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創造的活動のための読書法

読むことや学ぶことを目的とするのではなく、「創造的活動のための読書法」について紹介しようと思います。

1.本の選び方

 まず、本の選び方に関してです。本屋に行って自分の知的好奇心をもとに選びます。アウトプット志向を普段から実践している人であれば、アウトプットした方向性にある知的好奇心を持ったまま、積まれている本を手元に重ねていく。街の本屋さんでOKです。本屋の規模は関係ありません。その代わり、自分のセンスの合わない本屋にはいかないようにします。「アウトプット志向とはなんぞや?」という人は以下の記事を参考にしてみてください。

 何かを調べるために買うのではなく、漠然とした知的好奇心を抱いたまま本屋の中をふらつきます。「何故、必要なのか?」という問いかけは一切しないことが肝心です。手に取った本を面白そうと感じるかどうかが肝心です。面白いと思った本を全て買います。私は一度本屋に行くと数万円買います。しかし、これが事業アイディアの元になり、ビジネスが創られることを考えると決して高くはありません。

2.ビジネス本の読み方

 特にビジネス系の書籍を読む場合は基本的に全ページ読むことは稀です。作り手側の意図をみてしまうためです。本を出版するために膨らませた箇所に付き合うのは時間の無駄です。前書き〜目次までを読んで、本質的な回答が買いてあるページを探し、結論とあとがきを読んでから、それでも各論を見たいと思ったら戻って読みます。もちろん、最初から読んだ方がいい本はじっくり最初から読むこともありますが。面白くないと感じた場合は、閉じてしまいます。

3.創造的活動のための読書法

 買ってきた本をテーブルの上に並べます。また、自宅にある本棚の前に立ち、関連しそうな本を選びます。直感的に「これもだな」と思う本をピックアップすることが大事です。買ってきた本と併せて10~15冊の本をテーブルに並べます。

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 知的好奇心に基づいて、読みたいと思った本を手に取り、読みたい箇所だけ読んでいきます。バランスは気にしません。大事なのはアウトプットしながら読み続けることです。本はアウトプットを変えてくれます。本に書いてあることをメモするのではなく、自分の脳を通じてアウトプットしていくことがコツです。場合によっては並んでいるだけで、開かない本もあります。

 知的好奇心を何かの形(アウトプット)に変える方法としては有効です。アウトプットしたことを事業や活動に変えると人生が変わります。本の読み方一つで人生が変わります。

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