-1 収入ルートを増やすには 日本では、同じ企業で正社員をつづけ、定年まで働き続ける終身雇用が一般的です。しかし近年は成果主義を導入する企業の増加や、働き方および考え方の多様化により、転職市場も活性化しています。  2019年には、日本の大手企業を中心に構成された経済団体である経団連からも「企業が終身雇用を続けていくのは難しい」と言及されています。また同じ頃に、日本最大手の自動車メーカーであるトヨタ自動車も

          Chapter 5 -リスク分散かつチャンスに注目-(全8章)

          Chapter 4 -新たな投資手段「トークン投資」- (全8章)

          1つ前の章はこちらからどうぞ それでは以下に4章を記します。 4-1 お金の流れに変化が生じている 3章で取り上げた、大手コンサル会社のトークン化経済の成長予測、さらには資産運用大手ブラックロックおよびクレジット決済大手のマスターカードがトークン化経済に熱視線を向けています。  ビットコインをはじめとした暗号資産の登場により、社会のお金の動き・投資の動きに変化が生じています。ビットコイン登場以前の2008年頃までは、各国の法定通貨(米ドルやユーロ、日本円など)をもとに、

          Chapter 4 -新たな投資手段「トークン投資」- (全8章)