勝山浩二 Coji Katsuyama | デザイナー

デザイナー/アートディレクター。合同会社オフィスキャンプ。1986年生まれ、大阪市出身、奈良県在住。グラフィックを軸にした広告デザインやWEB、プロダクト、ブランディングなどを手がける。現在は奈良県にてローカルデザイナーとして活動。https://monodachi.com

勝山浩二 Coji Katsuyama | デザイナー

デザイナー/アートディレクター。合同会社オフィスキャンプ。1986年生まれ、大阪市出身、奈良県在住。グラフィックを軸にした広告デザインやWEB、プロダクト、ブランディングなどを手がける。現在は奈良県にてローカルデザイナーとして活動。https://monodachi.com

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    お金の価値を変える魔法を込めた、まほうのだがしや「チロル堂」のロゴデザイン。

    奈良県「生駒(いこま)」という大阪と奈良のあいだ、生駒山の麓にある小さな街の、まほうの駄菓子屋「チロル堂」。ここは、その名の通り魔法が使える駄菓子屋です。入口をくぐると、目の前にはこの店で使える通貨「チロル」が出てくるガチャがあります。このチロルという通貨が「魔法」なのです。 なぜ、この時代に駄菓子屋ができたのか。なぜ、このような場所が必要だったのか。なぜ、このロゴタイプなのか。今回はそのお話を少しさせてください。 「チロル」という魔法 「まほうのだがしや チロル堂」は

      • 人の意識と自然の間に位置する行為をデザインにしたアートイベント「MIND TRAIL」。

        2022年9月17日(土)~11月13日(日)の期間中に開催される、奈良県 吉野町・天川村・曽爾村の3つの自然の中を会場とした芸術祭「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」。美術館と言いつつも館はなく、場所は雄大な山の中。 なぜ、このアートイベントが突如はじまったのか?「心のなか」とはどういうことなのか?なぜ、このビジュアルは丸三角四角がついているのか。今回はそのお話を少しさせてください。 コロナ禍でおきたこと この時代における芸術祭のかたちとは?コロナ渦の中

        • 自然と人との調和という使命をもつ、種の菓子ブランド「SHUKA」のデザイン。

          種と糖だけでつくられたお菓子「SHUKA」。「自然の恵みに手を添える」をコンセプトにした、”砂糖漬け”と呼ばれる古来の食品保存技術を活かしつつ、甘納豆において一般的である"豆"に加え、カカオやピスタチオなどの素材も取り入れた、新しいジャンルのお菓子ブランドです。 なぜ、SHUKA(シュカ)という名前になったのか。なぜ、カラフルなパッケージか。なぜ、このロゴタイプなのか。今回はそのお話を少しさせてください。 「甘納豆」という言葉がもつネガティブイメージ はじめにお話を伺っ

          • 自分の手で時間をかけてつくる家具は、どんな名作家具を買うよりも愛着がわく「Do kit yourself」。

            同世代だし、よく一緒に遊んでいる、奈良県東吉野村の木工ファーム「維鶴木工」。彼らの新たな試みである、吉野桧の家具キットの新ブランド「Do kit yourself」(DIYの原文に1文字を足した造語)。 なぜ、10時間かけてDIYする家具キットをつくることとなったのか。なぜ、こんな名前になったのか。今回はそのお話を少しさせてください。 良質な木材、吉野ヒノキ 木肌が美しく、香りが良く、柔らかく肌あたりもよく…、なによりも日本の暮らしに馴染む良質な木材、吉野桧(ヒノキ)。

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            街の人と農家をつなぐ架け橋となるため。街の人たちと一緒につくったドレッシングブランド「gocci」。

            まるくぷりっとした瓶に、採れたての季節野菜がごろごろと入ったドレッシング。ドレッシングとは言ってはいるけど、ほぼ固形なので、スプーンですくってかけるしかない。パッケージはなく蓋を包むラベル紙のみ。しかも子供の落書きのような。 なぜ、このドレッシングはこんなにも固形なのか。なぜ、パッケージに落書きされているのか。今回はそのお話を少しさせてください。 ドレッシングは謎の液体ではない 奈良県の北西部、生駒山を挟んで大阪との境目にある、生駒市にあるオーガニックカフェ&エシカルショ

            真っ赤なバーコードをアイデンティティに込めた「アナザー・ジャパン」ロゴデザイン。

            自身の夢のため、生まれ育った地元を離れ上京してきた学生たち。「アナザー・ジャパン」はそんな学生が本気で商売を学び実践する、47都道府県地域産品セレクトショップです。 なぜ、このプロジェクトのロゴは真っ赤なバーコードである必要があったのか。今回はそんな話を少しさせてください。 私たちがつくる、もうひとつの日本 「アナザー・ジャパン」は学生が本気で商売を学び実践する、47都道府県地域産品セレクトショップ。東京のど真ん中、日本橋に2027年に向けて開発される日本一高いビル「TO

            智頭の観光は、場所から暮らしへ。智頭町観光案内所の名前が「暮らし屋」の理由。

            鳥取県智頭(ちづ)町。岡山と兵庫の2県にも面した県境に位置するその町の魅力を発信する、智頭町観光協会。そのリブランディングを行う際に、店舗名称を「暮らし屋(くらしや)」と名付けました。その地の観光案内所の名称なので、通常であれば「智頭〇〇」とか「〇〇CHIZU」などといった名称になりがちだと思いますし、地域の産品を紹介するだけのお店ならば、それが適正解な気もします。 なぜ、観光案内所の名称を「暮らし屋」としなければならなかったのか。今回はそのお話を少しさせてください。 自分

            フォントを木塊に彫った「木版」から、インクを刷り作った、靴ブランド「TOUN」のロゴデザイン。

            このロゴタイプ、拡大してアウトラインをよく見るとガビガビしている。なぜかというと、彫刻刀で木塊を削って作った木版だから。「木版」とは印刷技法の一種で、小学校のころ一度はやったことのあるあの「木版画」と大体同じような技法です。 なぜ、ロゴタイプをつくるのにわざわざ木版をつくらないといけなかったのか。今回はそのお話を少しさせてください。 奈良でつくられているスニーカーブランド TOUN(トウン)は、革靴の製造産地である奈良の中部エリアで、革靴メーカー「オリエンタルシューズ」に

            3年かかって勝手につくった「豊永林業」ロゴマーク。

            山の男たちはかっこいい。それは自分たちの職種から遠すぎるゆえの、はたまた「手に職」という言葉が似合うゆえの、憧れのようなものかもしれない。 知り合って3年たってロゴを勝手につくった。依頼があったわけではないのですが、気がつけば作っていました。打ち合わせはいつも飲みの席か、山の中。なぜ、甚だお節介にも勝手にロゴをつくったのか。今回はそんな話を少しさせてください。 自分の代では完結できない生業、林業家 出逢いは3年前。彼らは日本の林業のはじまりの地である、奈良県吉野地域で林業

            奈良奥大和に根ざすクラフトビール「奥大和ビール」と、併走するローカルデザイナーとしての役割。

            2018年、奈良の南部東部エリア「奥大和」にフィールドを移しました。現在は木材産地で地域に眠る林業や木工産業、農業、地域に関わる起業家たちと共に、さまざまなプロジェクトを進めています。 そんなローカルに密着したデザイナーとしての活動を目指し、奈良に拠点を移した僕がはじめてブランディング・デザインに携わらせてもらったのが、「奥大和ビール」でした。 サムライ(醸造家)との出会い 僕なりに一言で言い表すのであれば、ブリュワー(醸造家)である米田義則さんは「サムライ」。その