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至福の夜おやつ

実家では私が生まれたときから、昼おやつと夜おやつがあった。
夜はのんびり過ごしたいよねという家の方針で、夜ご飯が世間一般より早め(5時半くらい)だったのも関係があると思う。
寝るまでにお腹空いちゃうからね。

さらに、祖父母宅では夜のおやつ第2弾があった。
フレンチのコース料理だと、お店によってデザートの後、コーヒー紅茶とともにプチフールを添えてくれるお店がある。
あれをずっとずっと庶民的にしたイメージ。

少女だったあの頃から、スイーツ界の住人になることは宿命づけられていたのだ…!

✳︎
しかしいくらおやつ好きとはいえ、あまり食べ過ぎるのは体に良くない。
だから夜はボリュームの軽いものを選んでいる。その分、満足感は譲れない。
ほわほわした幸福に浸れて、翌朝の活力に繋がりそうなものが夜おやつにふさわしい。

ここ最近、気持ちが落ち込み気味で、よくないなぁと思っている。
そんなときこそ、日課となっている至福の時間を味わって、負の心をリセットしたい。


《落ち込み期のおやつ 個人的おすすめ》

・高級チョコレート
・ミルク入りドリンク
・ハーゲンダッツ


消化が良くて普段よりワンランク豪華なもの。
チョコレートの華やかな香りや牛乳のまろやかさ、アイスクリームのとろける甘み…この3つは夜の贅沢おやつのマイ代表格だ。

新商品が冷蔵庫にあるときは、つい試したくなるところだが、味の冒険をするのは昼間にしている。
当たりならいいが、外れなら昼間よりも夜の方が胸を抉られる。
損した感でしんみり肩を落とす、そんな1日の終わりは避けたい。

✳︎
北海道に旅行した知人から話を聞いたら、シメパフェのお店がいたるところにあったらしい。
どこかでお酒を飲んで、その帰りにシメでパフェを食べて帰るという文化(?)がこちらよりメジャーなのだとか。

うらやましい!!
私だったら飲み会の後、ラーメン屋コースの人たちにさっさと別れの挨拶をして、パフェを食べにひとり爆走することだろう。
一度試してみたい夜のスイーツだなぁ。


私はあまり量を食べられないので、飲み会後はボリューミーなものはお腹に入らなさそう。
割高でもいいので小さめの器でつくってもらえると、最後までおいしく味わえてありがたい。
パフェはいろんな種類があるけれど、アメリカンチェリーの洋酒漬けやビターなガトーショコラなどが繊細に盛られた、大人ならではのパフェを食べてみたい。

すぐに実現とはいかなさそうだが、それまでは理想のパフェについて妄想したり、ネット画像を食い入るように見てシミュレーションしたりしようと思う。

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